ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   9月も今日で終わり。 初雪と紅葉の10月を迎えます。

2019年09月30日 | 自然 花 写真

  (ススキの原から見る秋の富士山。 去年は今頃初雪だった !? でも秋のさわやかな空です。)

 

今年の長く続いた猛暑でモンブラン氷河が崩落する危険が高まっているということです。私も何回か行ったことがある

イタリア北部のマイユール モンブランの南東部にある山岳リゾート地ですが 地元自治体は観光客に人気のプラン

パンシュー氷河で全体の1/5にあたる約25万トンの氷塊が崩れ落ちる危険が迫っていると言い 立ち入り制限を

始めました。1日当たり35cm~50cm氷河が後退していると言います。氷河が融けているのはグリーンランドも

南極も同じで もし南極の氷が全て解けたら 60mの海面上昇が起こると言われます。60mの津波がやってくる

ようなものです・・・。

 

世界の海面上昇は 1900年以降15cm~20cm上昇しており これは気候変動の直接的な影響とされる。 海水温度の

上昇により 海水の体積が膨張することもあるが 氷河からの融解水とグリーンランドや南極からの融解水が主な原因と

される。22日の国連の発表では 海面の上昇速度は加速し この10年間で 過去100年間の3倍近くになっている。

温暖化による水没難民は2億8千万人に その中には名古屋 大阪の一部も含まれるという研究がある。

 

最近話題のグレタさんが世界に訴えたことは 『 科学者の声に耳を傾けて下さい 』 ということです。 世界の77

ヶ国が2050年迄に(30年後です。)温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすると約束しましたが主な排出国である 

アメリカ 中国 インドなどはゼロにする約束はなく 日本も具体策を発表しませんでした。16歳の高校生が 

『 世界が絶滅に向かっているのに 大人はお金の話しばかり・・』と言い 『 30年に以上にわたり 科学が示す

ことは極めて明確でした。でもあなた方は事実から目を背け・・ 必要な政策や解決策が見えていない・・・』 と

叱りつけるように言いました。チコちゃんのようですね・・・。

 

約30年前に国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)が始めて地球温暖化の報告書を作成しました。世界の多くの

科学者が研究した成果をまとめたものです。人間活動に伴う二酸化炭素排出によって 二酸化炭素等温室効果ガス濃度は

確実に増えており 地球の温暖化が進み このままでは海面上昇が今世紀末( 80年後 )35cmから65cm上昇が

予想される というものでした。当時は気候変動に対する知見は充分なものではなく 不確実性があったのですが 第五次

報告書では 『 人間の活動が温暖化の主な影響である可能性が極めて強い。 』 と記すまでになりました。去年の特別

報告書では 『 地球温暖化を 1・5℃に抑えれば 人間と自然生態系にとって明らかに利益となり より持続可能で公平な

世界を確保出来る・・。』 と 私たちの努力次第で 希望ある未来を述べていました。

  

グレタさんの目には はっきり未来の姿が見えるのかも知れません。この世の欲に囚われない少女の目には 科学が何回も

警告しているのを無視し そのツケを次の世代にまわすことは断じて許さない!という強い意志があります。 

 

 

忍野村の南にある 北富士演習場からの富士山です。 

雨の翌日は雲で覆われることが多い富士山ですが そうでない時もあり よく分からないところです。

雲にも色々な種類がありますが 富士山から白い雲がわき上がっているようにも 見えます。

北富士演習場の駐屯地の柵越しに見た富士山。 日曜日は人影もありません・・。

秋の七草の一つ フジバカマ(藤袴)です。 

秋のキリンソウ ? 黄色はよく目立ちます。

鬼田平子 或いは 顔剃菜(こうぞりな) 面白い名前です。

吾亦紅(われもこう) これで花なんです。 ユニークなので すぐ分かります。

ススキの種も大きくなり 風で飛び立つ準備ももう出来ているようです。

可愛く 長く咲いている ひめじょおん。 

北富士演習場で必ず見つかる 河原撫子( かわらなでしこ )。

先日も紹介した 富士山フウロ。 

模型飛行機で遊んでいる人がいました。 最近はどろーんも見られます。

 

 

 

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  忍野村にも彼岸花 ! 秋がやって来ました !!

2019年09月28日 | 自然 花 写真

     (  今年初めての彼岸花(ひがんばな) お彼岸から少しズレましたが それでもうれしいですね。)

 

26日市立の富士吉田病院へ行きました。CTか何か検査して貰え すぐ結果が分かるのかと 期待し又

緊張して行きましたが CTとMRIの予約をするに留まりました。 患者が多く 大変混んでいるという

ことでしょう。 ただ8本も、トータルでは25ccほどの血液を採られて 帰りました・・。5日前にも

クリニックで採血してまだ注射の針後が残っているところへ また・・・? こんな初歩的なことを嘆いて

 いては いけません・・・?  長い病院生活が始まるかも知れないから・・・?

 

肝臓は 沈黙の臓器 といいますね。60代は結構心臓などで入院しましたが 70代はそんなこともなく

元気に過ごすことが出来ました。先日も書いたように 良い肝臓の薬が出来て80日服薬して 見事ウィルスは

消えました。スゴいなーと我ながら思いました。 でもちょっと甘かったようです。知らないうちに 5cm程の

大きな腫瘍が出来ていました。正確には腫瘤(しゅりゅう?)というようです。肝臓の1/3程の大きさですから 

大変なものです。問題はこれが悪性か良性か・・? というところです。結果は10日なので 忍耐強く待つことに

します。皆さんのお祈りが力です。感謝です。

 

今日の主役は 彼岸花です。 高知では9月のお彼岸にきっちり咲いていました。忍野村では昨日ようやく見つけ

ました。 多分25日頃から咲き出した・・と思うので ギリギリセーフです !? CDの写真を 整理していたら 

8年も前の八王子のヒガンバナを見つけました。今もしっかり覚えていますが 公団の マンションの入り口にいつも

咲いていました。果たして日本全国同時期に咲くかどうかは私も分かりませんが もしそうだったら スゴいですね。

忍野村は高知より涼しく 1月くらい花の開花が違うのはよくある のですが ヒガンバナはほぼ同時期なので驚いて

いるところです。 

 

東京辺りも涼しくなってきたようです。高知も雨続きの中 朝はヒンヤリしてきて その気温差に風邪をひきそうと

言っています。残暑もいつの間にか 涼しい秋を迎えています。『 暑さ 寒さも彼岸まで 』 とよく言ったものです。

 

 

この赤さと ユニークな形。 かつお彼岸に合わせて咲くところが 何とも素晴らしい・・。

桂川の土手に 静かに咲きます。 去年より少し多いです。

これはもう8年前の八王子のマンション前に咲く ヒガンバナです。

秋桜(コスモス)も 色々な所で 見られます。 秋を感じる花です。

忍野村も昼間はそれなりに強い日射しです。 まぶしそうなコスモス・・。

赤と青のアサガオ。 夏のイメージがありますが 結構花期は長いです・・。

 

わらの山に支えられて咲きます。

これは以前も紹介した 濃い紫のアサガオ。 もう花びらが季節の終わりを示しています。

今盛んな 花虎の尾(はなとらのお) この花もユニークな花の付き方です。

モミの中もしっかり実が詰まって刈り入れ間近 !  

農家の方の半年の苦労が実る頃・・です。  無事台風を乗り越えました。

仲々捉えにくいトンボです。 対になっています。

青空に 白く膨らんできた薄(ススキ)   芒 とも、 尾花とも言いますね。  

今マンションは大規模修繕中。10月一杯までかかります。

 

 

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  16歳の少女が 学校を休んで 国連で訴えたこと !

