ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

   2021年度世界二酸化炭素排出量は観測史上最高値を更新 !! 

2022年10月29日 | 自然 花 写真

( 早くも山茶花が咲き出しました。早い所では10月から咲く花ですが やはり高知は南国 !!)

 

宇宙広しと言えども 何故地球に生命が誕生したのか ? いつも考えるテーマです。 私は朝が早いので 起きると

ベランダで星を見ます。朝4時頃です。未だ夜明けには遠く 星がきれいです。夏よりも乾燥している今の方が 鮮やかに

見えます。南の方向にはオリオン座が見えます。最近流星群が見えると話題になりましたが 私も毎夜見続けて ようやく

流れ星を見ることが出来ました。天上の月やぺテルギウスという一等星はよく見えます。時間によって木星が大きく見え

ます・・。 星座の世界も楽しい・・。

 

私たちの地球は太陽系にあり 更に天の川銀河系の中にあります。その外に様々な恒星があり 多くの銀河があります。

銀河とは恒星やガス 塵 暗黒物質などによる巨大な天体で 私たちの想像を遙かに超える世界です。宇宙からみれば

塵に等しい地球に【生命】があるのです。現在のところ 他の星に生命がある事実は明らかになっていません。その地球も

46億年の長い歴史があり 38億年前に最初の生命が生まれ 長い時代と変化の末に最初の人類が生まれます。

約700万年前です。 更に私たちの直接の先祖 ホモサピエンスの誕生は 20万年前と言われます。

 

何故こんなお話をするかというと 私たちは膨大な空間と無限とも言える時間の末に 今居る訳で それを前提に現在

80億人 2050年には97億人とも言われる人類の幸福について考えたいからです。残念ながら他の生物は幸福について

発言出来ません。ペットや動物園の生物も色々恵まれた生活をしていても 幸福について発言することは出来ません。

神が与えた知恵によって(ホモサピエンスとは知恵の人という意味)人間だけが考え 文字で記録し 言葉で話し合いが

出来ます。

 

私が時々書く『 猿の惑星 』という映画ではこの世の主人公は猿です。人間は動物園で飼われている生物と同じ扱いです。

この設定にまず興味を感じます。この映画では猿が人間の過去の歴史を知っています。愚かにも核によって人類は滅んで

いたのです。最後の場面で 人間は傾いた【自由の女神】を見て絶望するのです。 確かに今この地球では人間が支配者で

しょう。でもウイルスに3年も苦しめられています。自ら造った核兵器の恐怖に怯えています。忙しい緊張した生活に

ストレスを感じています。決して科学が発達し 豊かな生活をしている人間が 【幸福】 とは言えないのです。

 

突然ですが 国連の世界気象機関(WMO)は26日 地球温暖化を引き起こす大気中の二酸化炭素、メタン等の温室効果ガス

の世界平均濃度が いずれも21年度に観測史上最高値を更新したと発表した。WMO の事務局長は『 我々は間違った方向に

進んでいる。』と危機感を表明し、排出削減に向けた行動を呼びかけた。国連事務総長も『人類にとって赤信号』と発言する

ほど、世界の気候変動は進行しています。  このままでは21世紀末までに産業革命前に比べて 2.1℃から2.9℃上昇する見通し

で、1.5℃以下に抑えようという目標には遙かに遠く 温暖化を防ぐ対策が全く不十分だと 最新の報告書で指摘しています。

 

山茶花(さざんか)は 椿科。 先日お茶の花に似た油茶(ゆちゃ)も見ました。いずれも椿科。

来年2月頃まで咲くので 花の少ない冬場にはうれしい花です。

紫式部(むらさきしきぶ)も 紫色が濃くなりました。 似た実に小紫というのもあります。

チェリーセージ。サルビアの一種。 久し振りだったので 載せました。

南京ハゼ。紅葉する葉ですが 白い種を付けています。

背高泡立草(セイダカアワダチソウ)。少し背が低い感じですが 日本に根付いています。 

鏡川のコスモス。少し勢いを無くしていますが 10月1杯はきれいです。

ススキも見頃を迎えています。黄色いのは 背の低い背高泡立草です。 

鏡川の中州に定住する? ヨシ。葦(あし)とも言います。 確かに雨風には弱い ?

   

    友人から頂いた あさぎまだら。 1千キロ以上飛ぶ 渡り蝶。

柿も熟して来ました。秋を感じますね。

銀杏も大分黄色くなってきました。

高知の繁華街 帯屋筋アーケードも賑わいが戻ってきました。 

右上方がオリオン座。 左下が木星  少し部屋を暗くして 拡大して見て下さい。

 

 

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  高知 越知町のコスモス !!

