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日本会議設立後初の中央大会(97年11月)での決議内容とその思想

2024-07-08 12:16:51 | 日本会議

 戦後の右派組織の双璧であった「日本を守る会」(1974年4月2日)と「日本を守る国民会議」(1981年10月27日)は大同団結して「日本会議」を設立(1997年5月30日)した。そして、その年の11月に設立後初の中央大会を開催したが、決議した内容はいかなるものであったか?以下に紹介しよう。

憲法調査委員会の早期設置と憲法臨調の設置

➁世界各国と同等の「防衛省」の設置

③北朝鮮による日本人拉致疑惑の解明と救済

④反日的・自虐的教科書の是正推進

夫婦別姓制度の導入反対

国籍条項の堅持再確認

であった。

また、各会代表が以下のような「提言」を行った。

➀主権回復の原点は憲法改正……平沼赳夫(日本会議国会議員懇談会幹事長)

夫婦別姓に反対し、家族の絆を守るために……高市早苗(衆院議員)

③近隣諸国条項、河野談話の撤廃を……中川昭一(日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会代表)

憲法は国家哲学の表明……長谷川三千子(埼玉大教授)

⑤中・韓両国の検定下にあるわが国の教科書……藤岡信勝(東大教授)

国防省設置のできない内閣は総辞職せよ……西村真悟(衆院議員)

拉致された国民を救えない国家とは何か……西岡力(『現代コリア』編集長)

(2022年12月3日投稿)

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