2019年09月25日 | 自然 花 写真

  (   忍野村 忍野八海の一つ 湧池(わくいけ) 湧水量と景観随一  )

 

『 私はここにいるべきでない。 学校に通っているべきなのに。あなた方は空虚な言葉で 私の子供時代の夢を

奪いました。 私たちは絶滅に向かっているのに あなた方はお金の話しかしない、永遠に続く経済成長という 

おとぎ話 ばかりです・・。 』   国連の温暖化サミットで スエーデンの少女 グレタさんが各国の代表の前で 

環境問題解決を訴えました。 『 全ての未来の目は あなた方に向けられている。 私たちを裏切るなら 私は決して

許しません・・ 』 『 この状況を本当に理解しているのに 行動を起こさないのであれば あなた方は邪悪そのもの

であり  信じることが出来ません・・』  と強い口調で話し 早急な温暖化対策を求めました。

 

首相はNYに行ってながら 国連温暖化サミットには出席せず 代わりに代表になった小泉環境大臣は 何の話しもせず 

日本は各国の代表の前に沈黙しました・・。「ぼーっと生きていたら ちこちゃんに𠮟られる・・」の通り 若者に厳しく

批判された世界の指導者達・・。政治では若者の部類の新大臣も 古い大人になってしまった感じです。『 2050年に

世界が 日本がどうなっているか 見る事が出来る政治家 』 の筈が 彼の半分の年にもならない人に言われっぱなしで 

まだ就任して10日だと弁解している・・、それでいいのか ? 彼も又既に大人の世界にはまってしまっている・・!? 

と思わざるを得ない場面でした・・。

『 若い人々はあなた方の裏切りに気づき始めています。 私たちを裏切るなら決して許しません !』  こんな厳しい

言葉を 彼は 或いは世界の指導者はどう聞いたのでしょう・・? 『 日本にしか出来ない貢献を やれることは全て

やりたい。 日本の取り組みを世界に理解されるよう 発信を強化していく。』  と語っていたのに 折角の機会に 

具体的な発信はゼロ・・・。 正直がっかりしました・・・。

 

報告があります。明日 富士吉田病院で 肝臓の精密検査を受けます。先日の健康診断で 大きな腫瘍が見つかり 

地元のクリニックで再検査をしましたが 事実だと分かりました。1昨年、高いコストでC型肝炎のウイルスを除去 

肝臓の数値も正常範囲となり 肝臓については完治!と喜んでいたのですが 1年の間に信じられない大きさの腫瘍が

出来ており、まさか !と思ったのですが・・。まぁ 早く見つかったことを感謝し いつものクリニックの好意ある

手配で富士吉田病院での精密検査となりました。結果次第では入院手術もあり得ます・・。お祈り頂ければ 幸いです。

 

 

梅の実です。 

 関東ヨメナ。 野紺菊(のこんぎく)・・。 秋は菊の季節です。  

似た花が沢山 野原に咲いています。

虫取なでしこ といきたいところですが 季節がちがう・・?  そこで姫美女桜「ひめびじょさくら)? 

 これまた種類の多い 秋ののげし ?

 

風蝶草(ふうちょうそう)  風に揺られています。

秋の代表的な ? 花。 秋明菊 (シュウメイギク)。 きれいで可愛いです。 

 

昔は蛾(が)と思っていましたが 今は蝶。 ただ名前は・・?

 確か ひいち といいます。忍野村独特のお祝いで お目出度いときに軒に吊します・・。

忍野村から頂いた 祝い金。 感謝 ! 感謝 ! 元気で長生きしなくては・・!

秋の空 雲の美しさを 見て頂きます。

 富士山に向かう 大きな白い鳥のように見えますが・・。

富士山の頂上に 何層もの白い雲が重なります。

 

 

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  環境問題が 人類の歴史を変える大きな転換点になる・・ !? 

2019年09月23日 | 自然 花 写真

  ( 高山植物ですね。 野原に一輪 やさしく咲いていました。 今日は林道で見た花中心です。 )

  

今日は秋分の日 昼と夜の長さが等しくなる日ですが 私には明るい昼が少なくなり 夜が長くなる日・・、 

日照時間がどんどん減っていくイヤな日 ? というイメージがあります。実際は夏至から日が短くなっている

訳ですから 秋分の日を恨んでも ? 意味はないのですが 光の子である? 私には太陽の光が弱まるのは 

やはりツライところです・・。 でもその結果 紅葉が始まるのも事実なんですが・・・。

 

雨のせいもあって忍野村は大変涼しくなってきました。バイクで走っても 夏のヒンヤリした空気でなく 冷たい

空気が顔に当たるようになりました。半面秋の空が広がり 田の刈り入れも始まり ススキが野原一杯に広がって 

秋の花も色々見られる よい季節になりました・・。

 

国連で温暖化対策サミットが開かれます。それに先だって世界の若者400万人が各地で 温暖化防止の集会を

持ちました。何回か紹介したスエーデンの少女グレタさんの抗議運動がきっかけです。若者の力はすごいですね。

日本では5000人だったと報じていますが 最初は小さくても 若者が声を挙げるのは必要なことです。日本では

環境問題が政治の最重要課題になっていないと新環境大臣も認めています。トランプ政権程でないにしろ 経済や

雇用の邪魔として 先日の選挙政策でも環境問題は ほとんど扱われていませんでした。

 

今世界では 二酸化炭素排出 プラスチックゴミ 原発 火力発電等 温暖化対策 環境問題が大きな課題になって

います。新大臣は来年からスーパー、ドラッグストア、コンビニ等全ての店で レジ袋を有料化すると言っています。

これだけでも大きな変化ですが 2050年迄にプラスチック排出をゼロにする目標を実現する為に 様々な施策が求め

られています。環境問題は経済成長戦略と位置づけることは 後ろ向きに考えられていた『 環境 』 を前面に

押し出す大きな転換です・・・。 外国との温度差を埋める為にも 今回のサミットでしっかり討議して欲しい。

 

地球という人類全体 生物全体の大きなテーマに 既存の考えに囚われず 若い力で日本を再び環境先進国 に押し出し 

世界をリードする国にしてほしいですね。公害問題というマイナスイメージを技術革新をもって解決してきた日本です

から アメリカの顔を伺うことなく 日本経済の底上げの為にも 未来に生きる人々の為にも 当面の異常気象 そして

気候変動による大きな被害を食い止める為にも 頑張ってもらいたい。地球環境が大きく変わってきた・・、この状態が

続けば 人類を始め 全ての生き物の生活環境 (生態系)が失われるという自覚を持って 最優先の政治課題として

取り組んで貰いたいと思います。

 

 焦点がぼけていてスミマセン・・。 名前を探していますが 今のところ 不明・・??

大荒地野菊( おおあれちのぎく )  雑草の一つですが 今回初めて載せます。

ぶたぐさ。 今大変多いです。 上へ伸びるので 勢いがあります。外来種で英語でも Hog weed.

金水引( きんみずひき ) では ? 

桜も紅葉が始まっています。 陽が弱くなると 緑の要素が薄れ 赤い色が目立つようになります・・。

ナナカマドの実も 赤くなってきました。

もう秋の季節なのに ガクアジサイ ? 或いは糊空木 ( のりうつぎ ) ? 

のりうつぎだと 9月まで咲いているようです・・。 これもアジサイの仲間です。

大キンケイギク。 久し振りに見ました。 色々非難されるせいか ? 勢いがないですね・・? 

仲々 アザミをきれいに撮るのは 難しい・・。 

番外ですが 家の中にこんな大きな蜘蛛が出て来ました。 丁寧に捕まえ 自然に帰って貰いました。

 

大雨で土が削られて 大きな洞穴になっています。

木も必死に頑張っていますが 大風が吹くと 心配ですね・・。

 

 

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  富士山と秋の空 !!