2022年10月26日 | 自然 花 写真

(   150万本のコスモス畑 越知町(おちちょう)の宮ノ前公園です。 )

 

地球には温暖な時代と寒冷化している時代がある。  実は 現在は氷河時代の中にある? この氷河時代は約260万年前に

始まったとされている。 ただ氷河期の間にも温暖な時と寒冷な時がある。大きな波の中に小さな波がある。12000年前から

太陽の放射量は7%増加し 気候は温暖化に向かいました。 6000年前の縄文時代は温暖化が進み 平均気温は現在より 

2℃程高かった。 その後も太陽活動の盛衰と同期するように 気候の寒冷期と温暖期を繰り返しています。

 

そして現在 19世紀の前半から確実に暖かくなってきました。産業革命が始まる頃ですね。日本ではペリーの黒船が来港

して 国内が攘夷佐幕で戦いが起こり 明治維新を迎える頃です。このような繰り返しを前提に 現在の温暖化も自然の変化

であって 人為的ものでは無いという人々がいます。ここ200年近く急速に温暖化しているからと言って 今世紀末に

向かって  温暖化が進むとは言い切れない・・? という人もいます。

 

多くの科学者が指摘するように 自然環境の変化は長い期間をかけて 緩やかに変化します。現在 産業革命以来起こって

いる変化は急激で 二酸化炭素の増加と温暖化のカーブが一致しています。100倍ものスピードで 人類生き物生き物が受け

容れることが難しい程の温暖化です。何千万年もの期間をかけて蓄積した化石燃料を世界が一斉に燃やし始め 二酸化炭素を

出すだけで 吸収する手段を持っていません。 右肩上がりの気温の上昇を元へ戻すには 長い時間がかかり 自然の営みに

委せるしかありません・・。

 

現在の温暖化は自然の温暖化以上の人為的な温暖化であることは明らかで 二酸化炭素の排出がこのまま進むと更に温暖化が

加速し 100年先の人類の生活や命を保証することも難しい。 私たちの生活や生態系が維持出来なくなるということです。

大きな滝壺に加速的に進んでいく人類の船を 今ストップさせないと破滅的な被害を被るという予測です。知的な人類が欲に

おぼれて 環境破壊で自滅していくようでは 未来の地球史に『人類』をどう書けば 別の知的生命体に理解をしてもらえる

のでしょう・・??  

 

2030年(もう8年少々ですが)が『未来への分岐点』です。今が私たちが持続可能な社会を維持出来るか 2050年に

97億とも言われる人口が 世紀末に生き残れるかどうかの瀬戸際になっています。現在の生活、経済を続けていけば 

温暖化だけで無く 資源・エネルギー不足 プラスチックゴミの増加による海洋、陸上の汚染 AIなどテクノロジーの

危険なまでの発達 貧富の拡大 飢餓 内乱 戦争へと 悪いシナリオにつながります。2030年迄にカーボンゼロなど

持続可能な社会への転換が出来るか ?  それは今の私達次第なのです・・? 

 

高知市の西 列車で40分の佐川からバスで15分 越知町のコスモスを見に行きました。

列車は久し振り。 仁淀川を越え 牧野博士の故郷 佐川へ。

2ヘクタールの公園一杯に 150万本のコスモスが咲き乱れていました。

例年10月中旬に コスモス祭りがあります。( 昨年はコロナ禍で中止。)

ひとつ一つの花も 美しい。

朝 通過した仁淀川の上流です。くねくね曲がっています。先に見えるのは 沈下橋 ?

近くに 横倉山があります。牧野博士が植物採集に通った所。 自然の森博物館もあります。

魚眼レンズで 少しコスモスを膨らまして撮りました。桜の季節もいいみたい。

新しく出来た 『 かわの駅 』 キャンプも出来 喫茶 土産店など。 近くで川遊びも・・。

本文とすこしコラボする意味で  IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の1000年間のデータ。

 

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   異常気象と気候変動   

2022年10月22日 | 自然 花 写真

( 金木犀(きんもくせい) 色も香りもよくなってきました。 )

 

二十四節季の霜降(そうこう)が明日です。早朝に霜が降り始める時期のこと。この時期気温がぐっと下がり 空気中の水分が

凍って草木の表面につく これが霜ですね。確かに高知でも最高気温が下がって来ました。来週はもう25℃以上の夏日は無くなる

のでは・・? それと湿度がぐんと低くなりました。私の部屋で30%です。肌枯れが心配される・・なんてTVでは言ってました。

日本晴れと昔は言いました。雲一つ無い快晴の秋 天高く馬肥ゆる・・のイメージです。

 

今回は『 地球温暖化の科学 』という本を参考にして 気候についての基礎的なことを学ぼうとブログを書いています。今地球では

温暖化によって異常気象が各地で起こっています。 異常気象とは。 30年に1回も起こるか起こらないか? という現象です。私の意識

では伊勢湾台風(1959年)や西日本豪雨(2018年)です。 今年は 『 救急車の夏 』というイメージが ぴったりの熱中症 或いは

コロナ感染者の増加がありました。 コロナのようなウイルスの発生リスクは温暖化によって高まると言われています。私たちが健康な

社会生活を維持するためにも 温暖化防止が大切ということです。

 

異常気象かどうかを判断する基準を平年値と言います。例えば2021年をポイントにすると 1991~2020年の30年間の平均を基準に

この数値から著しくかけ離れると異常気象だと言います。これを10年毎に更新します。ですからこの30年間無かったような高温 

大雨 強風 寒波 干ばつ 等が生じた時 気象庁では 『異常気象』という表現を使います。

 

