( 小さな石段に琉球朝顔が咲いています。床に這うように夕方迄咲く・・、 たくましいです。)
先週は立冬で 富士山もようやく初冠雪しました。 高知の早朝も 10℃を切る日が出てきて昼間の 26度の夏日!? と 季節外れ
の寒暖差 ! 着る服にも影響し 朝は相当着こんでいますが 外へ出て見るとそれなりに暖かく さらに歩いたりすると今度暑い
という感覚になります。この一日での 気温差、寒暖差はやはり体に堪えて 夕方には少し風邪気味という感じがしてきました。
熱が出たり 鼻水が出たり・・。
鏡川沿いを歩いていると 琉球朝顔(りゅうきゅうあさがお)の繁殖がすごいです。蔓で伸びるので 何処までも上に、横に伸びて
いきます。地面を這い 花を咲かせるのも・・。時間によって色が変わるとありますが 私は濃い青や紫 ピンク色など色々な花が
あるように感じます。ツル性なので既存の樹木の上に広がって咲き 河原はこの花に覆われているような感じです。
セイダカアワダチソウも結構目立ちます。以前高知市近郊を回った時 その繁殖ぶりに やはりこの外来種の繁殖力はスゴイ !と
思った次第です。昭和の時代 西日本に広がった帰化植物は 要注意外来生物としてワースト100に入れられました。ススキなど
在来種と競合していたからです。他の生物の成育を邪魔する化学物質を出すようで 地下茎と種両方で増える多年草、背高の群落を
よく見ます。一時日本に定着するにつれ 勢いが衰えたように感じましたが 北海道にも広がり 今や全国制覇を果たしたようです。
生物多様性の実体をあちこち確認する日々ですが 地下の微生物の世界は分かりません。 微生物は余りに小さくて人間の目では
見えないけれど 実際は私たちの周りに無数の微生物がいます。人間の体の中にも実は数百兆個の微生物が住みついているんです。
細菌もウイルスもキノコなどの菌糸(真菌)も微生物に属します。 実は微生物は人間の生活にすごく役立っています。 例えば
ヨーグルト チーズ 漬物 納豆 日本酒 ビールなどの発酵食品を作ってくれるのは この生物(微生物)です。
あるいは土の中などで分解者となっています。畑の土スプーン一杯の中に100億近い微生物(細菌)がいます。この世には 生産者
と言われる植物や 私たち人間のような消費者と同様に 分解者がいて動物の死骸や排泄物を分解して 豊かな土壌を作ってくれます
実は大変役立つ生物なのです。勿論コロナウイルスやインフルエンザウイルスのように 病気に感染する 悪玉の微生物(ウイルス)
もいます 。そういう訳で 微生物の定義はまだまだ曖昧で 充分知られていませんですが 地球環境や人間の体にとって重要な働きを
しています。機会があれば 又違う角度で微生物、分解者を紹介したいと思っています。
電柱の支えの千にまとわりついて 天まで届け !? です。
雑草の葉は枯れ 種が出来 風に吹かれるのを待っています。 彼らの1年ももうじき終わり。
2~3mはありそうな 背高泡立草(セイダカアワダチソウ)。低いのもあります。
エノコロ草も黄色く 薄茶色くなっています。
葦の原。 万物皆枯れる季節です・・。
様々な草が育ち 又枯れていきます。 朝露で光るのもあります。
今年初めての 石蕗(つわぶき)の花。
ひさし振りに見たバラの花。 冬の薔薇です。
今年初めての皇帝ダリア。木立(きだち)ダリアとも。 背の高さはセイダカアワダチソウ以上 !?
雌待宵草(めまつよいぐさ) 蛍光色か 黄色いのがとても目立ちます。
地味に咲いているヨメナ。 ノコンギクという似た花もあります。 狭い所にも咲きます。
まだまだキレイに咲いている芙蓉(ふよう)です。
鶏頭(ケイトー)の種類も様々・・。 赤い色が目立ちます。
鏡川の朝焼け。 東京より30分程遅く 今は6時半過ぎです。