アラ・還世代のつぶやき

還暦後の楽しみ方あれこれ

観音の里 長浜市高月町

2012-05-31 23:22:53 | 旅行
 昔の会社の先輩の古希のお祝いに会社の保養所で1泊し、今日は長浜市高月町を散策してきました。長浜市といっても琵琶湖の北部に位置しのどかな平野部には多くの社寺と観音様と出会えるお薦めスポットです。
木之本インターから東へ車で10分ぐらい走り、今日の最大のお目当ての「国宝十一面観音」に出会うために渡岸寺(向源寺)へ。
国宝の十一面観音は関西地区に7体残っており、奈良に3体、京都に2体、大阪に3体、この滋賀に1体残っています。向源寺の観音様は他の観音様では拝めない後頭部にある暴悪大笑相がを拝観出来るようになっていてぐるりと1周してゆったりとした慈悲深いお姿が見れます
高月駅から7丁=700m強




次は赤後寺へ。ここは3回お参りするとコロリと極楽往生できると言われている。戦乱の際、川に隠してあったため厨子の中の二体の「聖観音」と「千手観音」は腕がとれていて痛ましいお姿でした。83件の村の人が持ち回りで維持管理をされていて秘仏を守られています。






最後は近江の「青の洞門」と呼ばれている西野水道へ。道が分かりにくく迷いながらやっと到着。
入場料は無料で常時見学可能で、見学用の長靴、ヘルメット、懐中電灯が用意されていましたが、暗くて足元も見にくかったので入口と出口の写真をパチリ!
◆入口


◆出口


◆遠くに竹生島が



グルメ情報は木之本駅近くのとってもおしゃれな和菓子屋さんをご紹介
 
 菓匠 緑兵衛 

 名代草餅、豆大福、もっちりういろう、丁稚羊羹、限定「もちパイ」、じゃがバター・・・・と買いすぎてしまいました  
 

またゆっくり訪れてみたい町でした。

栗の渋皮煮のパウンドケーキ

2012-05-29 21:49:51 | 手作りお菓子
 アメリカ在住のいとこのお姉さまが、お墓参りのため京都に来られていて急きょお会いすることになりました。
ご主人は初めてお会いしましたが、ロマンスグレーの素敵なジェントルマンでした。お土産にとっておきの栗の渋皮煮でパウンドケーキを作りました。
この渋皮煮は実家の栗を姉が3日間かけて作った「とっておきの1品」です。そのまま食べても渋皮まで美味しくいただきましたが、今年はたっぷりあったので小分けにして冷凍しておきました。



「栗の渋皮煮のパウンドケーキ」
◆材料   パウンド型  小3本分
 無塩バター       200g
 砂糖           180g
 アーモンドパウダー  100g
 卵             4個
 薄力粉          200g
 BP           小さじ1/2
 栗甘露煮        400g
 チョコチップ       200g
 くるみ          100g 

◆作り方
 1.ボールにバターを入れクリーム状にし砂糖を3回ぐらいに分け泡立てる
 2.アーモンドパウダーを加え、溶き卵を少しずつ加え粉とBPを混ぜふるってから加える
 3.栗・チョコチップ・粗く刻んだくるみを加えゴムべらできれいに混ぜて紙を敷いた型に流し、160~170℃のオーブンで約40分ぐらい焼く


                  ↑
   1本分を10切れにして1切れ210kcal食べた分だけ動きましょう!font>

四国逆うち遍路体験記-5

2012-05-24 20:38:37 | 四国逆うち遍路旅
先週、四国88ヵ所お遍路の旅第5回で65番~57番まで行ってきました。逆打ちは根強い人気で今回も40人弱の参加で顔なじみも増えてきました。