この異常気象を発表するのは『 気象庁 』です。全国の気象を観測しています。海洋・地震・火山なども観測し その資料を

収集して天気予報や気象警報を発表します。高知にも高知地方気台があります。気象庁では気象レーダーや気象衛星など様々な

方法を用いて現在の気象状況を観測します。

 

異常気象と似た言葉に『 気候変動 』というのがありますが これは長いスパンで 数十年から数百年 場合によっては数千年

という長い年月をかけて変化する 気候の変化を意味しています。約1万2千年程前に寒い時期が終わり。 温暖期に入りました。

これは地球の気候変動なわけですが。私たち人類にとってはラッキーな時期に当たります。 農業が始まり 食料が安定して確保され、

人口も増え 人類は 『 移動から定住へ 』 生活スタイルを変えました。 

 

その後も地球は温暖期と寒冷期を繰り返しますが 度々言う様に18世紀頃から人為的な気候変動要因が加わり その結果 異常気象が

多発しているのです。1900年以来気象庁が発表した陸上の平均気温はジグザグを繰り返しながら上がっています。特に1980年以降

急激に上昇しています。気象庁研究所の温暖化予測では日本付近は2~3℃ 北極圏は6~8℃上昇すると言います。

夏場氷が溶け 北極海航路が開かれ 将来世界の大動脈になると予想されます。

 

 

 

牧野植物園の十月桜(じゅうがつざくら)。 ピンクと白っぽい花が 混じっているような・・。

前回も載せた十月桜です。 桜の花びらは五枚ですが この花は多い ?

吾亦紅(われもこう) 久し振りです。 牧野植物園で見ました。

マツムシソウ。 昔は薬草だった。 松虫が鳴く頃に咲くので 松虫草 ? ?

ジョウロウホトトギス。 牧野博士の命名。  牧野植物園ならではの花。

ホトトギス。 花びらの斑点模様が鳥のホトトギスに似ているから。

秋明菊(しゅうめいぎく) 仲々完全な形をした花が無いのですが・・。

砂地のようなところに広がったコスモス。 次回は越知町のコスモス祭り ! をお送りします

ザクロ(石榴)も実ってきました。

お多福南天も紅葉。葉の紅葉がきれいで よく見ます。

錦木(にしきぎ)の紅葉。 少し萎れている感じですが 昔の人は 鮮やかさを『 錦 』に例えた。 

ガマの穂。 棒がはじけて 種が飛び散っています。

我が家のブーゲンビリア。台風で花が落ち 葉が萎れていましたが 又つぼみを付け始めました。

オリオン座の流星群が見える・・というので 朝4時頃 外へ出ましたが・・? 左は月。右にオリオン座。

 

 

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    一月振りの牧野植物園。 人類が仕掛ける戦争 !?

2022年10月19日 | 自然 花 写真

( タニジャコウソウ。 丁度NHKが来年春放送の朝ドラの花の撮影に来ていました。熱心にこの花を撮っていました。)

 

 人類が現在のような活動を続けていたら、地球の未来が危ういと考えるグテーレス国連事務局長の言葉に『 我々は地球に戦争を

仕掛けている !』があります。 地球史上初めて 或いは人類史上初めて人間活動が原因で地球の均衡を崩す時代に入っています。

ロシアがウクライナに戦争を仕掛けたのが非道で許されないように 人間も母なる大地を勝手気ままに利用し 我が儘し放題は

許されない・・。

 

ウクライナ戦争をTVで見ていて ミサイルがバンバン撃ち込まれ 人々の命が失われ 建物が壊され 地面に大きな穴があいて

いる・・。自然も壊されているな~と思う。多分多くの生き物の命も失われている・・。人間が人間を殺す権利など無いように 

他の生き物を意味も無く殺すのは許されない。自然は全ての生き物に生存権を認めて 食料として他の生き物を必要な範囲で殺す

ことを許して来た。生物同士の 『食べるー食べられる関係』が 食物連鎖です。 

 

例え生態ピラミッドのトップに立っても 支配欲で他の生き物の命を奪ったり 生存場所を奪ったりはしていけない。持続可能な

循環型システムが全生物の共通のテーマでなかったか ? 神様もそれを望んで 『 生めよ 増えよ 地に満たせ! 』と

言われた。ノアの箱舟でも全ての生き物を一つがいづつ船に乗せ 新しい生態系を目指された。生物同士が関係し合うことに

よって、各々生命を維持することができる。 これが生態系です。 

 

地上が恐竜に占拠された時代はあったが 偶然か意図的か隕石が襲い 絶滅の運命をたどった。他の時期でも爬虫類で大いに栄えた

種はあったが 火山の噴火で 上空が死のスモッグで被われ大量絶滅した。ここでも噴火によって放出された二酸化炭素のせいで 

気温と海水温が急上昇し噴火で眠っていたメタンも噴き出し 全生物の96%が消滅 ! これは2億5000万年前の話し。恐竜が

滅んだ6600万年前のずうっと前の話し。 地球は全球凍結した時代もあった。

 

