ベートーヴェン
交響曲第5番「運命」
指揮…デイヴィス
演奏…BBC響
好み度…5(5点満点)
若きデイヴィスの熱さだろうか。少し古風ですらある展開と響きの中に、熱さと覇気と感情の起伏が降り込められた生気に満ちた響きである。
この演奏には丁寧でしっとりした厚みと繊細さのデイヴィスは感じない。弦も金管も内声も力強く一体となって厚く雄弁に鳴ったエネルギー感と開放感に満ちた響きである。
運命の演奏いろいろあれど、やはり運命はこれくらいのエネルギーと感情の起伏がある演奏が好きだ。テンポは基本的にオーソドックスで、珍しく第1楽章の反復がない。
要所では音を切らずにつないで弾く処理も関係してか、おおらかさも併せもって、熱い力に満ちた爽快な運命、名盤でしょう。
交響曲第5番「運命」
指揮…デイヴィス
演奏…BBC響
好み度…5(5点満点)
若きデイヴィスの熱さだろうか。少し古風ですらある展開と響きの中に、熱さと覇気と感情の起伏が降り込められた生気に満ちた響きである。
この演奏には丁寧でしっとりした厚みと繊細さのデイヴィスは感じない。弦も金管も内声も力強く一体となって厚く雄弁に鳴ったエネルギー感と開放感に満ちた響きである。
運命の演奏いろいろあれど、やはり運命はこれくらいのエネルギーと感情の起伏がある演奏が好きだ。テンポは基本的にオーソドックスで、珍しく第1楽章の反復がない。
要所では音を切らずにつないで弾く処理も関係してか、おおらかさも併せもって、熱い力に満ちた爽快な運命、名盤でしょう。