( 今日のテーマになる 大金鶏菊(だいきんけいぎく)。 見た目にはきれいな花です。)
大金鶏菊(おおきんけいぎく)は 特定外来生物で 農業・産業への被害と人畜への危険があると
繁殖を防ぐよう現在駆除対象となっている。旺盛な繁殖力で 在来種を駆逐して 地域の生態系を
壊してしまう、花粉症の原因にもなり 農業にも影響があるという。 一見美しいアメリカ原産の
大金鶏菊は 今や日本全国に分布。私なども 5月~8月しっかりした金色の花を楽しんで 写真
にも撮ってきました。今回松山自動車道を行きましたが 沿道にも結構多く見ることが出来ました。
現在は栽培が禁止され 生花を持ち歩くことも禁止されているそうで 必ず枯死させ 袋に入れ
持ち運ぶことが義務づけられています。他にも私が知らなかった イリオモテ朝顔(西洋朝顔に
似ている)、柳葉ルイラ草 長実雛芥子(ながみひなげし)なども外来植物で 今回県内の調査
協力を 牧野植物園が呼びかけているとあります。
よくTVニュースで 熊や鹿 猪などが住宅地に入り込み 大騒ぎとなり お縄御用で 後は
殺処分 ひどい場合はその夜の宴会を賑わすことに・・? ちょっと待って下さい・・!?
人間中心に成りすぎていませんか?? 人類と動植物の共存について 少し考えたいのです。
ここ2000年で 人類は70億も人口を増やし 今世紀末には 更に30億増えるそうです。
日本は人口減少ですから 余り意識しませんが 地球全体では人類は猛烈な勢いで増殖している
のです。そして膨張する人口の衣食住 エネルギーを確保するため 森 山を壊し 海を汚し
他の生き物を殺して その勢力圏 支配権を広げています。大金鶏菊など外来種と同じで 既存の
生物を迫害し 地球の生態系を壊しているのです。人間中心に物事を考えていると 『産めよ
増えよ 地に満てよ』という聖書の言葉を忠実に実行しているように見えますが 多くの動物から
見ると 自分達の生活圏に強引に侵入し 命を奪っていく 外来種(エイリアン)なのです。
大金鶏菊は駆除されても問題にされない? それは人類が地球の支配者だからでしょうか?
自然保護 環境保全が叫ばれる中 地球を人類の所有物のように考える 人類の自分勝手 傲慢
横暴があるのでは・・と思ってしまうのです。
背高泡立草(セイダカアワダチソウ)もアメリカ原産の外来種でススキなどと競合し 昭和40年代に
大繁殖し 要注意外来生物に指定され 社会問題ともなりましたが 平成に入って 派手な繁殖は無く
なってきた。又背高でもなくなって来た ? 現在はススキなども 再び勢力を取り戻してきている。
駆除が成功?したとも考えられるが 日本の生態系に組み込まれてきたとも言える。思えば今見る
多くの花も長い時間をかけて 外国から入ってきたもの・・。いつの間にか 日本の花になりました。
一方アメリカではススキが侵略的外来種として猛威を振るっている ??との情報もある。生態系は
多くの生き物の共生共存の姿であり 短期間では判断の難しい面もあるのではないか・・と思います。
ながみひなげし 可憐というか か弱そうな花ですが・・。 この花が危険外来植物とされている・・?
新聞の写真では この花が いりおもてあさがおに 似ているのですが・・? 夏場1日咲いています。
いかにもおいしそうな グミの実。
街路樹に多い テイカカズラ。(定家葛) やはり藤原定家の恋の伝説に基づくネーミングのようです。
あじさいもきれいな色になってきました。
これらの花は 教会近くの螢川あたりに咲く花です。 小さな川ですが 時々シラサギも来ます。
枇杷の実も 良い色になってきました。
やはり 川のソバで 静かに咲く花ですが・・、 名前は不明・・?
松葉菊(まつばぎく)も満開に。 カップルのような 松葉ぼたんも 今日見ました。
白く光る がまずみの花。落葉樹の低木で 結構高知では見ることが出来ます。
万年草(まんねんぐさ) 蛍光色の黄色で 結構繁殖力が強い。
赤花夕化粧。 午後遅く咲くようですが・・、 夕方に咲く白粉花(オシロイバナ)を思い出します。
これは 去年の オシロイバナ。 6月の末頃から 高知で咲きます。
サフランもどき。 サフランそっくりなので こんな名前が付きました。
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