アラ・還世代のつぶやき

還暦後の楽しみ方あれこれ

四国逆うち遍路体験記-12(二日目)

2013-01-20 00:06:58 | 四国逆うち遍路旅
いよいよ結願成就に向けて出発です。まずまずのお天気で6番~1番までです。

◆6番 安楽寺
山門・・・白壁の竜宮門形式で上層が鐘楼になっている


温泉山の山号の通り境内に温泉がある


厄除けのさか松
厄年の大師を弓矢から守ったといわれ、大師のお手植えとされている


◆5番 地蔵寺

山門をはいると大銀杏「たらちね銀杏」が目に入ります(葉は全て落ちてました)




奥の院には有名な等身大の五百羅漢があるということですが、時間がなくていけませんでした・・・残念!

◆4番 大日寺
山門は朱塗りで、上部が円柱の鐘楼で、1階は角柱という珍しい作りで釘を使っていないらしいです


両面大師画像(はっきり見えませんでした)


境内ハス鉢にも氷が・・・・


◆3番 金泉寺

水不足を解消するために掘った井戸から霊水が湧き出たため、金泉寺と言われている

仁王門


弁慶石(力試しとして弁慶に持ち上げさせた大石)


黄金の井戸(水面を覗いて自分の顔が映ったら、長生きできるらしい・・・よかった映った!!)


◆2番 極楽寺
安産の寺として昔から親しまれている
43段の階段を上がれば本堂


長命杉 樹齢1100年を経たこの老大樹の生命力の霊気を受けると、長寿・病気平癒・身体健全・諸願成就が叶うと言われている


抱き地蔵 願い事をしてから、このお地蔵さんを抱えます。軽いと感じたら願いが叶うそうです(願い事は一つ)


◆1番 霊山寺
本来ならば順打ちならここがここが「発願の寺」、「同行二人」の長い旅となる。
風格のある仁王門


多宝塔 五智如来(ごちにょらい)を祀っている


さすが1番だけあって人が多いしお接待のみかんをいただきました。有田みかんでしたが甘くて美味しかった。
納経所も人が多く、両手で納経をされる方を初めて見ました(お許しを得て写させていただきました)


本堂で結願のありがたい法話と満願証をいただきました。還暦からの再出発のために始めた四国巡礼は私のこれからの生き方にても参考になりました。
最後のお話に「人は努力しなくてもいいんですよ、もし地獄で針の山に出逢えば体に良い効果の針だと思い、地獄風呂にあえば少し熱めのお風呂と思えばいい・・・・与えられたものを素直に受け止めるだけでいい」との言葉が心に響きました。


四国逆うち遍路体験記-12(一日目)

2013-01-19 19:50:09 | 四国逆うち遍路旅
昨年の1月から始めた四国88箇所めぐりも大詰めです。月1回12ヶ月かけてバスツアーで回りましたが、意外と大変でしたがお参りして帰ってくるとなにか清々しい気分になりました。次は個人でゆっくり回ってみたいと思いました。
88箇所を回ると1400キロの距離で全て回り終えることを結願成就といいます。
今回は11番から1番までです。

◆11番 藤井寺

弘法大師が境内に5色の藤を植えられてことからお寺の名前が付いたと言われている(満開の時は見事だとか・・・・)
本堂(ご本尊は、「厄除け薬師」)

 
雲龍の天井画は30畳の巨龍


六角堂には珍しい8本の手に弓矢を持つ持つ白龍弁財天が奉られている


◆10番 切幡寺
切幡山の中腹にあるため、境内までは333段の石段を登りますが、今回はタクシー利用でラクラクでした。
この山麓に機を織る乙女に、修行中の弘法大師が綻びた僧衣を繕うために布切れを所望された。乙女は、織りかけていた布を惜しげもなく切って差し出した。娘の願いの観音像を
彫り上げると七色の光明が放たれ、たちまち娘は千手観音の姿に変わったという伝説が残っています。


布とハサミを持ったはたきり観音像


切幡寺大塔(国指定重要文化財)
初重と二重の間が方形で、日本唯一の構造様式


◆9番 法輪寺

山門


ご本尊・釈迦如来涅槃(ねはん)像は、五年に一度開帳


◆8番 熊谷寺

中門をはいると境内から御詠歌のテープが聞こえます


色鮮やかな多聞天と持国天




◆7番 十楽寺

8つの苦しみを乗り越え、極楽浄土の10の楽しみを授かることが出来るようにとの願いから十楽寺となったと言われています
山門


愛染堂の愛染明王


「治眼疾目救済地蔵尊」は、古くから眼病、失明した人たちに霊験あり


一日目終了で徳島駅のホテルクレメント徳島に宿泊しました。
食事のバイキングも美味しく、お部屋も綺麗でハッピーでした

神戸センタープラザB級グルメ

2013-01-07 22:29:16 | グルメ
 年末から年始にかけて胃腸の調子が悪く食欲不振が続きました。年末に胃カメラ(久しぶりのカメラに)をとってもらったり、薬を飲んだりと食べることに関心がなくなったことのない私が何も作る気にならず、もしかして・・・・なんて心配しましたが、年明け良い結果を聞きやっと食欲が湧いてきました。
先週末薬膳の勉強に三宮に行き、センタープラザで行列の長田本庄軒でぼっかけ玉子モダン食べてきました。「ぼっかけ」は牛すじとこんにゃくの煮込みのことです(お店の方に聞きました)


まず麺が自家製麺で屋台風の店の一角で熟成させてから使うため、モチモチ感がたまりません。


焼いている人はすべて中年以上のオバサマ達で手際がいい・・・見ていて気持ちが良かったです。


焼き上がりはたっぷりのネギをかけていただきますが、生地のパリパリ感とそばと卵の一体感とキャベツの歯ごたえ、臭みのない牛すじの柔らかさなどとても美味しかったですよ。


赤いケースのどろソースやマヨネーズは自由に使えます。

焼きそばだけはお持ち帰りもできるのでもちろんテイクアウトしました。ボリューム満点でした。


美味しく食べれる幸せを再認識した1品でした 御馳走様でした。


2013年の始まり-喜光寺の秘仏

2013-01-06 19:08:57 | 日記
 今年は初日の出が綺麗だったとか・・・・残念ながらベッドでぬくぬくと でした。

よく晴れた静かなお正月でのんびりと過ごしました。我が家から3キロぐらいのところに喜光寺で三ヶ日だけ巳年にちなんだ秘仏拝観がありました。









それは「宇賀神」という珍しい神様で、その姿は、人頭蛇身で蜷局(とぐろ)を巻く形で表され、頭部は老翁の顔をしています。


宇賀神は神仏習合以前は「倉稲魂神(うかのみたまのかみ)」と崇拝されていたようです。
その理由は
   1.外形が男根に似ている・・・・・生命の源
  2.脱皮による生命の更新・・・・・永遠の生命体
  3.一撃して敵を倒す強さ・・・・・無敵の強さ


と説明文がありました。

今年は自分がやりたいことを形にしていけたらと思っていますが、蛇のように力強く立ち向かい粘り強くやり遂げたいと思っています。