オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 食べ物の好みの違い 事情

2017-04-17 16:17:37 | 日記


ミントチョコもこの頃はポピュラーになってきて、


私のように、歯磨きしながらチョコを食べているような気がして、口に入れたチョコを飲み込むことができない、


なんていう方は今では少ないかもしれませんが、今日ここでいう味覚の違いとは、そういう些細な事なのです。



私が、初めてそのことに気づいたのは、結婚して主人の実家に行ったときの話。


クリスマスなので、大きな塊の、クリスマスハムや、七面鳥のローストがあったんだけど、


お姑さんと、前夫が、お料理の評価をしていて、


”このハムも肉も、ちょうどいい具合にドライだわ。安物はべたべたしてるけど、流石ね ”


と言ってどっさり持たせてくださったのですが、日本人的には、ハムはしっとりしている方が美味しいし、


お肉だって、ジューシーなのがいいと思うし、カスカスはどうかと思うのです。



次に、変だと思ったのは、ナポリタンの缶詰。


よくスーパーで売ってるんだけれど、大体、あんなもの買って食べる人がいるのかと思ってたら、


うちの学校の子供が、缶詰のナポリタンをお弁当代わりに食べているのを見たことがあって、


”あんなもの、よくランチにもたせるなぁ。栄養も無いし、大体まずくて食べられないのと違う?”


と、意見を言ったら,うちの子〝あれ、結構美味しいで〝  と。 


こっちの子供たちには、結構人気のおやつらしいのです。


うちの子は、それはそれは、美味しそうに、これを食べます。


自分自身でも、時々お小遣いで買ってくるくらい好き。1缶 69円ー100円くらい。


スパゲティは、アンデンテにゆでるのが好きな私としては、ようあんな、(うちの子はアンデンテも好きですっ!)


トマトケチャップを水で薄めたやつみたいなのに漬け込んだ、コシのない、もにょもにょのパスタ、


食べられるなぁ!と。 


次。


リコリッシュ、ってご存知でしょうか?


大体、真っ黒けが多いのですが、新種として、イチゴリコリッシュと言って赤いのを、この頃は見たりします。


日本流
にいうと、グミの一種?


けれど、グミグミ歯ごたえがあるんじゃなくて、どっちかと言えば、ウイロウが固くなった食感?


味は、、、きっと、ナフタリンを食べたらあんな味がするのでは???


これは、長男が好き。


もちろんこっちでは、結構人気のある、お菓子で、私の友人のパティも、これが大好きで、食べすぎちゃうらしい。


私には、いくら、美味しいんだ、と、自分に言い聞かせて食べても、やっぱりナフタリン。




うちの子なんかは、ゴハン大好きで、おにぎりなんかも好きなんですが、学校に持ってゆくのは嫌がります。


こっちでサンマを焼くと、〝変なにおいがする〝 から、〝臭いが漏れないようにしてね〝と言われた事があります。


そりゃあ、他にもいっぱいあるけれど、


こういう食べ物の好みって、どうしてできるかというと、


気候、とか、


なじんだ味、とか、


後は体質?


個々人で、消耗しやすい栄養やミネラルは違うし、アレルギーだって、顕著じゃなくても、なんとなく嫌い、という形で


現れることがあるので、そういうことは大きく影響するとは思うけれど、


後は融通性?





国際交流
のお仕事で、世界各国からの青年団をお迎えした時、式が終わって、一番に、お世話係の私のところに


走り寄ってきたのは、若い男性たちで、


〝どこに行ったら○○国の、料理が食べられるか?〝 という質問だったのです。


インド人はインド料理の店に、スイス人はスイス料理の店に、スリランカ人は、スリランカ料理の店に、アフリカ人は、、、


夜も遅く、遠いのに、タクシーで飛んでゆきましたから。


男性たちは、自分の食べ慣れたものでないと、命をつなげない?


女性たちは、〝どこに行ったら、おいしい日本料理が食べられるか?〝 と、聞いてましたから。



グローバル化してきている現代。


なんでもおいしく食べられるようになれないと、生き残って行けませんよ!


衛生観念、アレルギーを考えなくてはいけないけれど、その上で、



それを食べて生きている人がいる限り、何食べたって、死にはしません。


お互い、頑張りましょう!



























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