オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア人の彼氏を持つとき7つの心得

2019-01-14 13:04:54 | 日記
私の勘違いを含めて、


日本人女性というだけでけっこうモテます。


アメリカの有名なジョークにも


この世の天国とは

日本女性を妻に娶り

イギリス風の家に住み

中国料理を食べながら

アメリカ人の給料をもらう


この世の地獄とは


アメリカ女を妻に持ち

日本のウサギ小屋に住み

イギリス料理を食べながら

中国人の給料をもらう


なんていうのがあるくらいです。



なぜ日本人女性がモテるのか?は、多分、日本女性は男性に尽くすから、


という勘違いも入っていると思いますが、


今日は国際カップルからよく聞く問題点を、私の体験と合わせて、お話ししましょう。


1.言葉の違い、は、大抵の場合、最初は、”言葉なんて通じなくても分かり合える” なんて、言っていますが、


恋が覚めてからは、何回も同じことを言わなければ相手に通じなかったり、


ゆっくり、分かりやすい言葉でしか、話せなかったりするので、フラストレーションが溜まるようです。


日本人同士でも勘違いというのはありますが、母国語が違う場合、勘違いが日本人同士より多い気がします。


私は、”言葉が的確に通じ合わなかったから、一緒にいられたのよ” …と思ってるのですが…?


だって、喧嘩してうっかり、致命的なことを言っても、


相手に伝わって無かったりしますから。



しかし、日本の女性は、好きな人には、言わなくても分かってほしい、と言う切ない女心があるので(?)



そういう時には、事態は悪化します。



女性が、好きな人のお世話をしたくなるのは、よくありがちで、


そんな気持ちを、分かってもらえず、虐げられている女性をずいぶん見ました。


これだけ大切にしてあげているのだから、あなたも大切にしてよね、というところなのでしょうが、


心無い、日本人の男性からは、うざったがられれるだけですが、心無い、オーストラリアの男性は、付け上がります。




2.こちらの人は、言わなければ、…自分の都合次第で、分かってないフリしてます…多分。


そういう時は、お世話するのは、とっとと辞めましょう。


大体、大昔から、女が男に尽くしても、殆どの場合はロクなことにはなりません。


殿方は、元々狩りがお好き。追いかけるのがお好きなようですので、あかんと思ったらさっさ次にいきましょう。


いつかわかってくれるわ、等と、思っているうちに、年取ります。


3.ついでに、こちらでは家事は、女のお仕事ではなく、二人でやる雑用、ですから、一人で勝手にやってはいけません。



4.相手の顔を見たくなくなった時、”実家に帰らせていただきます”


と、昼でも夜でもすぐに帰りたい実家は、遠くて、高くつくので、滅多なことで帰れません。


まだ、人脈も築きあげられていない、異国の地で、助けを求められる友もなく、


幼子を連れて、”出て行ったるわ!”と、タンカは、そう易々と切れませんので、大いに弱みとなります。


勿論、産後のお手伝いをしてくれる人もいなくて、産んだ次の日に退院させられる、こちらの病院。


おなかの中のものが全部落ちそうでも、動き回らぬわけには、参りません。


5.食べ物の好みが合わないというのもよく聞く話です。



でも、男性が、今まで自分が育ってきた母の味を好む、というのはオーストラリアに限ってでは無く、世界共通ですので、



殊勝にも、彼の実家のお母さんから、彼の好きなものを習ったりしました。


それでも、私の友人は、お茶漬けを一緒に食べて、”おいしいね” と言えないのは大きいと言っていました。


6.あと、相手の家族とのかかわりあい。



彼に、差別意識はなくても、年取った彼の親御さんに、戦争の時爆弾を落とした日本人をまだ憎んでいたり、



差別したりしている人がいるのも事実です。



そういうことを抜きにして、めでたく家族の集まりに迎えられたとしても、



話す言葉が早すぎてついてゆけず、疎外感を感じると言う事はよくあることで、


何を言っているかわからない人の集まりというのは、それはそれは時間が経つのが遅いものです。



それでも話を振られたときは答えなきゃいけないし、不愛想&無表情でいるわけにもいかず、


結局は笑顔を作っているしかないのですが、これも疲れるものです。



最初は、積極的に参加していた家族の集まりにも、行くのがだんだん億劫になったりしてきます。



でも、夫の家族が一番にチェックしてみていることは、「あなたの人間性」ではなく、


「夫をいかに大切にしてくれているか」だと思います。



ですから、夫家族に気に入られようと努力するのではなく、



普段から夫のことを大切にする努力をすることのほうが重要で、しかも手っ取り早く「あなた」という人間性を伝えられます。


最後。


7.私の離婚の原因は、子供の教育方針。


オーストラリアの学校でさえ、子供をお菓子でコントロールするんだから、


家でも、子供の機嫌を損ねぬよう、物でつって機嫌を取る方針には、断じて反対。


おまけに、自分の子供を、ぶってはいけないんだから、変な話。


公園で、お母さんが言うことを聞かない子供を叱ったところ、子供が大声で”この人、暴力振るいます!”と。


で、近くを通ったおまわりさんに、そのお母さん、尋問されたって、実際の話。


オーストラリアのお父さんって、子供の機嫌、取りすぎじゃない?


甘やかして、子供の事より、子供に嫌われないようにって、自分の事考えてると思います。



一番多くの人が考える、文化の違いというのは、ただ単に、お互いの思いやりや配慮が足らなかったものを


”文化の違い”のせいにしているだけで、国際結婚でなくても、もともと違った環境で育ってきたのだから、


相手のやり方が自分のやり方と違うのは、当たり前ですね?


相手のことを十分理解する


自分の立場を相手に理解してもらう


相性が合う


日本人同士の結婚で経済的格差があっても結婚が可能なように、


また同じ日本人同士であっても離婚もありえるように、


結局のところは本人たち同士の問題だと個人的には思います。



照れもせずに、アイラブユーをいっぱい言ってくれるオーストラリアの男性、


慣れてない日本人女性は、簡単に落ちちゃいます。



それでも、海外暮らしに興味のあるあなた、



是非一度、お越しください。



来ないことには、物語は始まりません