38億年前地球に生命が誕生して以来 繰り返された自然の営みであって 生き物はその中で繁栄したり 又死滅したり 僅かに

生き残った生き物が又増殖をはじめ 進化し種類を増やす その繰り返しだった。大陸が移動したり 火山噴火 隕石衝突が

起こったのは 普通の地球の変化です。 しかし 人類は短時間の内に人為的に地球の物質バランスを変化させ、環境に異変を

生じさせている。 数千年レベルで変動している地球規模の環境変化を 300年も経たないうちに約十倍の速さで変化させ、地球温暖化や

海の酸性化を引き起こしている。これは人為起源で地球にとって異常であり 地球も又報復に見えるような変化が起きているのです。

他の生き物は今迄の生態系を壊され 大迷惑をしているのです。

 

 

ツリガネニンジン。 牧野植物園は1月ぶり。 秋の花が色々咲いていましたが 何故かコスモスはない ?

今日も写真が大型版になりました。 スマホの設定がうまくいかないのです・・。白花浜アザミとありました。。

男郎花(おとこえし) 女郎花(おみなえし)の伴侶 ?ということでしょうか ? 

十月桜 俗にじゅうがつざくらと言うらしい。豆桜と江戸ひがん系の栽培品種。 春にも咲いて 二度咲きで有名とか・・。 

アメジストセージ。 澄んだ紫色。風でなびいていました。

ホトトギス。 地面に這うように伸びています。 杜鵑 とも書きます。百合科なんです。葉が似ています。

花の形がユニークです。 ホトトギスソウ とも言います。

秋明菊(しゅうめいぎく)

少し拡大。秋明菊の名は 秋に菊に似た花を咲かせるから。 キンポウゲの仲間。

沢桔梗(さわぎきょう)とあります。 普段見るききょうとは少し違います。

キンモクセイではなく ウスギモクセイ という種類。 九州南部に多い。 

ハギ(萩)です。 ちょっと遠くからなので 花がわかりにくい・・。

水引(みずひき)。 これは赤いみずひき。小さい花が並んでいます。 

サルビア・レプタンス とかいてありました。 風にゆれて仲々焦点があいません。

 

 

 

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   秋が本格的になってきました!!

2022年10月15日 | 自然 花 写真

                             

           (       未だ月が空に残っている朝方 学生さんはコスモスの土手で待ち合わせ ? )

 

炭素』は生き物の体を構成する大事な元素(C)です。私たちの体は60%が水ですが 炭素原子が20%を占めています。

身体の1/5が炭素で出来ているということです。 炭素は大気、海洋、動植物の間を循環しますが、この流れを炭素循環

いいます。 炭素は循環に応じてその姿を変え 二酸化炭素(CO2)や有機物、化石燃料など様々な形態に変化します。


 
植物は大気中の『二酸化炭素』を吸収し、太陽エネルギーも取り入れて光合成を行っています。動植物は呼吸をして 

二酸化炭素を排出します。動植物が死ぬと、体は微生物によって分解され、体を構成していた炭素は二酸化炭素になります。

一方で、動植物の死骸が 長い年月をかけて、石炭、石油などの『化石燃料』に変化し これらを燃料として燃やすことで、

又二酸化炭素が放出されます。ただ 全てが大気に残る訳ではなく、一部が海洋や植物などに取り込まれます。この流れで

炭素が循環しますが、現在の問題は人間が化石燃料を大量に燃焼させ 二酸化炭素の放出量を増やし、炭素の放出が増え 

吸収力が減り バランスを崩していることです。 

 

人間の活動(人為起源)により排出された二酸化炭素は、約30%が海洋に取り込まれ、更に30%が自然の森林などに蓄積され

残りの40%が大気中に残留します。大気中の二酸化炭素は数百年にわたって280 ppm程度でしたが、18世紀の後半の産業

革命以降は増え続け、現在は410 ppmまで上昇しています。温暖化をもたらすのは、この大気中に残った二酸化炭素です。

森林が破壊されたり 海が海水温を高め酸性化することで 二酸化炭素を吸収力する力を失い その分大気に残留する量が

増えます。  


                                        
二酸化炭素(CO²)が増えると言いましたが 大気中のCO²は0.03%です。大気は窒素が78% 酸素が約21%です。

CO²の割合は実に僅かですが メタンガスなどと共に温室効果ガスと言われ 地球上の気温を上げる効果があるのです。

地球は太陽のエネルギーを受けていますが  同時に地表から太陽エネルギーを放射(反射)もしています。その放射

エネルギーを温室効果ガスが吸収して 大気内に留め大気を暑くするのです。割合としては僅かですが その影響は気温を

1~4℃上げてしまうかも知れません。 既に産業革命以降 1.1℃上げているわけですから・・。

 

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は人為起源の気候変動は 世界中の地域で 多くの気象・気候に関する極端現象に

影響を及ぼしていると述べています。気温が1℃上がると水蒸気の量が7%増え 雨量が増加し 豪雨の発生につながるので

す。異常気象とは数時間の大雨、 暴雨風や数ヶ月続く干ばつ 冷夏 暖冬などを言います。最近の異常気象は自然のサイクル

とは違い 人為起源が原因とされます。人間が起こしているなら 人間が止めることが出来る、温暖化を食い止めるための

取り組みが パリ協定、SDGs(エスディジーズ)など 世界レベルで行われているのです。

 

 

今年初めての金木犀(きんもくせい) 色や香りが少し弱いように思いました。

千日紅(せんにちこう) 千日も彩りが残る・・? と言う意味でしょうか ?