2019年09月21日 | 自然 花 写真

   (  富士山の背景も 秋の空になってきました。 手前は花の都公園の黄花コスモスです。 )

 

又々 台風が来ています。去年の同じ時期のブログを見ると こういう書き出しでした。 『 この7~8月の豪雨 

雷雨 台風 それに猛暑・・、私たちの生活を壊してしまうような異常気象の連続でした。』 1年前の記憶は相当

薄くなりますが ブログのお蔭ではっきり甦ります。秋はよく旅に出ていますが どうやら異常気象の間をぬって 

出かけているようです。(今年は10月の予定です・・。)

 

富士山に登山鉄道を通そうというプランが山梨県で検討されています。1964年 東京オリンピックに合わせて 富士

スバルラインが開通。山腹を削って道路を造り 削り取った土砂はそのまま斜面に落とした・・。その結果樹木の植生に

大きな問題が出ました。道沿いの木々の根に雨水や地下水が行き渡らなくなり 瞬く間に枯れていき 一部に鉛筆のように

葉の無い木が立つだけの風景が残りました。  ( 『 富士山光と影 』より )

 

スバルラインが出来て 標高2300mまで 30キロのドライブが楽しめ 多くの人々が快適 便利に富士登山する

ようになり 又五合目までの観光に訪れる人も増えました。その5年後には静岡県側で富士スカイラインが開通。五合目迄は

身近な観光地となりました。観光客が急増し 地元の観光業者には メリットになりました。一方で環境問題も富士山に

なだれ込んだ訳です。オーバーユースによる弊害には 事前の対策が充分にとられませんでした・・。環境保護へのセフティ

ネットは講じられず 観光振興の拡大のみ優先される・・。 富士登山鉄道もこの一環のように思われます。

 

富士山が世界文化遺産となった2013年 31万人が登山しました。 1日1万人の日も。 わずか1mほどの道に往復6列の

 列が出来 数珠つなぎの混雑で 中には道で無い斜面を駆け下りる若者もあり ゴロゴロ 石を落としているようです。

これではハイカー達が交わす挨拶も全く出来ず・・?  登山者の安全も確保出来ない・・。 今年は混雑する富士山で

落石直撃の死者も出ました。 昨年の台風による大雨で崩落した斜面をネットでカバーしているが 写真でみる限り 

小さな地震でも落っこちそうな感じがする・・危うさです。 ヘルメットも用意されているが 使う人は少ないらしい。   

 

2016年に 世界文化遺産に推薦した諮問機関のイコモスは富士山の実態を把握し 改善の為の『 勧告 』をして います。

例えば 登山道の受け入れ能力を検討して 来訪者の管理戦略を定めるなどです。 これは適正な登山者数を維持する方策を

考えるということです。 世界文化遺産を維持する為の 『 宿題 』ですが 充分な対応はされていません。 現場の

利害もあって仲々難しい問題です。 落石 崩落はいわば富士山の悲鳴であり 怒りの制裁かも知れません・・。 荒ぶる山

であった富士山が恵みの山になり 多くの人々の憧れの山になって久しいですが  又恐ろしい山に戻る可能性があります

・・。 富士山は今や世界の宝です。 日本人が先頭に立って 秀麗な姿を見せてくれる富士山を いつまでも守っていくのが

日本人のつとめだと思っています。    。

 

色とりどりの ゼラニュウムのようです。

涼しい富士山麓に 美しく花が咲いて 絶好の観光日和 !!  土田さんもお出かけが多いようですね。

秋の空がいいか 黄花コスモスの畑がいいか  はたまた富士山がいいか 迷うところです・・?

積乱雲から解放されて 秋めいたやさしい白い雲です。

もう稲刈りもはじまりました。 黄金の穂波も間近です。

山中湖をぐるりと一周して あまり人の来ない所からの 1枚です。

珍しい 白鳥と鷺のツーショット ! 

露草に押されて あまり見なかった 紫露草(むらさきつゆくさ)。いい色をしています。

そして コスモスもあちこちで見られるようになりました。

赤まんま 別名 イヌタデ も秋の野原の主役・・? 脇役かも知れませんが 秋を感じます。

ガマ(蒲)の穂ですね。 勿論今年初めて・・。

先日拾ってきた今年の栗 ? まだ充分実が詰まる前に 台風で落ちた 青いイガの栗です。

そう もう紅葉も始まっています・・。

 

 

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 来週は秋分・・、 忍野村は涼しさを感じるようになりました。   

2019年09月19日 | 自然 花 写真

  ( もう稲刈りが始まっています。葉は青いですが 稲は黄色付いています。 )

 

高知の残暑は相当厳しいようです。関東は気温が下がり 秋らしい25℃前後となっています。忍野村も 室内が23℃ 

外が20℃の日がありました。毎朝 もう少しの辛抱だ ! と美子さんには言い続けて います。8月は日照時間が極端に

少なく 野菜などの生育に支障があったと聞きましたが 9月は8月の ような猛暑が続いています。土田さんと土田さんの

お姉さんからプルーンが送られたと聞き 感謝です。高知ではプルーンが出来ない(作っていない?)せいで 大変貴重な

果物です。山梨はブドウ モモ ナシの産地ですが プルーンも店先に並んでいます。でも桃並に高いですね・・。 

 

千葉の停電も 1万軒を割り 鉄道も4日ぶりに復旧したとか・・。でも農業被害が200億円を上回ったとか・・。住宅や

職場でダメージを受けた方の失望 落胆の声を聞いていて 本当にお気の毒です。ボランティアも宿泊のある近くの方だけと

いうこともあり 復旧にはまだまだ時間がかかりそう。台風の進路がもう少し左(西)に寄っていれば山梨県も相当な被害に

あった・・と思うと 本当に他人事とは思えません・・・。 高齢になって自分の家がもう建て直すしかない程 壊されたら・・ 

もう生きる気力も無くするほどですね・・。 降り続く雨にますます打ちのめされた思いになりますね・・。病院も消防署

(救急車)も自治体も電力会社もそれぞれ不眠不休の活動です・・。 1995年の阪神・淡路大地震2011年の東日本大震災 

去年も大阪北部地震など震災の復興も大変です。更に台風の被害復旧も重なり 日本は本当に災害列島だなーと思います。

 

トランプ大統領は近く行われる国連の温暖化サミットに欠席するそうです。世界のリーダーとしての意識が 完全に抜けています。

自国の経済の邪魔になるという発想はブラジルの大統領と同じで 温暖化防止と環境保護の為にブラジルの熱帯雨林を守ろうと

いう世界の声に反対して 熱帯雨林の開発を容認しています。 ここに途上国の発展 経済格差の解消という難しい問題があります。

未だ焼畑耕作が主流だし 農民は放牧の為に 熱帯雨林に火を放ち 放牧地を広げようとしています。現大統領の姿勢はそれを

擁護しています。今年だけで10万件もの火災が起こっているのです。地球規模で見ると 広大な熱帯雨林は地球の肺と呼ばれ 

二酸化炭素を吸収し 酸素を大気中に放出しています。又地球上の生物種の半数以上が生息しています。森林伐採によって 

土壌の劣化が進み 再生は困難となります。21世紀に入って わずか10年で四国の2.8倍の熱帯林が減少したと推定されます。

 

自然の再生こそ 人類が生き延びる為の唯一の方策です。持続可能な循環型システムを地球に維持しない限り 全ての生物は

死滅します。動植物も地球上での共存者です。今や地球の許容限度が限界に達し 様々な問題、反動が生まれています。異常気象も

その一つです。世界の指導者が集まるサミットで予想以上に早く進む温暖化に各国が対策を討議し 強化することが緊急の課題に

なっています。 

 

高齢者はおらず 若い人たちが生産・管理しているようです・・。

栗はどうなっているか クヌギの林に入って見ました。

台風13号のせいか まだ実りまで行かない青い(緑の)イガが沢山地面に落ちていました・・。

キノコが幾つか 見つかりました。 毒かも知れないので ただ写真に撮るだけです。

金エノコロ草。 全てが金色になる訳ではないようで 普通のえのころ草とは区別しているようです。

アザミ。アザミも色々種類があり 日本だけでも60種はある・・。

金つりぶね。葉に焦点が当たって 花は方は少しぼけている・・。

ほたるふくろに似ているのですが・・。へたの部分が少し違う。。? 

一気に咲き出した 晒科升麻(さらしなしょうま)

富士山の麓 中の茶屋あたりの山林に群生して咲いてました・・。

ヘビイチゴの実 ? 

