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ジミーの自然ブログ (Jimmy's Nature blog )

花の美しさ 自然の素晴らしさを 伝えたい。 

  謹告 来週( 7月14日 )から はてなブログ へ移行します。

2025年07月06日 | 自然 花 写真

( 7月7日は七夕です。 どうかよい天気になりますように。 )

 

13年もお世話になったGOOブログでしたが 廃止することが発表され やむを得ず 来週から はてなブログに移行します。過去の分を含め 10月一杯までは このブログはご覧頂けます。

 引き続きご覧頂ければうれしいです。 よろしくお願いします。

 

私のはてなブログは   ジミーの自然ブログ はてなブログ

 

検索下さい。

 

 

 

7月7日は七夕です。年に一度のデートの日、無事に晴れてくれる事を願う一方で 私は高知の水不足を心配しています。先日ダムダムへ行った時 ダムの水位が10m近く下がっていた。梅雨明け宣言以来雨が降っていない。鏡川の流れも何処かどんよりの感じだ。今年は梅雨が早く明けた。1951年(昭和26年)以降 最速最短と言っていた。統計開始以来最も早いということ。

関東辺りではゲリラ雷雨で時間当たり120mmの豪雨の地も。私の実感でも時間当たり50mmでも大変な大雨だった。地域差は あるが ただ気候が極端化していることは事実。6月の日本全国の気温が平均を2.4℃上回っていた。明治以来(統計開始以来)最高 の暑さだという。気象庁は異常な高温だったと・・。 記録ずくめは異常だということ。ただ驚いている訳にはいかない。

 

TVの報道でも 偏西風が平年より北に蛇行し 太平洋高気圧が張り出し 梅雨前線が曖昧になったという。この流れでこの夏(7~9月?)も平年より暑いという。既に真夏のような暑さ(盛夏)で 昼の外出は控えようと思いつつ 日焼け止めを塗り スポーツドリンクを持ってバイクで出かける。自転車でヘルメット付きの場合もあり 近い所は歩数を稼ぐために歩く時もある。健康と猛暑の両立も仲々大変である・・。去年の夏はどうやら熱中症にもならず 頑張れたが 今年も救急車のお世話にならないよう気をつけて やり抜く所存・・。

 

世界には主に三つの高気圧があるという。ヨーロッパと 北米と日本など東アジア、 原因は先ほどの偏西風の蛇行であり 海水温の上昇である。春頃から海水温が上がり 更に夏至の頃 日照時間の長時間化で 陸上も暖まり それが海にも影響するという。暑い空気や海水が北上し 各地で猛暑となる。北極の温暖化が特に激しく 氷河がとけ 日照を大地がしっかり受け容れるのだ。これは南極でも同じ。ヨーロッパでもアメリカでも同じで パリは3日続けて 熱波警報が出た。ある日は40℃だった。フランスはエアコン設置が進んでいない。イギリスも同じ。ロンドンではバスや地下鉄も40℃近い。まさに異常なのだ。農家にも影響が出ている。サクランボやシャインマスカットが暑くて腐っていく。稲が育たず 水田から稲穂が消えている・・?

 

ところで 参院選が始まっている。物価対策や消費税減税が争点らしい。相変わらず環境対策はそっちのけだ。人口問題が人出不足になって 問題が出ている。財政は相変わらず国債依存で世界に例を見ない借金大国、それを何とも思わないで 消費税ゼロと言う? 温暖化も米や野菜の不作に関連し 熱中症患者の激増となっている。今年は6月から猛暑日が続出 猛暑と大雨の異常気象となっている。これだけ既に深刻な問題が起こっているのにも関わらず 政治家は全く関心が無いようだ・・。

 

政治家は目先の票獲得に熱心で 財政問題を含め 環境問題には目が向いていない。自らの襟を正すなど自分の身を切るような改革は政治家はやらない・・。これでは国民の政治離れは増すばかり。私たちも物価ばか目が行くと 10年後 20年後に経済や環境のしっぺ返しを喰う。 150年前の自由民権運動の板垣退助のような 国民の為に働く政治家は望めないものか ?

参議院は 『 良識の府 』 と以前言われた。 今衆議院と何処が違う。果たして参議院は必要か ? 明治以来の政治システムを変える必要があるのでは・・? 

 

鏡川の支流に こんなエビがいました。 アメリカザリガニではないですね。

私の好きな 芙蓉が 又咲いていました。

ニッコウキスゲですね~。

浜木綿(はまゆう)です。

横に倒れた グラジオラス。 白い花はきれいです。

庭フジ。 他では余り見ませんが・・。珍しいのでは・・。

大変珍しい ネジバナ。 多分私のブログでも始めて。

今 最もポピュラーです。 白地に赤い木槿(むくげ)

これも紅白の 白粉花(おしろいばな)

紫色も鮮やかな ムラサキ御殿。

ぶらっくべりーも 熟してきました。

アオサギが飛び立っていきます。

早朝の うろこ雲 ?  朝は涼しく 散歩に最適です。

 

gooブログ 長い間有り難うございました。 移行手続きは完了次回から推薦の はてなブログに移行します。お世話になりました。サービス終了の理由をお聞きしたかったです・・。

 

 

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今年前半も終わり。 7~9月の猛暑警戒です ! 

