オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア お料理事情

2016-03-18 13:48:50 | 日記
結婚したての頃、



当たり前のように、一汁三菜、毎日メニューを変え変え、せっせと作っていたのですが、


ある日夫が、うんざりしたように、 ”そんなことしなくていいんだよ”



お皿一つに、肉かなにかと、野菜があれば十分! と。



そう、こっちの人の普段の食事って、大抵はお皿一つで済んでしまうのです。


それも、肉を焼く(もう、そのままじゃん!)か、


魚を焼くか(日本の様に炭火焼じゃなくてバターソテーとかムニエル)かで、


サラダも、日本の様に何かで和えるとか殆どしないし、


あえてなじませると、フレッシュじゃないと思われちゃう。


大体包丁使わないし、レタスとかちぎったのをそのままお皿の横に添えてあるだけみたいな。


お皿に添えたポテトも、ベークドポテト、、、ってポテトの丸焼き?みたいな感じで、



良く言えば、素材そのものを愉しむ?お料理方法?


ママ友達も言ってたけど、
細かい技術
は何もいらなくて、従って、調味料も、塩コショウ、せいぜい、何種類かのハーブがある位で、


台所の流しだって、あんなに広いお家なのに、とっても狭くて、



まな板、どうやって洗うんだろうって、いつも悩むのです。



調理方法だって、あいうえお 順とか、強火で炒めてから、後は弱火で云々とか言う、工夫も要らないし、



こっちの女性に言わせると、


”もう、飽き飽き、うんざり”


なんだそうで、そりゃあ、毎日の変化が、魚にするか肉にするか、何の技術も要らないようなお料理じゃ、



作るのも飽きちゃうだろうな...と。


で、お料理にかけるのは何かと言うと、圧倒的に多いのが、ケチャップ。


目玉焼きにも、ポテトチップにも、お肉にも、フライにも、



ケチャップ



日本のようなウスターソースを何かにかける習慣はあまりなくて、ソースはシチューとかのお料理に使う?


お醤油とかは、ひたすら、日本のお寿司や、お刺身にかけるものだと思っています。



それでも、美味しいんだけど、、、



お皿にドーンと、”食べろー!!” 



みたいな感じより、



やっぱり、日本の見た目もきれいで、凝った味付けのお料理を、お箸使って、



ちまちまと食べるのが、どうしても懐かしいのです。



因みに、日本食材店で買った、サンマを焼いていたら、



アパートのマネージャーさんが来て、



”晶子、悪いんだけど、変なにおいがするって苦情が来てるから、

     ドアの下にタオルか何かひいて、匂いが漏れないようにしてね”


と。



うぅぅぅぅぅ…カオスだなぁ