ホップの実のようですが・・? 葉が少し違う・・?

うばゆりの実に似ていますが・・。

 

 

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  今日は敬老の日。 もう古い話になりますが 高齢者の集いの写真などです。

2019年09月16日 | 自然 花 写真

 

  (   千葉県でなくとも ここ忍野村も日常電波が弱く ブログの更新 写真のアップに手を焼いています・・。)

 

 

今日は敬老の日! 私も祝われる一員なのでしょうか ?  今年も忍野村の役場から お祝い金贈呈の案内が

ありました。後期高齢者になった去年だけかと思っていたのですが 毎年頂けるようなので 有り難い!!ことだと 

思っています。先月の末に恒例の健康診断がありました。結果は今月末ですが 高齢者には全て無料で検査をしてくれます。

有り難いことです。 忍野村は裕福だからでしょうか ? 

 

今回の台風15号は気象庁の発表で風速45mの猛烈な風が吹いたようです。35m以上の風で樹木や電柱が倒壊するようで 

上陸した千葉県での被害も十分考えられる風の強さです。倒木などで電柱が破損して 記録的な停電となっています。昨年の

台風21号では 関西電力管内で220万件の停電が起こっていました。

住宅街での台風では断水、停電(その長期化)、浸水 建物の破壊が予測されます。実は今年 1959年(昭和34年)に襲った

伊勢湾台風から60年にあたります。全国で5000人以上の死者が出た記録的な台風でした。この台風を教訓に高潮防潮堤が

建設された。日本は室戸台風はじめ 台風の通り道となっているので 被害は避けることは出来ませんが 事前の備え 住民の

自覚 自治体の対策 国の環境政策 等今回の対応を教訓に 充分な備えをしていくことが必要です。

 

大都会での地震や台風では多くの命が奪われる危険があります。日本は大きな国でない割には人口が多く かつ森林が60%

以上を占め 狭い地域に多くの人々が住まざるを得ません。かつ大都会に人口が集中しそして世界に例が無いほど 豊かな生活を

エンジョイしています。その欲望は益々膨らんでいくようです。一方で大地震 津波 台風 ゲリラ豪雨 洪水 噴火など

自然災害も高い確率で予測されています。広域で同時に起こる可能性があります。

 

今の科学・技術でも追いつかない自然の脅威があることを思うべきです。冷静に過去の事実を見直し 50年先 100年先の安全を

考えて対策を講じていくことです。過去に何が起こったかを深く研究し そして千年先1万年先の地球を考えての世界規模の構想が

必要です。それでこそ ホモ・サピエンス(賢い人間の意味)だと思います。地球が過ごして来た歴史から見れば 1千年でも

1万年でも 一瞬なのです。

 

新しくなった環境大臣には 東北の復興と同時に 日本の、世界の環境を守り 命をつなぐのが私たちの使命だという逼迫感を

もって 他の生き物と共存する環境戦略を構築してもらいたいと思います。 アリやゴキブリは何故長生き出来ているのか 

それなりの知恵があるからだと思います。賢いと自認 過信している人間  今一番威張っている新参者のホモ・サピエンスが

22世紀最初の消滅にならないよう その足元をすくわれないようにしたいものです。

 

 

 

先日お伝えしたゲリラ豪雨の写真と雨が上がった後の虹を 今頃載せる始末です・・? 

そして皆さんで作ったフルコースのランチもやっと紹介出来ます・・。

若い人も手伝ってくれて 着々と料理が進行します。

90歳の方も 元気に忍野村で独り暮らし。 料理にも熱が入ります。

午後はストレッチ体操。若い 元気で 愉快なお姉さんのトークで 筋肉を使っていきます。

 

忍野八海のそばなので 帰りに寄ってみました。 きれいな水に金色のコイ。

忍野八海の一つ 菖蒲池(しょうぶいけ) 菖蒲は昔薬草だった。 

何処でも見られますが アベリア。

そして色鮮やかな 百日紅(サルスベリ) 確かに幹はつるつるです。

写りは悪いですが 黒揚げは。滅多に写真に出来ないものですから・・。

先日 山中湖の花の都公園で見た 黄花コスモス。

4、5日振りに通ったら すっかり満開でした。 9月12日と 比べて見て下さい・・。

 

 

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  台風の爪痕の大きさに驚いています。 

2019年09月14日 | 自然 花 写真

    (    今日の写真は 前回言っていた 忍野村の 独り暮らし高齢者の交流会のものです。 )

 

 

台風15号の影響で今なお困難をかかえておられる皆さんに心からお見舞いを申し上げます。

台風15号 山梨県は大した影響がなく ほっとしたこともあって 安心した! というコメントを入れ ましたが 

千葉県を中心に台風の進路の右側(東側)は深刻な爪痕を残しています。停電 断水 通信障害 などです。未だ20万件以上が

停電ということですが 電気がまるで人間の血管のように 私たちの生活の 隅々まで行き渡っている現代、水道も 食べ物も 

スマホもその影響を受けて 障害が出ることが分かりました。停電し冷蔵庫 冷凍庫の食品が腐ることは私も経験があります。

自家発電も数時間から数日のみで コンビニも100軒以上営業停止状態。食べ物がない恐怖を思いました。

 

コンビニは現代の街の灯りです。24時間明るい照明がついて 食べ物 飲み物が豊富にあり 銀行の用も宅配の便も図ってくれ

ました。まさにコンビニエンス ! 便利な所でしたが 今回台風15号によって やはり限界があり 却って不便を認識する結果に

なっています。病院も自家発電に限界があり 弱い立場の患者に困難が集中し 命が失われる事態に。この台風が来なければ 命を

失うことはなかったのに・・・。

 

風雨による倒木は予想外?だったようです。電柱が倒れ 配電盤も壊れたようですが 倒木をまず処理しないと復旧工事は中々

進まない。道路が通行止めでは 食料などの輸送もままならず 完全復旧は更に来週まで続きそうです。5日目になっても被害状況が

正確につかめず 熱中症などで亡くなった人々も出ています。 エアコンがきかず看護師さんが団扇で患者さんを扇いでいた・・とも

聞きました。なんとお気の毒なことかと涙する思いです。

 

快適で効率的な都市は望ましくても 自然の存在を無視すると しっぺ返しをくってしまいます。普段の恵まれた生活が急に暗転して

不自由この上ない生活を強いられる。当初の復旧見通しが甘かったのか 現場状況が把握出来なかったのか ずれ込んで被災者を

イライラさせています。

『 助けて下さい ! 』と言う悲痛なメールがNHKに多く届いた・・とTV放送で言っていました。 個人が高級情報機器である

スマホを持ちながら 電話 メールも届かず連絡がとれないこの現実は何でしょう? 通信障害 現代の基幹インフラである通信が

ダウンした・・。防災無線も作動せず 情報オンチで 動けない人々が多く居た・・。 ガソリンスタンドに長蛇の列 これも情報と

いうか災害への認識の弱さでしょう。道路が寸断され 陸送が思うに委せない、復旧工事も進まない。電気も 水道も 食料も通信も

駄目では 社会生活は潰滅です。去年も北海道でブラックアウトという広範囲の停電がありました。便利さが進むほど 不便さが

増すという社会矛盾です。 高齢者に命の危険が増すのも 現代の問題を象徴しています。

 

現代において 停電や断水はあってはならないことです。暗い中で 数日を過ごす 食べ物 水が無くなっていく 風呂も洗濯も 

洗い物も 片付けも進まない・・。TVが見られず 情報が無く スマホが使えないので 家族 友人の安否も分からない・・ 

現代人には致命的な出来事です。 便利で快適な社会生活を保証するのが現代文明だからです。知識や技術を進歩させ 自然を開発し

 人間の力による社会を、文明を創造してきました。それは幸せを 豊かさを象徴するものでした。人々はその為に働いてきたと

言えます。しかし 自然の大きな力は 私たちの開発を大きく上回るものでした・・・。

 

東京電力の発表では 電気の完全復旧にまだ2週間はかかるということです。個人の生活の復旧は更に長時間かかることでしょう。 

私には気持ちだけの応援しか出来ませんが 気持ちだけは寄り添っていきたいと思います。

 

生活改善委員会のメンバー。 食材も全て 用意してくれています。

一応レシピーはありますが 仲々読んで理解するのは難しい・・。

再録 ?  これで3回連続して出ています。 右の男性も 去年に続いて参加です。

春から咲く 薊(あざみ)ですが 私のイメージでは アザミの季節は秋です。 

白いのは何でしょう ?

