ブラームス
交響曲第2番
指揮…シュタイン
演奏…バンベルク交響楽団
好み度…5(5点満点)
「味わい深い」雰囲気がなかなか秀逸。
例えば第1楽章の、弦楽器で、続いて木管を基調に主題が奏される部分なども暗くない哀愁を湛えて味わい深い。
第2楽章も落ち着いた展開の中でなんとも素朴で奥深い響きを湛えた弦が美しく、
終楽章も早くはないテンポだが素朴な明るさは何とも心地よい響き。
全編ゆっくりめの落ち着いたテンポ設定の中で決して派手ではないが深みと渋みの効いた音と雰囲気はこの楽団ならではのものとも思える。
特に弦楽器にこの楽団ならではのものを感じるが、木管もホルンをはじめとする金管も、ときにずしりと重みを効かせて味わい深い響きである。
流麗ではないだろうし上手い演奏でもないかもしれないが上手いばかりが名演ではない。
どこか渋くも優しい情感に満ちたこういう演奏は、昨今では貴重と感じるとともに、名盤と推したい。
交響曲第2番
指揮…シュタイン
演奏…バンベルク交響楽団
好み度…5(5点満点)
「味わい深い」雰囲気がなかなか秀逸。
例えば第1楽章の、弦楽器で、続いて木管を基調に主題が奏される部分なども暗くない哀愁を湛えて味わい深い。
第2楽章も落ち着いた展開の中でなんとも素朴で奥深い響きを湛えた弦が美しく、
終楽章も早くはないテンポだが素朴な明るさは何とも心地よい響き。
全編ゆっくりめの落ち着いたテンポ設定の中で決して派手ではないが深みと渋みの効いた音と雰囲気はこの楽団ならではのものとも思える。
特に弦楽器にこの楽団ならではのものを感じるが、木管もホルンをはじめとする金管も、ときにずしりと重みを効かせて味わい深い響きである。
流麗ではないだろうし上手い演奏でもないかもしれないが上手いばかりが名演ではない。
どこか渋くも優しい情感に満ちたこういう演奏は、昨今では貴重と感じるとともに、名盤と推したい。
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