オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア ハーグ条約 事情

2015-07-12 10:24:59 | 日記
オーストラリアのシングルママなら、知っている(...と思う)この条約。


ごく最近、日本も加盟したのですが、


何の条約かと言うと、離婚した相手が、子供を連れ去る事を、防ぐために、

連れ去られた子供を直に自国に返還し、かつ、残った親の、子供に逢う権利を保護する(???)、


ために出来た法律です。


...でも、私が思うに、


子供を連れ去るのは、殆どの場合、夫に虐げられた女性が、


   “頼る人のいない国から、子供を連れて、泣きながら逃亡する” というパターンが多くて、


特に、日本政府は、そういう女性を、保護してきたのです。



私の前夫のように、日本が条約に入っていなかった事を口実に、子供を空港税関の取り締まりリストに載せ、


単に観光旅行や、学校の修学旅行でも、日本の母が危篤で、死に目に逢わせてあげたくても、

いかなる事情であっても、


前夫の許可なしには、出国できないようになっているのです。


母が生死をさまよっているときに、どうしても一目逢わせてあげたくて、


前夫に直接頼みに行ったら、


”自分で手続きするんだったら、許可してあげるよ”

そういう、法律的な書類を英語で作成するのも大変だったけれど、逢わせたい一心で


絶大な努力をして、やっとの事で書類を仕上げて、サインをお願いしに行ったら、


”そんな事言って無い”と、マンションのドアを掛鍵したので、

ベルを何回も鳴らして、インターフォンから食い下がったら、

”僕へのハラスメントだから、警察を呼ぶ”


と言われて、あいつ殺してやる、と、物騒な事、思いたくなっても、許してくれる?



で、後日、裁判所に、”命令を変えてください”という書類を新たに作って、、、色々な書類、有るんですねー。


先日、前夫を裁判所に呼び出してやったのです。


私は一人で来ているのに、慰謝料払わなかったので、お金が余っている前夫は、


2人も弁護士を連れてきていて、ジャッジの部屋に入る前、示談してきたのですが、、、


“今後、日本に子連れで行っても良いから、行く時は1000万円僕に預けて、買ったばかりの、君の家の

  権利書を僕の名前に書き換えて、それで、予定表を出して、

       もし、帰ってこなかったら全部僕にくれると言う条約にしないか?”と。


そんなアホな条件!


その上、


いちいち、前夫の許可を貰うなんて、真っ平ごめん!!


子供と言っても、13歳と15歳。


どうしても帰りたければ、勝手に帰る事だって可能なんですから。


で、ただ今、試験中?


これで、私が、約束を守ってちゃんと帰ってきたら、判決が変わる確率が高いのです。


ただ今、日本帰国準備中!なのです。


久しぶりの日本。


嬉しいけど、9月って、飛行機代、高いなぁー


何でこんな高い時期にいく事になったんだろう???どうにかならない?






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