晴れたらいいね ♪̊̈♪̆̈

温泉が好き♡山に登った後の温泉は、もっと好き♡
食べることも、だぁ~い好き🎶

北横岳〜三ツ岳〜雨池山周回 〈緊張編 σ(^_^;) 〉

2020-09-09 06:55:00 |  山歩き

*前記の続きです。


北横岳南峰から、これから向かう三ツ岳方面を眺める👀

あのゴツゴツしたのが三ツ岳?
右下に縞枯山荘の青い屋根が見える。
じゃ、間にあるのが雨池山?


北横岳ヒュッテまで下りて来ると、看板地図の三ツ岳への道に「悪路転落注意」と、ある。
悪路かぁ うーん、どーしよー

ま、三ツ岳へ行く前に、

「七つ池」へ立ち寄ってココロ落ち着かせよう

北横岳ヒュッテから5分ほど下った所に、

「七つ池」
池は7つあるそうだが、2つ目の池の所で自然保護の為、立ち入り禁止のロープが張られていた。


晴れていれば、湖面に青空と木々が映えて綺麗でしょうね🌿


それからまた、どーしよー、どーしよーと思いながら、三ツ岳・雨池山分岐に来た。

ん…またイヤな事、書いてある
軽装じゃないけど、ヘルメットは持ってない…


三ツ岳がゴツ岩である事はYouTubeで見て興味を持った。
みんな楽しそうに登っていた。

北横岳だけではつまらないと、岩場好きな私は、三ツ岳〜雨池山周回ルートを歩くと決めて来たのだけれど…

まだ迷ってる


ルート

時刻は、今、13:50。
ここから、ロープウェイへの周回タイムは、2時間20分。
ロープウェイの最終は、5時。

ロープウェイの最終まで、あと約3時間。

悪路   
 

転落

 

 


よし

3時間ある❗️
あと3時間くらいは歩ける体力は残っている💪
ゆっくり慎重に歩けば行けるだろう、と判断してルートに入る。 


三ツ岳への道を5分も歩くと、

いきなりの奇岩
オベリスクの様にそそり立つ。


足元の岩は、とても大きく、足の短い私は足の置き場に苦慮する
でも、幸い岩は乾いていて滑りそうもない。


山道は、土など一切見えない
岩の上だけを歩いて行く。足場をひとつずつ確かめて。


覆い被さるような巨岩は、カエルの顔に見えた🐸 睨まれてる(笑)


あの木の向こうに見えるのが、三ツ岳第3峰?



三ツ岳 第3峰が、ついにその姿を現した❗️ 
ひょえぇぇぇ〜


近づくと大迫力❗️


とにかくペンキマークを頼りに登って行こう。
三点確保で慎重によじ登る。


えええっ!(◎_◎;)!
垂直❓

岩の隙間に、幅5センチほどの足場を見つけて、更に慎重に登る。コレってカニの横ばい?
岩は掴む所もあって、上の方にはクサリもあって、クサリを何回も引っ張って安全を確かめガッシリと掴んで登った。


あ〜山頂標柱が見えた👀❣️


14:29
三ツ岳 第3峰 山頂 🙌

ほぼコースタイム通り👍



行く手に見えるのが、第2峰?
ずいぶんと離れてるじゃない💦
ロープウェイの最終時刻が気になってくる。


ペンキマークを探して、第2峰へ向かう。



一度下って、第2峰へ登り返す。


その先に、初めて「人」発見❗️
人がいて、少し胸を撫で下ろす
あそこが、第1峰だろうか?


パノラマで撮ると、岩だらけの山容が見て取れる。


第2峰の標柱が見えてきた👀❗️


足元は相変わらずの巨岩。
大きな穴が、スパッとあいている。
物を落としたら拾えない
落ちたら抜け出せない


14:47
三ツ岳 第2峰 山頂 🙌


おーし❗️あと残すは、第1峰だけだ。

クサリ場⛓

クサリ場の下りは、岩と身体の間は45度。身体と腕の間から足場を確認して下る。山の会で学んだ事を生かして下る。


曇っているけど、緊張と三点確保の登り下りで体力を消耗して沢山の汗をかいている💦
水分補給を欠かさない。


大きな岩で滑らないように気をつけて下り、第1峰へ登り返す。


第1峰が近くなる
焦る気持ちを落ち着かせる。


15:04
三ツ岳 第1峰 山頂 🙌


第1峰から、2峰、3峰を振り返る⛰
ゴツゴツだあー

3つの峰の頂を踏んで感無量
三ツ岳制覇🙌


でも、ここで気を緩めてはいけない❗️
まだ終わりではない。

雨池山へと気を引き締めて向かう。
慌てない慌てない。
足が届かない岩は、お尻で滑り下りる😅

「雨池山鞍部」まで下りて来ると山容が変わってきた。


雨池山への山道に、土が見えるようになった。
三ツ岳では、およそ1時間10分、岩の上だけを歩いて来た。

いくら岩場好きでも、あの岩続きは、さすがに飽きる 
岩でお腹いっぱい。ご馳走さま、もういらない(笑)


木々も、それまでのコメツガやハイマツから、ダケカンバの林に変わる。


ナメコ
植物の写真を撮る余裕も出てくる😅


15:42
雨池山 山頂


15:45
雨池山展望台


展望台から、ロープウェイ山頂駅と八丁平が見えて安堵する


こんな小さな岩は、可愛く思えてくる。



16:00
雨池峠
ここまで来れば、もう安心


八丁平の木道を、ココロ晴れやかに歩く


「縞枯山荘」


お地蔵さま、ありがとうございました😊
無事に下山出来ました🙏


時計を見ると、16:20発のロープウェイに乗れそう。
木道の傍に、ハクサンフウロが咲いていたけど、写真も撮らずにダッシュ


16:17
ロープウェイ山頂駅🚠

コースタイム2時間20分のところ、休憩を含めて2時間30分で下山できた


16:20発に乗る。


ロープウェイの車掌さんから、周りの山ガイドを聞きながら下る。

山に詳しそうな男性の車掌さんだったから、「三ツ岳へ行って来たんですけど難しい山ですね。」と、話しかけると、

「この夏、三ツ岳は、3件の遭難事故がありました。そのうち1人は骨折してヘリコプターでピックアップされたんですよ。
コロナ禍でヘリの出動に2時間もかかって。
他にも熱中症で行動不能になったり。その人、500㎖の水を1本しか持ってなくて。三ツ岳は、危ない山です。」と…





自分が、たった今歩いて来た山だけに、恐怖感が蘇る。

あの巨岩が連なる岩場。
一度足を捻ったら歩けないだろう。
熱中症になったら、動けないだろう。





下山してから、三ツ岳を詳しく調べてみると、「八ヶ岳で、1~2を争う難所」と、あった。





知らないって、怖い


この山行で、変な自信を付けないで、もっと山容を調べて山に登ろうと、ココロに決めた。



緊張の連続の山歩き。
山との向き合い方を教えてくれた三ツ岳でした⛰


💦 ⛰  💦








コメント (6)
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