今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

TOZENのぼやき 死ぬまで働けと言うのか!

2020-01-02 20:28:21 | ぼやき

 あけましておめでとうございます。                                              新年早々重たい話題になってしまいますが、この先の残された人生をどうするのか年頭に当たり改めて考えてみました。

 この3年ほどの間に私の勤めている職場で2名病気で亡くなり、1名に癌が見つかって来月退職することになった。3~4人のグループの内一日2名、一人当たり月15~20日出勤するというパターンの仮眠有りの夜勤勤務だけれど、人数からすると多すぎる。亡くなった一人は胃癌で50代後半で、もう一名は「最近腰痛がひどいので3日間入院して精密検査を受けてくる」と言ったきり1か月半後に還らぬ人となってしまった。67歳、死因は多臓器不全との事だった。

二人ともまだ亡くなるには早すぎるし、やりたかった事、やり残した事がいっぱいあったと思う。職場以外でも知人が60歳前後で胃癌で入院したとか亡くなったとか聞くし、久しく会う事のなかった知人が亡くなり彼の家族から年賀状の欠礼ハガキを受け取ると、自分もそんな年代に入ったのだなとしみじみ思ってしまう。

そのような事もあって今年は勤務日数を大幅に減らしてもらうか場合によっては辞めて他の仕事を探すかを考えている。私としてはまだまだやりたい事が幾つもあるし、終活の準備も始めなければと思っている。そのための時間が必要だが拘束16時間の夜勤勤務では十分な時間が取れない。お金は欲しいけど死んでしまったら何にもならないのだ。

 最近、政府が70歳まで働けるようにするための「高年齢者雇用安定法改正案」の骨格を発表した。一応希望者のみと言う事だが、いずれ年金支給開始も70歳に引き上げる事も論じられているので何れは事実上強制になるのかもしれない。だが、法律を制定するまでもなく既に多くの人が60代後半でも働いているのだ。公務員や大企業で勤め上げた人々はそれなりの退職金や年金をもらって悠々自適の生活を送っている人も多いが、中小企業のサラリーマンや自営業者とかは少ない退職金と年金のためにどうしても定年後も働かなくてはならないのだ。私の務める会社内や職場にもそういう人が多く、50代で亡くなった方は私と同じく元自営業、67歳で亡くなった方は元会社員だった。もっともこの方は元金融機関を勤め上げた人で「別に無理して働かなくても良いのでは?」と聞くとまだ大学に入りたての息子さんがいてそのために頑張るんだと言っておられた。いろいろ事情があったのでしょう。

 さらに、70歳まで年金支給を遅らされると、少ない年金額では生活できずに今度は70歳を超えてまで働く人が続出するだろう。まさに死ぬまで働けと言う事なのか?