木槿(むくげ)もそろそろ季節の終わり。 八重で花に勢いがあります。

芙蓉(ふよう)も長い間 お疲れさま ?!  枯れふようも・・。

紫紺野牡丹(しこんのぼたん) 鮮やかな紫色に目が奪われますね・・。

ショウキズイセン(鍾馗水仙) 黄色い彼岸花 ? 同じヒガンバナ系ですが・・。

百日草(ひゃくにちそう) 確かに夏から長く咲いています。

本来 夏の花のナデシコですが 未だ咲いてくれていたので 載せました・・。 

コキアも大分紅くなりました。

ススキも相当広がりを見せてきました。

写真では緑っぽいですが 人間の目では 結構黄色くなってきています・・。

秋と言えば稲刈りですが もう高知では遅いですね・・。 晩生(おくて)というのでしょうか ?

まだまだ コスモスの在庫があります・・?  鏡川の土手。

我が家の夢宇(むう) リンゴの匂いを嗅いで 飛び上がってきました。 

 

 

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   急に涼しくなって 秋桜(コスモス)の季節が来ました ! 2回目。

2022年10月12日 | 自然 花 写真

(コスモスが急に咲き出しました。本当に秋の花の主役がヒガンバナからコスモスに 一挙に変わった感じがします。)

 

猛暑のことを書いていたら 急に涼しくなって来ました。タイミングが悪いですね・・。北海道では雪が降って 紅葉が無く

なった? そうです。そういうと以前住んでいた山梨富士五湖近辺は10月下旬から紅葉が始まっていました。京都などは

11月下旬から 本格的な紅葉シーズンです。こちら高知でも銀杏の黄葉は始まってますが 今年は紅葉はあるのかな~と

心配する声がありました。急に涼しくなってきたからです。 東京でも1週前は猛暑 今週は12月並の13℃・・? 

この急激な変化は何でしょう ??

 

前回 人間活動が地球の気温を高めている・・と書きました。もう少し詳しく見ると ヨーロッパは10~14世紀が温暖期

14世紀半ばから19世紀半ばまで寒冷期でした。中世温暖化はグリーンランドへの入植が行われ(バイキング?)農業生産が

拡大した。しかし寒冷期は 飢饉が多く発生し 病気による死者も増加 グリーンランドの入植地は全滅したとか・・? 

アイスランドも人口が半減 イギリスのテムズ河が凍結したことも・・。

 

日本でも江戸時代 隅田川が結氷 大規模な飢饉が度々発生 これも寒冷が原因とされています。

主な原因は太陽活動の不活発や 18世紀初めの富士山噴火による日射の遮蔽などが上げられます。この寒冷期は19世

紀半ばで終わり 地球は温暖化に向かいました。工業化が盛んになって 20世紀以降は明らかに気温が上昇しています。

本来地球にある気候の変動に加えて 人間活動が自然のサイクルにまで影響を及ぼしているからです。

 

過去の気候を知ることは 将来の気候変動を知る手がかりになります。昔は観測機器など無いので 樹木の年輪やサンゴ 

地中深い氷などがデータとして利用されます。南極など地下何十mの氷の柱(氷床コア)を抜き取り そこにある気泡の

空気分析するのを見たことがあります。過去数十万年の寒暖の度合いや 二酸化炭素の濃度などを量るわけです。氷河期と氷河期の

間に 二酸化炭素が10倍位の濃度になっていた時代があるそうで 現在よりも数度高温の時代があったということです・・。

 

2050年迄にカーボンゼロを世界が目指していますが 二酸化炭素をこれ以上増やさないということです。二酸化炭素は温室

効果ガスと言われるように 地球の気温を高める役割をします。でももし大気に二酸化炭素が無ければ 地球の気温は-15℃

位に下がり とても人間は住むことが出来ません。ただ大気の中で二酸化炭素の濃度が高まりすぎることが危険で 化石燃料の

燃焼で大きく増えないように、森林伐採で二酸化炭素の吸収量が減ったり 海水温度の上昇で海水の二酸化炭素吸収力が弱まら

ないように 私たちが排出量を減らさなくては ならないのです。私たちが適温で地上に住みやすいように 二酸化炭素は気温

を暖める一方 二酸化炭素が丁度よい濃度に保つ為に 森林や海水が働いているのです。実に素晴らしい地球のシステムです

 

 

ここは鏡川の土手。日頃は散歩やジョギングなどに多くの人が訪れます。 今日は写真が大型になっています・・。

たまたま花の写真を撮っている時に、その世話の係の人に出会いました。市の委託を受けてやっているボランティアの方です。

一見季節になって色々な花が咲くように見えますが 周りの雑草を抜いてやらないとコスモスは芽が出せず 消滅するとか ?

