2024年がスタート。
2023年、大晦日の夜にふと考える。
登る予定の『堀坂山』は、ここ数年人気の初日の出スポットだ。峠から30~40分で頂上に着き低学年でも歩けるルート。
しかし駐車場は10台も止められない。仕方ないので皆さん峠道に路駐する。駐車の場所取りのために日の出前かなり早く峠に着く。
当然頂上での場所取りにつながる、長時間寒い中で「日の出」を待つことになる。
それは避けたい(笑)。
なら峠ではなく、下から普通に山歩きにしようかと悩ましい。
初日の出は拝めなくても、山歩きをメインの年初めでも良いではないかと考えた。翌朝、起きた時間で決めようと布団に入った(笑)。
そして、なんと目覚まし無しに5時前に目が覚めた😲。これは行くしかない!(笑)。
山頂コーヒーのお湯をテルモスに詰めて出発。コンビニで肉まんとコーヒーを食し、用も済ませた。
日の出は7時。現在5時40分、下から登るYAMAPのコースタイムだと2時間10分、間に合わない計算だ。
まあできる限り頑張ってみるが、途中で日の出を拝むことになればそれはそれで良しとしよう。
ヘッドランプを点けて出発。
杉林の林道を早足で歩き、登山口に取り付く。ここからそれなりの急登である。
頑張った甲斐あって駐車場から40分ほどで、開けたところに出た。街の明かりが見える。
すぐ近くの雲母谷の高578m。
ヘッドランプで照らすとグレートトラバース風(笑)。
だいぶ空が白んできた。この時点で6時47分。あと13分で日の出だ。間に合うか⁉
あ、富士山が見える。
あと一登り。スルーしようかと思った雌岳にも寄ってから頂上を目指す。
そして、なんと日の出の瞬間に間に合った!!!
たくさんの人がカメラを構えてる前を頭を低くして横切り少し開けた端の方へ到着。
木立に掛からないポジションを探して撮影する。良いではないか。😎
2024年、明けました。地球は億年単位で回り続けているけどね。
人が暦を作って、何千年か。新しい年に気持ちが改まる。
伊勢平野を望む。
初日の出を拝んだ人たちが下山をぼちぼちと始める。
西側を望むと月の下に大きな雲の塊が広がっていた。
堀坂山757m。高校生の時分から何回登ったことか。自転車で峠まで上がるのはかなりしんどかった。今できるかな(笑)。
そして帰りの下り、ツーリング用の自転車でスピードを出しすぎて右カーブを曲がり切れず膨らんだ。
舗装道路を外れガタガタ道に突っ込みブレーキも間に合わず目の前に大きい石ころが!
次の瞬間、石の向こうへ飛び込み前転。💦
石にぶつかった衝撃はかなりのもので、フレームの塗装にひびが入っていたほど。
ケガは、ザックを背負っていたこともあり打ち身ぐらいで済んだ気がする。😅
初日の出を眺めた後、登山再開。まずは峠まで下る。峠の入り口に立つ石碑。
車の間に自転車が数台止まっていた。途中ですれ違った中高校生のものか。頑張れ中高生!
峠からは反対側の山へ登り返しだ。黙々と登って稜線へ出る。だいぶ日が昇ってきた。
堀坂峠の高596m。
遠くの峰に風力発電が並ぶ
歩きやすいところは小走りで進む。
観音岳605mに到着。女性が2人下山準備をしている。
話を聞くとここから初日の出を眺めたとのこと、5~6人で静かに初日の出を眺められたと。
来年はそうしようかな。😀
ここからの眺め。
さ、下山しよう。
下山し始めてこんなに長かったっけ?とひたすら降りる。低山とはいえそれなりの山道だ。
オオモミジ?の落ち葉が良い雰囲気。
無事下山。
有明の月を見る。初日の出が2024年を象徴するなら、残月は2023年の名残と言えるかもしれない。
空に2つの時間がある。😁
本日、累積標高差837m、時間3時間20分(内休憩35分)。
この周回コース。雲母谷の高・堀坂山(雌岳)・堀坂山・堀坂峠の高・観音岳・愛宕山・御所谷山と7つもピークがある。
知らなかった。😅
2024年、初日の出と初登山と滑り出しOK!
そうそう頂上でのコーヒーは、家でのおせち料理を楽しむため、結局白湯を少し含んだだけで使わず(笑)。
今年は辰年か。充実した1年にしたい。
世界の子供たちに平安と祝福あれ!
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