オーストラリアに住んでみれば

南国暮らしに憧れて、住み始めたオーストラリア。
住んで、暮らして、初めて分かる、色々な体験談をお披露目します。

オーストラリア 裁判判決

2015-02-11 14:35:08 | 日記
出来る事なら、一生、裁判沙汰などには、関りたくなかったのですが、

残念な事に、前夫の家が、代々弁護士の家庭だったので、

″弁護士立ててね ″と言われても、何方に頼んでいいやら分からず、知り合いに


教会友達だからと紹介されて今の弁護士に頼んで、


普通の話し合いなら、負けないんだけど、それで済まなかった訳で、


何と足掛け6年も、やっていたのです。



何でこんなに時間がかかるかと言うと、第一に、裁判の進みって遅いのです。

一回済ませたら、次は2-4ヶ月先。


それも、行ってみたら ″今日は裁判長が風ひいてお休みなので、2ヶ月延期ねー″ 

とか、裁判所のOOOさんのお葬式なので、又今度ねー、なんてありなのです。


ただでさえ遅いのに、ウチの前夫は何やらややこしい功作をして、びっくりさせてくれたり、

でも一番の理由は、いくら持ってるか、見せてくれなかった事なのです。

オーストラリアは、別れるときは、財産ぷっつり半分こにする事に決まっています。

それで、裁判長も、公開するように言ったのだけど、


のらりくらり、何だかんだ、裁判のたびに、色々な理由を言って、拒否するので、ずるずると長引いて、

私の弁護士が、色々証拠を挙げるんだけど、なかなか、全部見せる所までに行かないのです。

…何で隠すかと言うと、ウチの弁護士が言うには、どうやら、法律違反なことをしていたらしく、

公開するのと大変な事になるようで、その分野その分野で、強い弁護士をとっかえひっかえ、

多い日には、5人ぐらい弁護士を連れて、必死で抵抗するのです。

終いには、裁判長を、自分の顧問弁護士に買っていたことが分かって、


私の弁護士が、裁判長を変えることを要請したり、


とにかく、もうあとちょっと、だから辛抱してね、と言いわれ続けて、6年たってしまったのです。


先週、示談したのは、もう、私が弁護士に払うお金無くなってしまったし、


タイミングよく、前夫がオファーして来たので、諦めたのです。

多く持っているのは知ってるんだけれど

言ってくれている額は、持っていると見られる額より遥かに少なくて、、、十分の一以下です

で、そこから半分ーーー舐めんなよ。

私も、弱いなぁ!子供2人いるんだし、しっかりせえよ、と言いたいけど、元気でなくて、



お金持っているの、しっていても、書類で挙げられないと駄目。

お母さんや、兄弟からの借金が幾ら沢山ある、と言っても、元々彼のお金なので、返却義務が無いのを、証

明するのも難しく、もう、とことん疲れたのでOkした訳です。

軽く扱われたもんだなぁーーと。


学んだ事

1.弁護士は、その道の専門家に、誰が良いか聞いて、高くても一番強い人を選ぶ

   その方が結局安くつくんです。
   
   何是かと言うと裁判が早く片付く、し、その人一人で戦ってくれる、けど、

   弱いと、その度に応援を頼んだり、調べに行ったりするので、その分こっちに払わされる。

(ウチは時給3万円くらいでした)

   ちなみに、最後に私の弁護士が頼んだ弁護士は、一回附いて来てもらっただけで、200万取られまし   
   た。それだけじゃないんですよ、自分の弁護士の分も払わなくてはいけないのです。 

2.  弁護士にまかせっきりにしない。何が今起こっているのか、よく把握する。
   
   でないと、弁護士、怠けますよ、だって弁護士にとっては、他人事
   
   裁判の前の日は、殆どの弁護士は、書類を揃えるのに、パニック状態だそうです。

   (ウチの弁護士だけじゃなかったのね)

   


でも、これから、一人でどうしよう…


  何とかなるさぁ