一日目
◆第65番三角寺  バスの駐車場からタクシーに乗り換え新緑の中、73段の階段を登ると本堂と太子堂





◆第64番前神寺  石鎚山修験道の総本山 お滝不動に1円玉を投げひっつくと願い事がかなうといわれている 財布に入れる小さな招き猫のお守りも買って帰りました




◆第63番吉祥寺  境内に大きな成就石 お迎え大師とくぐり吉祥天女




◆第62番宝寿院  十一面観音がご本尊




◆第61番香園寺 近代的なコンクリートの本堂で昭和51年6億円かけて建設  安産、子育て、身代わり、女人成仏を祈る「四誓願」 椅子に座りゆっくり仏前勤行




ハタダのお菓子館を経て奥道後で  ゆっくり宿泊



ハタダでは勿論「御栗タルト(おんくりタルト)」をゲット。 それととても美味しかったもっちりシューが残っていれば是非食べてね。

二日目
◆60番横峰寺 四国88か所の中で3番目に高所にある寺 小さなマイクロバスに乗り換え黒瀬ダムを見ながら細い道を登り駐車場に止め、そこから10分程度歩きます
修行中、石鎚山山頂に蔵王権現が出現したのでその尊像を石楠木に刻んで開創したといわれる  1週間前は石楠花かとてもきれいだったらしい




◆59番国分寺 伊予文化発祥の地 山門はなく境内に握手しながらお願いごとをすると叶う握手大師や自分の治してほしいところを押えながら真言を唱えると治る薬師のつぼがある




◆58番仙遊寺 バスの駐車場よりかなり下に山門がある 阿坊仙人という僧がここで修行中雲と遊ぶかのように、ある日こつ然と姿がかき消えたことから名前がついたらしい 大きな子安観音がある




◆57番栄福寺 バスも通行困難な畑の畔道を歩いてお詣り 本堂回廊には箱車と松葉杖がある 奉納者の少年は巡拝中にこの地で歩けるようになったらしい




2日目は4ヵ寺だったので4時前にしまなみ海道を通過しましたが、西宮から神戸までが事故渋滞で11キロの表示がありいつもならイライラですが、巡礼の効果か
「事故に直面せずありがとうございます」と心豊かに過ごせました・・・5回目にしてスゴイ

真っ赤なサクランボジャム

2012-05-21 23:20:09 | こだわりの1品
 今年は我が家のサクランボに網をかけたおかげで、真っ赤なサクランボがたわわに出来ました。例年は赤く色づいて美味しくなったころに一日で鳥に食べられていました。



完熟のサクランボで贅沢にジャムを作ってみました。採ること1時間洗って軸を取って種を取るのに1.5時間・・・・・手間をかけて作ったジャムは甘酸っぱく他にはない上品な味に仕上がりました

サクランボの1/2~同量まで好みで砂糖の量を決めます。レモン汁1個分(仕上げに絞ります)


◆ジャムは基本強火でアクをとりながら焦げないように混ぜながら糖度をあげていきます。(砂糖は上にのせ3回ぐらいに分けて入れます)




◆最後に好みで蜂蜜を


明日も早起きしてサクランボとりのため今から早寝しま~す

女の一生

2012-05-16 22:54:13 | 日記
 5年前に義母が亡くなってから空き家にしていた実家の片づけをしていたら、色々なものが出てきます。主人も見たことのない人の写真や古い雑誌、何年もきていない服などなど・・・・・そのままは捨てられず、一度は目を通して偲んでしまいます。
戦前に書き写したレシピ本には几帳面な字でイラストまで手書きで納豆やみその製造方法やカステラの作り方が書かれていました。(色は変色しています)



お友達への手紙のメモに「女の一生」というのがありました。
  
  20代「美しく」  
  30代「強く」
  40代「賢く」
  50代「豊かに」
  60代「健康に」
  70代「しなやかに」
  80代「つややかに」
  90代「愛らしく」
 
   
  そしていぶし銀のように美しい100歳へ  
    頑張りましょうね!
  と結んでありました。85歳で逝った義母はどんな気持ちだったのかなとセンチメンタルになりました