オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 病院事情

2015-11-13 19:22:40 | 日記
オーストラリアの病院はきれいでモダン。まるでホテル並なんです。


古いところはどんどん建て替えちゃってるんでしょうか? 古い所は、いま、工事中だし、


他の公立病院も、2年前にできた所なのです。


新しくてきれいに越したことはないんだけれどここまできれいにする必要があるのかなとは思うけれど、


とてもうまく経営しているなと思うのです。



入り口近くには、ボランティアの人が何人も立っていて、何処に行きたいのか聞いてくれ、


それはそれはとても愛そう良く教えてくれたり、連れて行ってくれたりもするのです。


仕事じゃないから、ここまで愛そう良くしてくれるんだろうなぁー。




入り口には、おしゃれなカフェが何件かあって、患者さんや、家族、お医者さんや看護婦さんもここで


一休みしている様子。お値段もメニューも、普通のカフェと同じ。




みてくれるお医者様も愛そう良くて、初めての時は、”僕が外科医のジョンです” などと自己紹介して握手をしてくれます。


若いインターンが殆どで、(何故か男前が多い)


4,5人のインターンを一人のベテランのお医者様が管理、援助をしている様子で、


若いお医者様は、まだ若いから、情熱もやる気もあるし、(成績の一部でもあるんだろうけど)


ベテランのお医者様も、若いお医者さまに対して、指導者の立場として、自信もありげで、やる気も満々に見えるのです。


何かあるごとに確認に行っていれるし、何もなくても


最後には必ず、ベテランのお医者様が確認に来てくれます。


〝僕が手術をする アンドリューだよ。よろしくね!” なんて、もうドキドキしちゃうのです。


病院食もホテル並。


入院時のお食事も、制限が無い限り、レストラン並みで、前日に、何を食べたいか選べるメニュー表が来て、


朝、昼、晩、+2回のティータイムがあって、それぞれ好きなものを選ぶことができます。


例えば昼ごはんなら、前菜、スープ、メインミール、デザート、果物、サラダなど、2,3種類ずつある中から、


好きなものに○を付けておくと、たくさん選んでおいても、全部つけてくれるのです。それも美味しい!


例えば、チキンのチーズ焼き、と、白身魚のカレームニエル、パンにご飯に、サラダと果物。


デザートにケーキとアイスクリーム、コーヒー紅茶、、、なんてふうに、妊娠入院の時は、思い切り食べました。


待合室もあって、そこでは好きな時に自分でコーヒー紅茶、ビスケットなどが用意してあるので、


食べ放題なのです。



ただ、長いことは入院させてくれなくて、

妊娠入院だって、産んだら次の日には、もう、”帰って良いよ” と言われるし

足の手術のあとだって、なんたって、まだ、麻酔も覚め切らぬ手術の次の日には、リハビリが始まって、

3日後には、帰宅許可が出ます。


診察の待ち時間も長い。膝など、受信者の多い所は、3時間なんて当たり前に覚悟してないといけません。



…でも、消毒のにおいなんかもしなくて、いったい何をしに来ているんだか、忘れそうになる病院通いなのです。