われもこう。

花いっぱいの 月見草。富士山の周りでは やはりこの花ですね・・。

ホタルブクロ。 ホタルはとっくに居なくなりましたが この花の花期は長いです。

前回よりも この風露(ふうろ)の法が きれいに撮れたので・・。

河原撫子( かわらなでしこ )  秋の七草のひとつ。 

晒科升麻(さらしなしょうま) あっという間に大きく白く花を開きました。

北富士演習場から見た 山中湖。

もうじき初雪があるだろうと 期待しています。

 

 

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   台風の影響が大変です !!   私のドラマチックな1日 !?

2019年09月12日 | 自然 花 写真

 

    (  秋の装いの富士山。 早々と初雪を 待っています・・。)

 

 

台風15号の影響で千葉県内30万戸以上停電している。断水もあり スマホもつながらないようですね。

お見舞い申し上げます。 早く復旧して 普段の生活が戻りますように お祈りしています。

 

一昨日はドラマチックな一日でした。少しドラマ風に書くと 朝10時前に忍野村の保健所に到着。今日は ここで 

独り暮らしの高齢者の為に 料理とストレッチ体操を教えてくれる 高齢者交流会が行われます。 毎年参加しています。

名前が厳めしいですが 『 食生活改善推進員 』の皆さんと一緒に調理をし 会食をしました。調理と言っても 実際は

ピンクの服装の推進員の皆さんがほとんどやってくれます。一部食材を切ったり 炒めたり お手伝いをする程度・・。

一応サラダからデザートまで短時間で作って 後は楽しく頂く・・という段取りです。勿論皿洗いも実習の内・・。日頃

やっているので問題はありません。

 

私が家でやってみたいなーと思ったのは 小松菜とバナナとミルクで作るスムージーでした。簡単で栄養もあるというので 

今まで買ったこともない小松菜を買ってみようかなーと思った次第・・・。ただミキサーが無いので 自分でみじん切りか

大根おろしのように しなくてはいけないのが少し面倒です・・。

 

午後は 『 健康運動指導士 』 というこれまた難しい資格の若い女の先生( 去年も教わった )に 手取り足取り 

ストレッチ運動を習うというものです。 呼吸法や歩き方 普段使わない筋肉の使い方など色々です。参加者はわずか7名 

かつ上は90歳からのもう身体が十分に動かない高齢者ですが? 色々楽しい実演を含めて 固まった身体をほぐして

くれました。私は男性3人の中では最も若く 身体は柔軟でしたが 腹筋の力がなく 無理のない強化策? を教わりました。

皆さん出来れば月に1回やってほしいと希望した程 楽しく1時間半ほど身体を動かしました。最後は皆さんで手をつなぎ 

大笑いして終わりました。参加無料の交流会で仲々充実した時を過ごしました。村内に150人程居る独り暮らし高齢者に

声をかけたそうですが わずか7人では勿体ない話しです・・?

 

ドラマはその後 バイクのオイル交換の為に 富士吉田の小俣モータースへ行きました。無事着いた頃から雨が降り出した。

まぁ いつもの夕立か・・と思っていたら 豪雨に変わり 激しい雷雨となりました。道路に面した店なので アスファルト

道路に打ち付ける雨粒の激しさに驚きながら オイル交換をして貰いましたが 激しい雷には本当にビックリ !? わずか

数十mソバに落雷 !? 花火というよりダイナマイトが爆発したような驚きでした。これが2時間近く続いたのですから 

一時はどうなるものか?と思いました。 

 

おかしかったのは小俣さんと私のスマホが同時に鳴り 大雨洪水警報を知らせた時でした。変な音楽が突然鳴りだし 警報発令

であることが分かったのですが その時はもう1時間以上たっており 今さら遅いなーと天を仰ぎました。こんな異常気象が

最近よくあります。これも地球温暖化の影響でしょう・・。ようやく小止みとなり スーパーで買い物をしていると 客が虹が

出ていると騒いでいたので 見上げると確かに青空にきれいな虹が出ていました・・。勿論 写真に収めました。

 

そんなわけで普段経験しないことを幾つか経験した1日でした。ホントはまだまだあるのですが 又長くなるので次回にします。

次回 写真も一緒に載せます。 スマホで撮ったので 手続きがあり ? 間に合いませんでした・・・。

 

 

 

花の都公園の黄花コスモス。

富士山が見えないのは 残念ですが・・・。

これは百日草。 名前の通り 花期が長い。

道路の反対側には 西洋アサガオの畑 ?

久し振りに見た ソバの花。

昔はもっと盛んだったとか・・。 そういえば吉田のうどに 押されている・・。

赤まんま(いぬたで)も赤くなってきた。

草藤(くさふじ) そらまめ属  

普段見ているのは 弱草藤(なよくさふじ)。  

地域によって色々な風露(ふうろ)があります。 これは富士山風露 ?

フジバカマ ?  秋の七草のひとつ。

北富士演習場の富士山。 ススキが目立ってきました。

 

 やっと`撮れた 赤トンボ。 バイクの籠に駐まりました。

次回たっぷり写真を載せます・・・。 

 

 

 

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 台風一過 山梨方面は大きな被害はなかったようで 良かった !!

2019年09月10日 | 自然 花 写真

    ( 台風一過の富士山 珍しく雲少なく 黒い夏の姿を見せてくれました・・。)

 

皆さんはセヴァン・スズキさんの話しを聞いて どう思いますか ? 12歳と言えば6年生ですが 実に しっかり

していますね。話しは変わりますが 先週の日曜日 教会で10歳の女の子が洗礼を受けました。 その『証し』がとても

素晴らしかったので 大変感動しましたが 今の若い人々は実にしっかりしています。そんな子供達が生きる未来に 

私たち大人はどう責任を持つべきでしょうか ? 

 

年金や国家財政も同じですが 私たちが将来の世代に負債だけを残しています。問題を先送りして今さえ 良ければ・・と

思っているようです。特に政治家は当面の選挙さえ良ければ 後はどうなろうと知りません・・という感じです。本当に

無責任で 恥ずかしい限りです。高齢者も もう自分の仕事は終わった !?と思っているのでしょうか ? 孫が可愛い・・

でしょうが その孫や更に先の世代が安心して幸せに生きる社会を残すことに 大人はもっと自覚を持つべきでしょう・・。

 

* 争いをしないこと *他人を尊重すること * 話しあいで解決すること・・  どれもその通りですね。 * 他の生き物を

むやみに傷つけないこと * 分かちあうこと * 散らかしたら自分でかたづけること・・ 自分本位で生きている大人が

恥ずかしいですね。 * そして欲ばらないこと・・・ グリーンランドが欲しいなんてホント恥ずかしい・・です。民主主義

国家なんて名ばかりで 自己中心 自分本位のリーダーが多くなっています。難民問題 領土問題 資源確保 経済成長 

軍事強国 など私たち大人が行っていることを 上に挙げた倫理観に基づいて 考え直してみたいです。

 

先日ブータンのドキュメンタリーをTVで見ましたが 人々は自然を敬い 畏れ 感謝して生きています。日本と比べると 

電化製品は少ないし 食べ物のレパートリーもなく 娯楽も少ないかも知れませんが 豊かな自然が与える心の平安が 国民の

幸福度を高めているように思われます。 ヒマラヤの麓の国というイメージですが インド平原あり 中央盆地ありで起伏に

富んでいます。広い棚田もあり 山や森を大切にしています。自然から食べ物 薬 又仕事も得ています。田植えも日本の昔の

ように皆家族総出で苗を植えていました。信仰は異なりますが いつも祈りは欠かさず 自然の恵みの中で 生活している感じです。

かって日本もそうだった・・。 ノスタルジーを感じる風景ですね・・。

 

 

広い裾野を持つ富士山。

左右対称のように美しい富士山。

右の方に 山梨県の南アルプス方向へもへも 長い裾野がります。

左の方には 御殿場方面へこれまた長い裾野です。

晒科升麻が咲いてきました。 山中湖畔には 蓮華升麻も咲いているとのこと・・。  見にいかばや!