世話の方ももう 後期高齢者 ? 1日2回ほど 雨にも風にも負けず 雑草をとったり 刈り取ったりしているそうです。

この方は そうではなく散歩客です ? その日は25℃ 少し風がありましたが 絶好の秋日和。 

道路の脇まで花が広がります。以前からコスモスは咲いていましたが 色々花の種類を増やしてきたそうです。

この日は 5~6mの風が吹き 写真を撮るのが大変 ! 花は一方向に傾いています・・。

茎は細いですが 長く延びていて倒れても又起き上がって 花を付けています。風にゆらぐイメージですが 意外に強いです。

種は自然に地面に落ち 翌年咲くそうです。 ただ周りの草が盛んになると芽を出さず 消滅するそうで 手入れが必要です。

今は土手から 中州の方に 花が広がっています。 自然の力はすごいですね。

河原に色々な小動物がいます。 鳥も サギ セキレイ ムク鳥 雀 野鳩 トビもいます。季節によって メジロも来ます。

中州には葦(あし)が多いです。 この辺りはまだ彼らの領域の用です。そこは鳥たちのねぐらになっています。

夕方四時以降にしか咲かない 白粉花(おしろいばな)が1時間早く咲いていました ! 光の弱さを感じて咲くようです ?

カタバミ三角 ? オキザリスの種類。 偽シャムロックとも。葉が3枚に分かれて クローバーに似ているので・・。

 

 

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   涼しくなって コスモス(秋桜)特集 1回目。 

2022年10月08日 | 自然 花 写真

(彼岸花を追っかけている間に コスモスの季節になりました。秋桜と書きます。)

 

今人類が抱える様々な問題の内 地球温暖化に絞って考えると前回書きました。私も一人の人間として今この世に生きている訳

ですから ウクライナ戦争にも 最近多いように思う子供の行方不明事件にも関心はありますが  とても限られた紙面?では 

何でも議論する余裕も能力もありません。やはり『 自然ブログ 』ですから 環境問題に絞って考えて行きたいと思います。

 

以前も書きましたが 地球は今温暖期です。2万年以上続いています。お蔭で地球の生き物は大いに増殖し 繁栄しています。

日本の人口も鎌倉時代約1000万、江戸時代 約3000万、明治後半で5000万 現在1億2000万人です。人口が増えれば経済規模も

拡大します。温暖期は望ましく思えますが 急激だったり 極端だったりすると問題が生じます。よく例にあげますが 最近の

気温は産業革命前に比べ 1.2℃上昇、ここ20年でも世界の気温は0.22℃ 且つ北半球の方が温暖化が進んでいます。それも北半球の

高緯度地方で・・、人間活動の活発さがその原因です。

 

人間の影響によることは疑う余地がない と思います。でもトランプ元大統領のように それを認めない人々も多いのです。

そうするとパリ協定など意味が無いということになり 脱退してしまう訳です。今回の岸田首相の所信表明演説には 悲しい程

温暖化による気候危機のことについて 触れておりませんでした。色々問題が多いとも言えますが 私が世界で起こっている

様々な問題の中で 敢えて環境問題に絞ろうと思う姿勢とは 真逆です ?!  

 

エネルギー不安から原子力発電には正面から取り組む意志はあっても 自然災害の真の原因である地球温暖化対策の視点が抜けて

います。 横文字が一杯使われているのにSDGs(エスディジーズ)については見つけることは出来ませんでした。前の菅政権

では 脱炭素社会の実現を目指すと宣言し 『 2030年度において 排出量を46%削減(2013年度比)更に50%に向けて

努力 』を約束しています。

 

今回の岸田総理の所信表明演説では2030年への決意は示されなかった・・。人類による自然破壊 地球の反撃とも言える自然災害。

持続可能な循環型社会実現への大転換など軍事力の増強の前にかき消されてしまった。 温暖化への危機感は全く感じられません。

この政権がどれ程続くか分かりませんが 環境問題に前向きになり 環境先進国となる意思は無いのだと・・と思いたくなります。

 

では日本の温暖化はどうでしょう? この100年で1.28℃上がっています。世界では0.73℃の上昇なので 日本が急なペースで

温暖化が進んでいます。明治維新以降急激に西洋化し 殖産興業 高度成長期へ変化していった影響かと思います。東京のこの

夏の猛暑日は16日間でしたね。30年前の日本は年間で2日以下がほとんどでした。しかし1994年(平成6年)以降は年6日

以上になり 2018年には40℃以上になった地域が5つありました。 高温を記録した2018年では9万5000人が熱中症で救急搬送

されたそうです。このまま温暖化が進めば 2100年には 酷暑と言われる40℃が40日間 東京を襲うと警告されています。

 

特に今年の夏は暑く もううんざりだと言う人が多かったようです。高知は湿度も高く 蒸し暑い日が続きました。『 救急車の

夏 』というイメージでした。そう思っているのは動植物も同じで 海も山も変化しています。 政府には期待出来なくても 

草の根のSDGs(エスディジーズ)で 未来の地球を守っていく必要があります。地球の今を知る為に気候の仕組み 温暖化の

メカニズム 異常気象の内容 これから温暖化が私たちにもたらすものを しっかり学んでいきましよう。  

 

コスモスが一斉に咲き出しました。

ポツポツ夏頃から咲いていました。 1年草ですが いつも同じ所に咲きます。

赤 ピンク 白とありますが この秋 チョコレートコスモスを見つけたいと思っています。

何故 秋桜と書くのか ? よく見ると桜の花に似ています。 少し大きいですが・・。

コスモスの葉は 線のように細い。風に揺れて折れそうな茎ですが 意外に根強い !?

