オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア お伝えしておきたいこと その2

2020-02-02 20:42:06 | 日記

私は、Fitness インストラクターとして、長年奉公しており、自称トップトレーナーですが、

水太り、って言う言葉を使うと、同業の方にまで、白い目で見られ、

その後、たちまち信用を無くし、見降ろされるようなことがあって

大変申し訳ございませんが、腹が立つので、ここで、反論させていただきます‼

 

勿論、そういう脂肪情報はよく知っているし、

私もインストラクターになったころは、

”サウナに入って体重が落ちるのは、水分だけで、脂肪は減りませんよー” 

(動けるうちは、自分で動いて、汗かかんかい!)

と言っていました。

(と思っていました)

 

しかし、長年、この業界で働いていて、気付いたのです。

脂肪で太って見える人もいるけれど、水で太って見える人もいると言う事です。

 

大体、1日や2日で、体重の変動の激しい人と言うのは、大方が水に決まっていて、

だって、脂肪1キロと言うとかなりのカサがあって、(水分は脂肪の3倍くらいの重さがあります)

脂肪が急に1キロも変動したら、

かなり体形が変わりますから…

 

1キロ脂肪燃焼させるなら、約7200Cal、2、3日のうちにフルマラソン2-3本

(できるもんならやってみーヽ(^Д^) できた方はお知らせください。表彰いたします)

また、人間の体には恒常性、という機能があるため、急に落とすと、

カラダが驚いて、元に戻ろうとして、必死で頑張りますから…リバウンド。

そらもう、必死で頑張る体を止めるのは、並の努力では済みません! フフフフ...( ̄ー ̄)

 

貴方が、炭水化物を減らして地味にダイエットして、体重が減ったとします。

貴方は、狂喜していますが、

炭水化物を減らすと、当然、体内のグリコーゲンが減ります。

グリコーゲン1gあたり、3gの水分と結合すると言われているので、減っているのは、

脂肪ではなく、水分であると言う事が、ダイエットし始めのころの事実でもあります。

(ざまあ味噌漬け)

水は0calで糖質も脂肪もゼロであるため、飲んだだけで肥満になることはないのですが、

しかし実際には、たくさん食べているわけでもないのにぽっちゃりして見えるという人もおり、

「水を飲んだだけでも太る」「夕方の脚のむくみがひどい」人は、

「水太り」状態の可能性があります。

身に覚えのある方は、一度考慮なさっては?

 

でも、「水太りするから」と水を控えてはいけません。

十分に水分を摂ることで体内の水分が循環され、問題解消されることがあるので、

常温~温かい物から水分を摂りましょう。

水分を摂ると体内では一時的に水分量が増えるため、それに伴い体重は多少増えますが、

代謝機能が正常であれば飲んだ分は汗や尿として排泄されます。

新陳代謝が悪く、汗や尿として排出されるべき余分な水分が体に滞りやすい人は

水太りと言われる状態になります。

原因は、運動不足であったり、

筋肉量が少ない人であったり、

塩分を取りすぎていたり、

体が冷えていたり、

カリウムが足らなかったり、

女性の場合は、生理など、ホルモンの状況によっても、体に水分を貯めることが必要な時期もあります。

又、コーティゾルと言うホルモン。

このホルモンは、ストレスにさらされたときに出ますが、

このホルモンが朝に出る場合は、脂肪代謝を良くしますが、それ以外は、脂肪代謝を悪くしてしまいます。

生理的に、運動も特に強度が高いと、ストレスになるので、

運動は朝するのには向かないと医学的には言われていますが、

朝運動するとすっきりするのはそのせいかもしれませんね?

しかし、このコーティゾルが慢性的に高くなると、コーティゾルは、体内保水を誘発するので

水が溜まります。

レプチンと言う、食欲を押さえるホルモンの効きも悪くなるので、

今度は、本当に脂肪で太り易くなります。

 

対策として、

「脚の筋肉を活性化させる」「お風呂にゆっくり浸かって体を温める」「カリウムを多く含む食べ物を積極的に食べる」「体を温める食べ物を食べる」などがありますが、

皮膚に圧力のかかる、水の中での、軽い運動は、凄く効果的です。

私などは、漢方がよく効くと思っています。

ヨクイニン、、、です。を煎じて飲むと、水はけがすごく良くなり、ついでにお肌もきれいになります。

麦茶でも結構効きます。

 

気を付けなくてはいけないのは、心臓や腎臓、肝臓、甲状腺ホルモン等に問題がある場合もあるので、

上記の事をしても改善されない場合は、とっとと、お医者さんにいらっしゃることをお勧めいたします。