花虎の尾。小さな花がまとまって咲いています。 

ハイビスカス。 ムクゲは多く咲いているのに 芙蓉は見ない。このアンバランスが不思議 ?

        

          鹿の子百合の咲く藁葺きの家。忍野に」は豊かな農家が多い。

秋桜がふだんに見られるようになるということは 秋が進んで来ているということですね。

傾いた菊芋。 15号台風の小さな被害・・?

倒れた稲も見つけました。 この程度なら すぐ回復するでしょう!?  よかった!

マーガレットコスモス  ? 黄色い花は似ている花が多くって・・?

秋のノゲシ でしたね・・・。

雪の全く無くなった富士山。 9月末には初雪があるかも・・。 しばらく富士山特集が続きます。

 

 

 

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30年前 12歳だったセヴァン・スズキさんが リオの国連環境会議で話したこと。

2019年09月07日 | 自然 花 写真

   (    ススキは 芒とも 薄とも書きます。 オギ(荻)に似ていますが 湿地に咲くかどうかで区分けします。)

 

1992年 約30年前 ブラジル リオジャネイロの国連環境サミットで世界の指導者の前で 12歳の女性が演説しました。

その内容を再録します。又々 長くなりますが 伝説の演説として 多くの人々の記憶に残っています・・。

 

 今日は、セヴァン・スズキです。エコを代表してお話しします。エコというのは、子供環境運動(エンヴァイロンメンタル・

チルドレンズ・オーガニゼーション)の略です。カナダの12歳から13歳の子どもたちの集まりで、今の世界を変えるために

頑張っています。あなたたち大人のみなさんにも、ぜひ生き方を変えて頂くようお願いするために、自分たちで費用をためて、

カナダからブラジルまで1万キロの旅をしてきました。

 

今日の私の話には、裏も表もありません。なぜって、私が環境運動をしているのは、私自身の未来のため。自分の未来を失うことは、

選挙で負けたり、株で損したりするのとは訳が違うんですから。私がここに立って話をしているのは、未来に生きる子どもたちの為

です。世界中の飢えに苦しむ子どもたちのためです。そして、もう行くところもなく、死に絶えようとしている無数の動物たちの為

です。

太陽の下に出るのが、私はこわい。オゾン層に穴があいたから。呼吸をすることさえこわい。空気にどんな毒が入っているかも

しれないから。父とよくバンクーバーで釣りをしたものです。数年前に、体中ガンでおかされた魚に出会うまで。そして今、動物や

植物たちが毎日のように絶滅していくのを、私たちは耳にします。それらは、もう永遠に戻ってはこないんです。

私の世代には、夢があります。いつか野生の動物たちの群れや、たくさんの鳥や蝶が舞うジャングルを見ることです。でも、私の

子どもたちの世代は、もうそんな夢を持つことも出来なくなるのではないか?あなたたちは、私ぐらいの歳のときに、そんなことを

心配したことがありますか。 こんな大変なことが、ものすごい勢いで起こっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ

余裕があるような呑気な顔をしています。まだ子どもの私には、この危機を救うのに何をしたらいいのかはっきり分かりません。

でも、あなたたち大人にも知ってほしいんです。あなたたちも良い解決法なんて持っていないっていうことを。オゾン層にあいた穴を

どうやってふさぐのか、あなたは知らないでしょう

死んだ川にどうやってサケを呼び戻すのか、あなたは知らないでしょう。絶滅した動物をどうやって生き返せるのか、あなたは知らない

でしょう。そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、あなたは知らないでしょう・・・。どう

やって直すのか分からないものを、壊しつづけるのはもう止めてください。

 

ここでは、あなたたちは政府とか企業とか団体とかの代表でしょう。あるいは、報道関係者か政治家かもしれない。でも本当は、

あなたたちも誰かの母親であり、父親であり、姉妹であり、兄弟であり、叔母であり、叔父なんです。そしてあなたたちの誰もが、

誰かの子どもなんです。

私はまだ子どもですが、ここにいる私たちみんなが同じ大きな家族の一員であることを知っています。そうです。50億(今は76億)

以上の人間からなる大家族。いいえ、実は3千万種類の生物からなる大家族です。国境や各国の政府がどんなに私たちを分けへだてよう

としても、このことは変えようがありません。私は子どもですが、みんながこの大家族の一員であり、ひとつの目標に向けて心をひとつ

にして行動しなければならないことを知っています。私は怒っています。でも、自分を見失ってはいません。私はこわい。でも、自分の

気持ちを世界中に伝えることを、私は恐れません。

 

私の国での無駄づかいは大変なものです。買っては捨て、また買っては捨てています。それでも物を浪費しつづける北の国々は、南の

国々と富を分かちあおうとはしません。物があり余っているのに、私たちは自分の富を、そのほんの少しでも手離すのがこわいんです。

カナダの私たちは十分な食べものと水と住まいを持つ恵まれた生活をしています。時計、自転車、コンピューター、テレビ、私たちの

持っている物を数えあげたら何日もかかることでしょう。

2日前ここブラジルで、家のないストリートチルドレンと出会い、私たちはショックを受けました。ひとりの子どもが私たちにこう

言いました。「ぼくが金持ちだったらなぁ。もしそうなら、家のない子すべてに、食べものと、着るものと、薬と、住む場所と、

優しさと愛情をあげるのに。」家も何もないひとりの子どもが、分かちあうことを考えているというのに、すべてを持っている

私たちがこんなに欲が深いのは、一体どうしてなんでしょう。

これらのめぐまれない子どもたちが、私と同じぐらいの歳だということが、私の頭を離れません。どこに生れついたかによって、

こんなにも人生が違ってしまう。私がリオの貧民街に住む子どものひとりだったかもしれないんです。ソマリアの飢えた子ども

だったかも、中東の戦争で犠牲になるか、インドで物乞いをしていたかもしれないんです。

もし戦争の為に使われているお金を全部 貧しさと環境問題を解決するために使えばこの地球はすばらしい星になるでしょう。

私はまだ子どもだけど そのことを知っています。 学校で、いや、幼稚園でさえ、あなたたち大人は私たち子どもに、世の中で

どうふるまうかを教えてくれます。   たとえば、

 

* 争いをしないこと

*話しあいで解決すること 

*他人を尊重すること 

*ちらかしたら自分でかたづけること

* ほかの生き物をむやみに傷つけないこと

* わかちあうこと

* そして欲ばらないこと

 

ならばなぜ、あなたたちは、私たちにするなということをしているんですか。何故あなたたちが今こうした会議に出席しているのか、

どうか忘れないでください。そして一体誰のためにやっているのか。それはあなたたちの子ども、つまり私たちのためです。皆さんは

こうした会議で、私たちがどんな世界に育ち生きていくのかを決めているんです。

親たちはよく「大丈夫。すべてうまくいくよ」といって子どもたちをなぐさめるものです。あるいは、「できるだけのことはしてる

から」とか、「この世の終わりじゃあるまいし」とか。しかし大人たちはもうこんな慰めの言葉さえ使うことができなくなっている

ようです。 お聞きしますが、私たち子どもの未来を真剣に考えたことがありますか。

 