右下に見えるのは 赤マンマです。 やはり色づいてきましたね・・。

つぼみが沢山見えます。12月中旬辺りまで 日々咲いてくれそうです。

コスモスの合間に 秋明菊(しゅうめいぎく) 菊とありますが キンポウゲ科。

コスモスはは一旦置いて 久し振りに時計草(とけいそう)に出会いました。

日々草(にちにちそう) 今多くの家庭の庭に 可愛く咲いています。 

ヤマハギ ? 前回も悩みましたが 緑の多い野原に 小さなピンクの花を咲かせています。

布袋葵(ほていあおい)  珍しくきれいに咲いているのを見ました。

 

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  久し振りに高知海岸へ。

2022年10月05日 | 自然 花 写真

( 好天が続く高知 久し振りに仁淀川から高知海岸(太平洋)へ行ってみました。 )

 

最近有名人が立て続けに亡くなり 少し落ち込みますね。 笑点の円楽さんとは長いつきあい? TVで長い間見て来ましたので・・。

異次元の才能をお持ちの方だし 誉める方が大変多い・・。 アントニオ猪木さんは私と同じ1943年生まれだということは知ってました。

北朝鮮へ何度も行って 変な人と思ってましたが 最後の姿を見て 環境問題にも真摯に向き合われていたことを知りました。 『元気

ですか! 』といつも言ってましたね・・。エネルギッシュな方々で 亡くなるまで 頑張っておられたようです。ご冥福を祈ります。

 

『 今 私たちが住んでいる地球は どんな状況なのでしょう ? 』 こんな問題に興味を持つのは人間だけです。動植物は明日死ぬ

かも知れないとは考えません。遺伝子は多分自分の一生を知っていて 子孫を残すとか 死んだら土にもどり 次の命の栄養になろうと

準備はしていますが 死ぬ悲しみまで持っているとは思えません。コンピュータ以上の賢さを持つ人間だからこそ 自分が住む世界を

考え そこにある問題に対処し 子孫の為にも大切な地球の未来を守ろうとするのです。

 

環境を変えるとか 未来の生き方を変えようとするのは人間だけ ? 生き物は環境に対応して 進化をします。出来ない生き物は絶滅

していきます。人類もここ700万年の間に多くの種類は滅び ホモサピエンスのみが生き残ったのです。それ程 環境に対応して生きる

のは難しいことです。ここ数十年で地球の気候は大きく変わり このままではいけないと気付き 1990年代辺りから 地球温暖化対策が

講じられるようになりました。まだほんの最近のことです。

 

産業革命以来 地球の環境は大きく変わりました。人口の急激な増加 森林・原野の開発 資源の大量消費 汚染の進行 砂漠化など

地球環境の大きな変化です。その間に世界大戦が2度ありました。前世紀 遂には核兵器を開発使用するまでになり 人類始め全ての

生き物を何度も殺せる自滅兵器が今増大しています。プーチン政権はウクライナの領土を一方的に侵略して自国のものにすると宣言をし

反対するなら核兵器の使用も辞さない構えです。独裁者に核のボタンを握られています・・。北朝鮮も同様で 単なる脅しとは思えませ

ん・・。 


日本は戦後復興して 重工業化を推進 昭和30~40年代空前の高度経済成長を実現しました。しかしその過程で悲惨な公害問題が

各地で発生し 住民の生命が失われる健康被害が続出しました。様々に公害裁判が起こり 社会問題となり 公害国会が開かれ 環境庁を

設置 自然環境保護法などが成立しました。短期間の内に公害規制が進み 環境先進国と言われるに到りました。『 災い転じて福と

なす 』 の譬えです。

 

色々曲折はありながらも 人類は急激に増加し 豊かな生活が可能な資源 エネルギー 技術も獲得しています。しかし 地球温暖化に

よる自然災害に加えて 戦争 紛争 難民 飢饉などの課題や軍事費の増大 財政赤字による破綻 ナショナリズムの高揚 国連の無力化 

AI支配(シンギュラリティー)少数の国による宇宙支配まで 人類が抱える問題は多くあります。考えるだけで頭を抱える事態ですが 

諦める訳にはいきません。私たちの未来がかかっているからです。 ここでは問題を地球温暖化に絞って考えていきたいと思います。 

参考にする資料は 『 地球温暖化の科学 』 (鬼頭昭雄著)です。 

 

 

高知市の南 春野の総合運動公園から 太平洋を見る。

高知海岸と呼ばれます。 桂浜は左の方です。ウミガメの産卵もあるとか・・!

