12の楽しみ!

ここでは色んな楽しいことをランダムにアップしていきます。

御嶽山 2021.8

2021-09-15 15:55:45 | 

チャンスが巡ってきた。

久々の3000mは、御嶽山。前回登ったのは昨年の9月なのでほぼ1年ぶり。

あの時は靴が合わず大変だった。😁

 

御嶽山。独立峰で山頂部は広い。登山コースも色々ある中で今回は濁河温泉からのコース。

このコースは飛騨頂上に着く。剣ヶ峰のほぼ真向かいぐらい反対側である。

ただ、瀬戸からだと道が相当遠いのである。距離は160㎞少しだが、山道ジグザグ3時間余りはしんどい。

 

駐車場も少ないので、深夜発。

しかし、この前の集中豪雨であちこち崩れているらしく国道19号線で崩落があり、

中山道のあたりで大きく迂回を余儀なくさせられた。

町から離れ山に向かう真っ暗な道を奥へ奥へと車を走らせる。ふと気づく。なんか道が良くなってる!

山道ではあるけどしっかり舗装されて奇麗である。

 

濁河温泉は、山の中。温泉が出なければ誰も住まないだろうというぐらい山深いところ。

近年は、『御岳濁河高地トレーニングセンター』ができている。それで道も整備されたのだ。

朝早くから大学生の合宿らしくこのロードを走っている。

  • 元は岐阜県立御嶽少年自然の家の建物である。2010年に廃止された後、「下呂市濁河温泉高原スポーツレクリエーションセンター」として運営されていたが、2017年(平成29年)4月に岐阜県に移管され、御岳濁河高地トレーニングセンターに改称。同年5月25日に開所式を行った。2019年(令和元年)9月には別館が開館した。(Wikipediaより)

 

登山口で2名のスタッフが待機しており、検温をして連絡先を登山届とは別に書く。

マスク入りのパンフレットも頂く。

さあ、出発。

 

 

しばらくは森の中を行く。剣ヶ峰側とは雰囲気がまるで違う。静かで、森が深い。

 

 

ところどころ木道が整備されていて歩きやすい。

と言うか木道がないとかなり歩きずらい。😅

 

 

小雨交じりの空模様で歩き始めたが、青空が顔をのぞかせる。このまま晴れてくれないかな。

 

 

7合目を超えて、ジョーズ岩。何がジョーズなのだろう?🙄

 

 

こちら側のコースは、御嶽山の中心から見ると北西側になるので陽が入るのが遅い。

やっと太陽が見えてきた。

なかなかいい雰囲気で撮れた感。

 

 

もう1枚。😃

 

 

トゲのある葉は、ハリブキ(針蕗)。根が解熱などの民間薬になるらしい。

 

 

また、ガスって来た。

 

 

白い可憐な花が咲いている。セリバシオガマ(芹葉塩釜)。

セリの葉に似ているので芹葉は分かるけど、シオガマって塩を作るかまどのこと?

 

 

森林限界を超えるあたりで、覗き岩に到着。

 

 

この岩から谷を覗くからか?

 

 

ちなみに覗いてみると向こう側に滝が見える。スマホのズーム限界で撮影。

 

 

玩具みたいなの単眼鏡をスマホにつけて撮影。

7倍なので、三脚付けないとブレブレ。レンズの中心を合わせるのも一苦労。まあこんなものね(笑)。

 

 

ガスったり。

 

 

垣間青空が見えたり。

 

 

そんな天候を繰り返しながら、森林限界を超えて岩がだんだんと多くなってくる登山道。

 

 

ライチョウ岩。ここでは会えなかった。

 

 

青空が広がってきた!😆

 

 

傍らにヤマトリカブトの紫がキレイ。

 

 

五ノ池小屋に到着。テラスがなかなか素敵。2018年完成というからまだ3年しかたっていない。

人少なくベンチに余裕。と言うことで軽く食事をとって少しお昼寝。夜中走ってかなり眠い(笑)。😪

 

 

どれくらい眠ったか。日差しが出た時は、甲羅干しではないが太陽の温かさを感じながらいい気持だった。

曇って風が吹くと少しひんやりとする。

ここから見える三ノ池。御岳信仰の御神水。日本の高山湖の中でも最も深い湖(最大深度約13m)。

残雪期に登るとコバルトブルーと雪の対比が美しいと聞く。

 

 

一寝入りして元気が戻って来た。剣ヶ峰までの往復は時間的に厳しそうなので、摩利支天に向かう。

ここでライチョウに会う。距離がありスマホではちょっと遠い。😁

 

 

双眼鏡は持っているので観察する。オスとメス1羽ずついた。スマホズーム。

 

 

摩利支天へ。岩質が今までと異なり赤い岩になる。火山なので場所によって岩が違うのかな。

 

 

ガスが湧いたり、切れたりする中を頂上へ。

真っ白!と思っているとガスが切れてきた。一瞬、剣ヶ峰も見え人影を確認。

 

 

岩の間にヨツバシオガマ。

 

 

こちらは、オンタデ。御嶽山で発見されたので御蓼(オンタデ)らしい。😲

 

 

五ノ池小屋から50分ほどで頂上に到着。

歩いてきた道が見える。覗き岩からのぞいた滝がはるか下にある。

頂上でゆっくりする至福の時。30分ほど雄大な眺めを堪能した。

天候によるけど、時間が許す限り自然を満喫する。

ガスが湧いては流れていく。自然のダイナミズム。常念岳もそうだったな。

 

 

また、空模様が怪しくなってきた戻ろう。

摩利支天分岐あたりから五ノ池小屋方面を眺める。

 

 

また雷鳥を観察、道草多い(笑)。

帰り際に飛騨頂上に寄る。小屋の裏手上部にある。

 

 

五ノ池小屋でのスイーツと小屋番に会うのは次回の楽しみにして下山する。

 

 

登山ノートを見返したら、五ノ池小屋に泊まり小屋番と話したのは、もう19年も前のこと。

その頃は、テラスもなく増築前でホントに小屋という感じだった。

時はいつの間にか過ぎていく。けれど深く刻まれた記憶は色あせない。

今度は五ノ池小屋でゆっくりしよう。😃

登山道の整備に感謝して・・・