父はいつも私に不言実行、つまり、何を言うかではなく、何をするかでその人の値うちが決まる、といいます。しかしあなたたち

大人がやっていることのせいで、私たちは泣いています。あなたたちはいつも私たちを愛しているといいます。しかし、言わせて

ください。もしその言葉が本当なら、どうか、本当だということを行動で示してください。  

最後まで私の話を聞いて下さって 有り難うございました。 

 

秋のノゲシ ?  地味な雑草ですが 12月まで咲いています。

秋桜は秋を感じさせる 代表的な花ですね。

ひもげいとう。 名前の通り えんじ色のひものようです。 

少し時期が過ぎたようですが まだ時々見ます。 ノウゼンカズラです。

芙蓉なのか ハイビスカスなのか ? 先日も迷いました。家内は芙蓉(ふよう)だと言っています。

ナスタチューム。別名キンレンカ。初夏から秋口まで 結構花期は長い・・・。 

花魁草(おいらんそう)も今が盛り。花の香りが 花魁の白い粉に似ているから・・。

みそはぎ ? みそぎはぎを略したもの。 お盆の日に 花に水を付けて 玄関先でお祓いをする。

松葉菊。 夏までの花ですが 忍野ではまだまだ元気です。

桂川で ルアーフィッシング。 忍野の隠れた名所。

私はどうも魚釣りは駄目で ソバを透るだけです・・。

マンションの裏の空間にも トンボが多く飛んでいます。

ケヤキの木でしょうか 青い空に大きく広がっています。 まだ夏の空ですね。

 

 

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  すこしづつ秋の気配がただよってきています・・。

2019年09月05日 | 自然 花 写真

   ( あざやかな紫のアサガオ。 ソライロアサガオ とも言われる・・。)

 

今回は少し話題を変えます。ホテルで貰った新聞に 多くの人々から寄せられた 俳句が載って

いました。 五,七,五という短い文に 心を込めて表現する 日本独特の文学様式ですね。芭蕉や

一茶の俳句は時々 口に出て来て 馴染みがあります。 だらだらと長い文章を連ねるのではなく 

短く核心を現すことはとても大事なことだと 常々思っています。私もそれなりに苦心している

のですが ついつい長く 冗漫になってしまいます。TVなどで色々な方の発言を聞いていても 

納得出来る話と 訳分からないなーと思う話しがあります。これはある意味大事な脳トレですね・・。 

8月の選ばれた俳句の幾つかを 紹介しましょう。

 

父の骨 なほジャングルに 敗戦忌     私の父も戦死したので この思いは分かります・・。

シベリアのことは語らず 生身魂      先日の黒井さんの会合でもこの話しが出ていました・・。

 もくもくと 時を食して 草茂る      時を食して・・という表現 今年は特に草茂る感じがします。

亡き父を 忘れし母と 墓参り               これも私の母の晩年を想い やるせなさを感じます・・。

 

日本人にとって 8月は鎮魂の月ですね・・。こんな句もありました。 戦争を知らぬ古希にも 夏来る

そう時代は流れます。私は一応戦中派ですが 気分は戦後派ですね・・。 戦争のことは覚えて

いませんから・・。 ただその影響は 今も心の痛みとして感じます。母のこと 兄のこと 或いは

義父のこと・・。 過去を懐かしむのは高齢者の特権のようで もう立ち止まって 未来に進む気持ちが

弱ってきている証拠かと敢えて余り 昔話はしないできていますが 8月だけは別のようです・・。

 

少しテーマが違って来ました・・。具体的で 新鮮な表現が読んで下さる方の気持ちを打つのだと

常々思って努力はしているのですが 気持ちが前のめりになって 却って 読みづらくしている

ところもあるなーと自戒もしています。SNSやメールなどで 短く考えを、気持ちを表す人も

多くなっています。文字で無理なら スタンプ多用な人もいます。日本には俳句 短歌 川柳など

短く表現する手法が発達しているので 私もせめて 川柳で楽しく想いを表現してみたいなーと

以前から思っています。長くなればなる程 読んで 頂けなくなる・・という法則を頭に込めて 

短く表現する工夫(句風)をしたいと思っています・・・。 

 

典型的な ソライロアサガオ。 沢山一斉に咲いています。

去年も同じところに もっと沢山咲いていました・・。

ヤマハギ。 萩は秋の七草の一つ。 一般に萩といえば ヤマハギを指すそうです。  

ススキはますます勢いを増しています。中秋の名月には欠かせない、、ですね。

ススキの花。 黒いですが 稲とおなじような花が咲きます。 

秋のえのころ(狗尾)草。 犬の尻尾という意味。 猫じゃらし とも言います。

金色に変わると 見頃です。

ノコギリ草。 葉がノコギリのようです。

秋海棠(シュウカイドウ) 中国原産。 何故か花は下向き・・。

牡丹臭木(ぼたんくさぎ)。本当はまん丸です。 枝葉に強い臭いがある。 

百日紅(さるすべり)。 近寄るまで 分かりませんでしたが 幹はツルツルの猿滑り ? でした。

ルドベキア・タカオ。 今忍野で最も咲いている花。

しじみちょう の種類では・・? 

雉(きじ)の子では・・?  以前近くで母親を見たので・・。 

 

 

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   9月になると 急に秋めいて来ました・・。

2019年09月03日 | 自然 花 写真

     ( 富士山をバックにトンボが舞う姿は 秋を感じさせます・・。 )

 

前回のブログで稲の花を紹介しましたが その際 『 こんな小さな花に虫が来るの・・?』と

書きました。 後で調べてみると やはり稲は自家受粉でした。自らの雄しべの花粉を風の力で

運んでもらって 雌しべに 付けて受粉する ( こんな花を風媒花と呼びます。) のです。

風に頼るので自力ではないとも言えますが 虫などには頼らない・・という意味です。これも自然の

仕組みです。私たち人間の知らない所で受粉が行われ 一株で1500から2500の米粒を実らせます。

お茶碗一杯のご飯は二株程の実りで得られます。今富士山麓では既にモミに実が詰まり始め 今月

中旬には成熟し 刈り入れの時を迎えます。 黄金の穂波が楽しみ・・。

 

一昨日の『 サンデーモーニング 』  で環境問題対策が仲々進まないことが議論になっていました。

倫理的に 『 温暖化はいけない! 地球を汚してはならない!』 と分かっていながら 一方で

経済成長は進める、最後の市場としてアフリカの開発を進めるなどが並行して行われていることに

疑問を呈しておりました。 G7でも温暖化対策に何の解決策 方向性を示さないで終わりました。

アメリカに遠慮して 世界のリーダー達もモノが言えないようです。何の為のG7か・・? と

言いたくなりますが どの国も経済成長 開発を優先させないと国民の支持を得られない 選挙に

勝てない・・からでしょう・・・。

 

ある評論家は 地球には環境容量が決まっていて 今やその奪い合いが行われている と言ってました。

 それは人間同士だけではなく 人間と他の生き物が地球を奪い合っているとも言えるのです。限られた

地球容量( 土地 水 大気など )を奪い合う利害関係が起こっていると・・。一体地球は誰のもの

でしょうか? 空気はタダ 水もタダ 土地もタダという時代はありました。でもそこには先住民が

居たり 他の 生物が住んでいたりしましたが 力ある者が強引に奪ってきました。 世界200ヶ国 

人口76億の人類が言葉もしゃべらない 権利も主張しない生物を追い出し 今の豊かな文明社会を

築き上げてきました・・。

 

何故世界が一致して 環境問題に取り組めないのでしょうか ? スエーデンの16歳の女の子が

NYへヨットで行って 国連にも乗り込んで 環境問題を訴えています。以前紹介した 同じく若い

セヴァン・スズキさんのことも語っていました。そういう先駆者 ?はいるのですが 花火のように

すぐ消えてしまします・・。 ある人は 『 地球を被害者にしているだけでは 説得力がない・・』 

などと言います。自分の問題となってないから・・ 自分の手触り感がないと問題がかすんでしまう

と・・?  この言葉は私にとっても痛いです。 私のブログの読者の一人である家内は 最近の長い

文章に 『 力を入れないと 読めない・・ ? 』というようなことを言います・・。多くが他の

人々の紹介文で 私の実体験がないからでしょうか ? 