真夏日の太陽が海を照らし 水面がキラキラしています。

空には いつもの鳶(とび)の姿。

コースとは逆になりますが 仁淀川河口の大橋。

仁淀川ブルーですね。

春には白い花がついていたマテバ椎(しい)に ドングリがなっています。

運動公園の銀杏も黄色くなってきました。

唐楓(とうかえで)と思います。紅葉が感じられます。

少し遅いですが 田んぼでも稲刈り。 春野は農業が盛んなところ。

その田を耕して 次の作物への準備中。

立派な農家。 柿の実も見えます。

春野運動公園では 中学生達の陸上競技の試合がありました。 きばれ !というのは高知弁 ?

      

      全く世界は変わりますが 星空。南の空にはオリオン座が見えてます。

   

 

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   彼岸花特集 3  地球温暖化を初歩から !!

2022年10月01日 | 自然 花 写真

( 想定外ですが 鏡川上流で彼岸花が満開でした。これを伝えないと思い 3回目の特集です。)

 

彼岸も過ぎ 昼間は30℃前後の暑さですが 朝夕は少し涼しい季節となりました。

SDGs( 持続可能な開発の為の2030年目標 )や パリ協定 という言葉が相当広まってきました。私もこの自然ブログを

始めて15年を超えました。最初はYahooブログだったと思います。このGooブログでも10年になりました。興味のある方は 

バックナンバーを動かして 2012年5月をご覧ください。私もビックリなのですが 10年前は 毎日更新していました・・。

 

『 大気の不安定が 続いています。こんなニュースが多くなっています。政治、経済、社会も不安定なのに・・ とつぶやきたく

なります。世の中 全て不安定になれば その影響は人間の心にも不安定さを もたらしますね・・。』 2012年5月30日

ブログに こんな文章をつぶやいています。2012年ですから 3.11東日本大震災の後です。11年経って 原発の廃炉は 処理水の

処分も含めて まだまだ終わっていません。

 

一方でパリ協定が2015年に採択され SDGs(エスディジーズ)も同年国連サミットで決定された国際目標で 2030年に

向けて世界で実行されています。パリ協定は翌年発効し 平均気温上昇を産業革命前の2℃未満に抑える為(出来れば1.5℃以内に

抑える)世界の温室効果ガスの排出量を今世紀後半にゼロにする目標を掲げています。日本も2030年度において 排出量を46%

削減(2013年度比) 更に50%に向けて努力を約束しています。

 

SDGsも17の大きな目標を持ち 気候については No13で『 気候変動に具体的な対策 』を目指し 更に具体的にターゲットを

決め 2030年迄の実現を目指しています。共に2030年が当面の目標なので 私もその時まで生きて この達成を見届けたいと

思っています ?!  SDGsでは途中経過を5年毎に報告することになっており 日本は2021年版では18位にランクされて

います。(上位は北欧諸国です。)

 

しかし多くの学者 知識人が指摘するように 又今年皆さんも猛暑・豪雨を体験されたように 温暖化は確実に進み 予想もしない

ウクライナ戦争が起こり 両作戦の実行・達成には様々な問題が出ています。アメリカは トランプ政権になってパリ協定を離脱 その後

バイデン政権で復帰したことは皆さんも記憶されていることでしょう。今年起こったウクライナ戦争で 多くの人命が失われ 建物・

施設が破壊され 難民が出ました。難民に反対する勢力が政治の実権を持つ国が増えています。ザポリージャ原発にミサイルが打ち込まれ

何時福島原発のような水素爆発が起こるか分かりません。農業大国だったウクライナの小麦やトウモロコシが輸出もままならず アフリカ

諸国が食料不足に悩んでいます。治安の悪化も心配されます。

 

10年前のつぶやきを又 繰り返したくなります・・。 こんな時代ですが パリ協定やSDGs(エスディジーズ)は世界の安定の為 

努力を続けなくてはなりません。 改めて気候変動 異常気象 地球温暖化などについて 基本から 考えてみたいと思います。

 

緑の中に 紅い彼岸花。 コントラストがあり 鮮やかです。

鏡川の中州と言っていいのか 田や畑になっています。その近くまで花が近づいています。

放射状に花びらや雄しべが広がっています。 燃えるような赤さです。

ひこばえというのでしょうか 刈り取った稲に又新たに茎や葉が伸び 稲も付いています。

道路の脇にも 赤白の彼岸花。 

彼岸花の脇に咲く 芋根星朝顔(いもねほしあさがお)も今満開。 勢いがあります。

     

     田に野ねずみなどが入らないよう 根に毒のある彼岸花を植えたとか・・。

     

      柿の実も色づいてきています。 秋の風景ですね。

放水路というのでしょうか ? 畦に咲く彼岸花。

ススキも秋の七草の一つ。 花が付いて それらしい雰囲気になってきています。

コスモスが次の主役コスモスが咲き出しています。 

高知自動車道の空はまだ入道雲 ?  昼間は結構暑く 30℃前後。

 

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