Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

「暗号解読」

2020年09月13日 | 読書
「百年の孤独」は、次ぎの予約本が思った以上に早く手に入り、
二分の一も読まないうちに返却してしまいました。
まだ返却日まで4日もあり、延長も出来たのですが、借りているという事が気になり、
丁寧に読む事が出来ないので一応返却しました。

暗号のような多和田葉子さんの文章を4冊ほど読み終わったところで、
新聞に紹介されたサイモン・シンの「暗号解読」(青木 薫 訳)に目が止りました。
       
古代から量子暗号まで、暗号解読の解説は理科系でもない、いちnonnaにはちんぷんかんぷんでしたが、
暗号開発と暗号解読するまでのエピソードを交えての解説だったので十分楽しめました。
複雑な暗号解説のページは斜め読みしました(^^;)

原題は「THe Code Book」でその下にHow to Make It,  Break It,  Hack It,  Crack It.と。
読む前に想像しただけで、わくわくしました~!

例えばルイ14世の最強の<大暗号>が、やっと200年後に3年の年月を費やして、
「パズリー」さんが解読を達成した事によって、
フランス史上もっとも謎めいた人物「鉄仮面」のことが書かれていたことも分かったようです。
例のレオナルド・ディカプリオ主演映画「仮面の男」です。
この映画ではルイ14世とその双子の弟とのストーリーとして描かれていました。
テレビ放映で3回も鑑賞しました(^_^)v 
「鉄仮面」については、当時色々と憶測されていた事が書かれていて面白かった!

「スコットランド妃メアリー」の暗号のエピソードもありました!
これも大変興味深い話しでした。
ひょっとしたら、あの悲劇的な処刑も暗号がなかったら・・・。
細かいことはきりがないので、blogでは書けない~!

最強の暗号としてアメリカ先住民の難解な言語「ナヴァホ語」が使われ、
例;「中国→三つ編みにした髪」、「スペイン→羊の痛み(シープペイン)」。
もっと複雑なナヴァホ語の暗号もありました。

エジプトの「ヒエログリフ」の解読は、「ロゼッタストーン」発見によって達成でき、
その解説も興味深いものでした。
「ロゼッタストーン」を大英博物館で実際、目にした時は感動でした
また、エジプトで「ヒエログリフ」をいたる所で間近に接することが出来たのは
信じられないほどの幸運な旅だったと思います。


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