12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

御在所岳・一の壁 2024.7

2024-07-12 22:35:33 | 

ロープクライミングに誘われた。

天気は相変わらず微妙だが、行けるかなと考えていた時、一つ思い出した。

クライミングシューズをリソール(靴底の張替え)に出したのだ。

あら~、これはどうしようもない。と諦めていたのだが、ふとレンタルシューズの存在を思い出した。

難しい岩なら、マイシューズが良いのだが、優しめのルートならレンタルでも行けるのでは?

と行くことにした。天候も曇りマークなので大丈夫そうだ。

 

 

メンバーは3名。誘ってくれたK君、彼と同じ山学会の先輩Sさんと自分。

2人は山学会に所属しているだけあって、あちこちの山、岩場に出かけている。

自分はジムでのクライミングはしていても岩の経験はまだまだ少ない。

岩場やルートなどはお任せである。😁

 

御在所岳は裏道から入る。平日とあって車は少ない。

左の彼、荷物重そう。暑さ対策に水を3リットル持ってきたと言っていたがそれだけ?

後でその理由が分かった(笑)。

 

 

橋を渡って。

 

 

どんどん歩く。振り返ると四日市と伊勢湾が見える。

 

 

藤内小屋に到着。一休み。

 

 

さらに進む。クライミングと言ってもと半分登山である(笑)。

 

 

良く目にしていた看板まで来た。昔はここから先はクライマーの世界なんだとある種憧れていた。

今ここに立ち入る自分がいると思うとなんか不思議。

 

 

 

御在所岳目指す登山者が、ロープを担いでる自分たちを見て、色々と質問してくる。

一般登山者からしたらクライマーは別世界の人間だもんな。かつて自分もそう思っていた(笑)。

この場所から見上げる岩壁。

 

 

足を踏み入れると、ピンクの花が歓迎してくれる。

 

 

岩場の取り付きまでは、そこそこの岩登り。

 

 

現場に到着。左を見上げて。

 

 

 

右を見上げる。ここが「一の壁」である。こんなとこ登れるの?

 

 

ここにもピンクの花が、『シモツケソウ』である。似ているのに『シモツケ』と言うのがあるがそれは木である。

シモツケソウは草。そして葉っぱの形が異なる。

 

 

ロープ準備を始める2人。ダブルロープで登るのだが、自分はシングルでのやり方しか知らないのでこれもお任せである。😅

 

 

ルートの名前が「2ルート」と言う優しめの課題をリード(先頭)で登ってもらう。

 

 

セカンド(2番手)は自分が登る。特に問題なく登る。眺めは良い。😄

 

 

ダブルロープは、自分が登ってる後に時間差で3番手が登り始める。

その二人を上でビレイ(確保)しているので、ロープさばきがややこしい。

 

 

3人で、ロープ繋がったままでトラバースして降りて来る。第1ラウンド終了、優しいけど落ちないようにとそれなりに緊張しているので喉が渇く(笑)。

水分補給と塩タブレットも口に放り込む。

第2ラウンドは「3ルート」これもグレードは優しい。下から見上げるとなかなかなところを登っているようだ。😁

 

 

アップで撮る。手がかり足掛かりはあるが、核心部分でちょっと大変だった。

 

 

 

リードとビレイ、お疲れ様。K君、余裕ね~。😆

 

 

岩の間から四日市と伊勢湾を望む。

 

 

この日は程よい曇り空で、絶好のクライミング日和だった。

ピーカンに晴れると、岩の上は逃げ場がなく岩も熱くなる。トップでビレイするのも暑さ体力がいる。

青空が見える雲多めがベスト!😎

 

 

ロープを振り分けたの図。振り分け方がヘタッピ。😅

 

 

お昼は、まとまって取るというより小腹を満たす程度に各自こまめにパンやおにぎりなどを食べる。

お腹いっぱいになっては登れないので。

 

 

そして、第3ラウンドは「左ルート」。先の2つより少しグレードが上がる。

 

 

ここも、K君がリードしてくれた。あのオーバーハングで苦戦していたが超えて終了点でビレイ。

 

 

合図を待って自分が登る。

 

 

オーバーハングは、そこまで難しくなく登れた。

上で写真を撮ってくれたので、ポーズ(笑)。

 

 

核心を超えても油断禁物だ。最後まで落ちずにゴール。

セルフビレイ(自己確保)を取って3番手を待つ。レンタルシューズでも登れた(笑)。

 

 

優しいとは言え、3本落ちずに登れてそれなりに満足。😄

最後にグレードがぐっと上がって、5.10b「宇宙遊泳」に挑戦。

 

 

ここでK君のザックの重さが分かった。クラック用にカムと呼ばれるクライミング道具をサイズを変えて数本持って来ていたのだ。

K君が一撃を狙っていたがあえなく敗退。トップロープにして登りきることを目指す。

自分も挑戦したが、一つ目のクラックは超えたが2つ目の岩をどうしても超えられず敗退。

 

 

K君が何度もテンション掛けながら(ロープにぶら下がること)粘る。

 

 

高度感あるでしょ(笑)。でもトップロープで繋がっているので安心して挑戦できる。

リードで落ちると途中の支点まで振り落とされるが、それに比べればほとんど振り落とされずに済むのだ。

 

 

青空バックで気持ち良さげ。本人は岩と格闘しているのでそんな余裕はないけど(笑)。

何んとか2つ目の岩を超えて最後の岩にトライ!

 

 

その後かなり苦戦していたが何んとか登り切った!

ブラボー!😆

帰り道、「ウサギの耳」と言う岩を眺め・・・。

 

 

こちらの方がウサギに見える⁉

 

 

 

晴れたね~、知多半島までしっかり見える。

 

 

『一の壁』のさわり部分を登ったけど、まだたくさんのルートとグレードがある。

クライミング奥が深い。

 
 
天気にも恵まれ、良いクライミングだった。😀
土日は渋滞するぐらい混むときもあるらしい。すると後ろから急(せ)かされたりする雰囲気になるようだ。
それは、パスしたい(笑)。
 
クライミングを知らない友人から「すごいね!」とか「カッコイイ!」とか反応があったけど、他のスポーツで言うとまだ初級である。
 
上級者になるにはまだまだ遠い道のり。近くにいた別のクライマーの話が聞こえてくる。ほぼ週2ぐらいで岩場に来ているらしい。(😲スゴ!)
 
岩に対する感覚(硬さ脆さ、指ざわりなど)やジムではない高度感などは、ある程度場数を踏まないと身につかない。
登山もクライミングも経験値がものをいう世界だが、自然の中で遊ぶリスクは0にはならないので、トレーニングを怠らず楽しく登り続けたい。
 
 
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