 

荒川のゴミ清掃を25年続けた方に 最近会いました。以前少し紹介した方ですが こんな方が自分の

体験から話しをしてもらうことが必要・・と思ったりします。私も林道など走って気付いた時は空き缶や

ペットボトルを拾ったりしますが 電気製品など大型のものには手も出せないし 写真に載せることすら

気がひける始末です。私たちの生活を変えなきゃ・・と思いながら 具体的な痛みを伴うものは 仲々

言い出せません。 自分も出来ていないのに 皆さんにお願いだけするのは心が引けるからです・・・。

 

 

赤トンボではないですね。以前高知で教わった 日和(ひより)トンボに似ています。

マンションの裏庭でも ダイダイのトンボが沢山飛んでます。

青空にススキが似合うようになってきました・・。

トンボを写そうと思ったら手前の茅萱(チガヤ)が映ってしまいました・・?

これは葦(アシ)のようです。 よく似ています。背が高いです。 

前回も載せましたが 力芝。 これで 花が咲いている・・。

この菊科の花はそっくりさんが沢山あります。私の判断では 薬師草(やくしそう)のようです?

秋には欠かせない 赤マンマです。

夏から秋へ いつでも咲いている感じの ヒメジョオン・・。

野原に珍しい ハイビスカス。 アメリカ芙蓉にも 似ていますが・・。

大きく写しましたが ヒルガオです。

定番の 露草(つゆくさ)。 相変わらず清楚な美しさです。

ピンクですが 赤つめ草。 

手前は実りの稲田と 中間はススキの原。 後ろは忍野の山々・・。

 

 

 

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  9月に入りました !  防災の日、 秋の田も実りの時 ! 

2019年09月01日 | 自然 花 写真

  (  稲の花 8月20日頃 こんな小さな花にも 虫などがやってくるのでしょうか ? )

 

9月に入りました。8月は本当に雨が多かったですね。高知でも日照不足などで 米や野菜の生育が

心配 されています。今日は 二百十日、防災の日です。TVではどの局も北九州の大雨について報じて

います。この30年間に必ず来る( 80%の確率 ) 南海トラフの地震を心配する声もあります。

異常気象や自然災害に振り回されている私たちの生活です。 実りの秋を迎える9月 台風など

来ませんように・・・。

 

昔は大きな生き物を恐れ 天地異変を恐れて生きてきた人類は 今や何の恐れもなく 地球を超えて

宇宙にまでその支配を広げようとしています。ではもう人類には何の恐れも無くなったのでしょうか ? 

そうではありませんね・・。 最近の北九州の豪雨でも命の危険を感じた人は多くいました。地下の油が

流出して海にまで広がり 必死に油をすくい取る作業が続けられています。土砂崩れがあり 家屋が浸水

などの影響を受け ゴミが山積みになります。 油を被ったゴミの臭いは大変です・・。

 

油の付いた稲はもう収穫不能でしょう。川にいた魚は 水辺にいた小鳥や小動物は・・・?? 今回の

油流出でどれ程の生き物が死んでいることか・・。川の生態系、地域の生態系も壊されたことでしょう。

人間は素晴らしい才能や意欲や知識を持っていますし 自分の問題となれば真剣に考えますが とても

自己中心的で 他の生き物との共生では随分意識が弱いのです。自分もまた同じ生態系に住むという

共存 共生意識が弱いのです・・・。

 

人間は自分に都合がいいように森を開拓し(壊し) 農薬を撒き コンクリートで地面を覆ってきました。

土に触れない生活が当たり前のようになっています。しかし他の生物には致命的なことです。彼らは何の

発言もしないし 彼らの気持ちを代弁するのは難しいことです。 生き物は自然を受け入れ 進化して

子孫を増やして来ました。 自然を開発の対象としてしか見ない人間の価値観とは違いがあります。

殺人はいけないことが人間社会の約束事ですが 自然の動植物を食料として生きてきた事実があり 

人間の為には彼らの犠牲は仕方が無い・・と考えています。今豚コレラが流行っていますが 殺処分が

解決方法です。 同じ生態系で生きていれば その影響は人間にも及んで来るかも知れません・・・。

 

この社会で真面目に生きる人でも 同じ生態系で共存する他の動植物のことを 忘れているように

見えます。確かに庭で花を育て ペットを可愛がり 動植物とのふれあいを大切にしている人も

多いです。でも人間の社会行為が多くの動植物を絶滅に追い込んでいることも事実で 今回の豪雨で

命を失った生き物は20種や30種ではきかないでしょう。 TVでは報じませんが 同じ自然の中に

生きてきた動植物にとっても今回の豪雨は大きな被害です。  

 

 出来るだけ人工世界に住み 自然の影響を受けない生き方が高級な生活と思われる節があります。

でも自然の恵みと厳しさを両方受けながら生きる生活は多分これからも100年は続くでしょう。

技術が進み 農作物を人工的に作れるようになり 化石燃料や原子力によるエネルギーが確保されると 

自然を重んじる考え方が薄れてきました。森が破壊されても 北極圏の氷が融けても 関係ない !?

という考え方です。人間に役立つ範囲内で 自然を、他の動植物を尊重する(利用する)そんな考え方に

なって来ました・・。

 

元々自然から離れて 『 社会 』 という自分に都合のよい世界を作り始めたことから その乖離は

始まっています。限られた自然環境の中で 人類と動植物達の間で矛盾が 利害関係が生じています。

他の生き物につけ回しをしてしか 生きていけないような状況も生まれています。高いお金を出して

ペットを買い 猫かわいがりをしていますが 生活の周りにいる動植物には 目が届きません。

捨て猫 捨て犬がどんどん増え 人を襲うような事態も起こっています。どんどん開発が進み 

彼らの生活場所が無くなっても 人間は自分の便利のために開発を止めようとはしません。限られた

空間の中で動植物を育てても 大きな自然の中で 自然に生きる彼らを守ろうとはしません。野生が

失われた 牙を抜かれた動物を眺めているだけです。野生を大切にする行動的な手法を取り入れて

人気の旭山動物園の園長さん自ら その限界を語っているTV放送を見ましたが 地球(生態系)の

生き物とのあり方を改めて考える時期にあるのだと思います。

 

経済優先 人間優先では人間の利己主義と映る面があります。日本は企業公害を克服した経験を持つ国

です。一時的に痛みを持っても 企業 住民がウインウインの関係にすることも出来る筈です。環境 

生態系を重視した考え方が人間社会にも別の豊かさをもたらすこともあるのです。人間の目先の利害で

無く 自然があるがまま存在することが 引いては人間の住む生態系をよくすることになるかも知れま

せん。自然を利用するだけでなく 複雑な生態系のことをもっと知る必要があります。何十億年かけて

出来てきた自然 生態系をもっと大切にする考え方です。生態系のTOPに立つ人類は 自分の欲望を

抑えて 同じ生態系(自然)に住む 相手の立場になって考えてみる そんな余裕が欲しいですね・・・。

 

 

そして10日も経つと 実りがはっきりと分かるようになります。 成長が早いですね !

実りの秋にふさわしい かかしです ? 

曇り空の元で 富士山に笠雲。 少しはっきりしませんが・・。

少し ハッキリです。

我が家からの二重の笠雲 ? 

晴れた朝は こんな朝焼けも見られます。

恐い程の紅い雲です。空気まで紅くそまるように感じます・・。

秋の気配は ススキによく現れています。

力芝(ちからしば) 稲科の植物。 やはり秋になると ブラシのような花穂を付けます。

イタドリの花。真っ白できれいです。

トウモロコシも 少し安くなりました。

ルドベキア・タカオ。 この花も忍野では 秋の花ですね。

菊科はもの凄い種類があります。 メランポジュームのようですが・・。

最後はあざやかに 百日紅(さるすべり)。 八王子の狭間駅前で 美しく咲いていました。

 

 

コメント (1)
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