12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

彫加飾

2020-05-16 09:03:15 | 陶磁

陶芸の仕事を少し書いてみる(笑)。

だいぶ前にカンナの話を書いた。その続きを少しアップ。

ボディーを大まかに成形するのに時間はかからない。轆轤(ろくろ)ではなく手びねり。

 

 

そのあと奇麗にするのは丁寧に。凹んでいる所に粘土を足したり、また厚みも考えて削ってみたり。

 

 

表面がある程度乾燥したら彫の横線を入れる。道具は何でもよい。クシでもノコギリ刃でも。

 

 

次にデザインを入れるのだが、毎回これに苦心する(笑)。

鉛筆で下書きしたら一段彫り進める。

 

 

1段彫ったら、2段目のデザインをまた悩みながら入れる。彫ったら元には戻せないので、慎重になる。

カンナは数種類を使い分けながら。

 

全体にバランスを見て、彫を付け加えるかどうかを考える。

最後は全体を丁寧に仕上げていく。成形終了。

ここから、素焼き、釉掛け、本焼き、仕上げとまだまだ工程は続く。

 

彫加飾 動画は別の作品。

 



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