2025年06月30日 | 自然 花 写真

( 7月最初の散歩で 芙蓉を見ました。 25日も早い !?  これも温暖化 ?? )

 

高知をはじめ四国・西日本は梅雨明けしました。高知では20日も例年より早い。あのじめじめした長雨もいやですが 今度は猛烈な

暑さに悩まされる毎日です。 しかも7~9月一杯までの長い期間 熱中症を気にしながら過ごすと思うと うんざりです。 しかし

そこはよくしたもので 早朝涼しい内に散歩する習慣がついてきました。25℃前後の鏡川の堤防を歩く。花有り 水鳥有りで写真を

撮りながら 無理なく歩く これをニコニコ歩きというそうです。高齢者にとっては筋力 特に足腰の筋肉低下が万病の元です。5000

歩を目指し 澄んだ空気を味わいながら きれいな花を・・・身体に悪い訳はありません・・。

 

教会で親しかったTさん(韓国の方)が数ヶ月の闘病の末 亡くなった。お見舞いにも行ったが笑顔で応じてくれて これなら回復

するだろうと期待してので 訃報を聞いてガックリ 私より11才若い、 生まれつき障害があって車椅子の生活。文化と言葉の違う

日本で大学に学び 福祉学校の先生もやり 定年後 高知へ来られた。信仰の先輩で 鍛えられた精神力の持ち主だった。皆さんから

も慕われ そして惜しまれている。70年もの困難な人生を思うと 『 あなたはもうやるべきことをやった。天国へ来なさい ! 』 

と 神様が GOサインを出されたのだと思います。・・。

 

話しは温暖化に戻るが 多くの人々が異常気象を感じている。救急車の出動が先週急に増えた。熱中症の疑い。外で作業している

人々は扇風機の付いた服を着ている。涼しいですかと聞いたら 最初はそうだったけれど やはり昼間の作業は堪えるようだ。温暖化

は 二酸化炭素など温室効果ガスの増加によって起こることが ほぼ定説になっている。アメリカの大統領のように それを信じたく

ない人々もいるが 科学は否定出来ない。 先日も温暖化を裏付ける科学者のデータ発表があった。

 

TVでも一人一人が出来る温暖化対策 石炭など化石燃料で作られるエネルギーを節約する様々な工夫が紹介されていた。クールビズ

を早く 長く行うのも一つの手段。 私のように 朝方動ける人は『朝散歩』をお薦めする。 海水温度の上昇が 水蒸気を多く発生

させ 大雨となる。海水温度が高いと陸の空気も暖められる。 私たちは太平洋に面する島国 最近は太平洋高気圧という言葉をよく

聞く。亜熱帯高気圧の一つ。これに覆われると『 暑い夏 』になります。赤道にある上昇気流からの循環によって起こります。 

世界の気温も同様で 毎年最高を示しています。国連総長は 『 気候崩壊の始まり 』といっています。

 

 TVの報道では 今週救急車の利用が急激に増えています。高知でも昨年同期の3倍以上。多くが高齢者です。これからも高知は

32~35℃の予報です。明日から7月 今年も去年以上の猛暑日を覚悟しなくてはなりませんね。 TVの報道では 人間ばかりでなく

果物 野菜 米にも悪い影響がある。 サクランボもシャインマスカットも高温障害で 商品化出来なくなっている。 温暖化が具体的

な形で 現れてきている。

 

 温暖化になると 土の高温は稲の呼吸作用に影響し 米の品質が低下する。 35度を超えると高温障害を起こし 乳白米発生の原因に

なります。収穫量も減少し今迄のブランド米が1等米を維持出来なくなり 農家の売り上げが下がる。同じ費用をかけても 売り上げ

が下がる。高温に強い米が求められる。 元々寒さに強い米としてササニシキなど作られたようだ。昔は考えられなかった北海道で 

幾つかのブランド米が人気を呼んでいる。 極端な雨は 虫や病気が起こる。保存段階でも20℃を上回ると 虫が発生するという。 

カメムシなどの大量発生も心配されます。

 

大雨と暑さが交互に来ている。夏至は過ぎているが 今年は去年より蒸し暑い ! 多くの人々がそう感じている。やはり異常気象!

毎年更新される温暖化が問題の根底にある。残念ながら近く行われる参院選では 温暖化対策は争点になっていない。今から10年後

20年後 もう後戻り出来ない温暖化と異常気象に見舞われることは間違いないのに 政党は目先の票になる減税や給付金しか言って

いない。未来を見つめる政治家がどうして 生まれないのか ? それなら 民間で対応するしかない。政治離れは益々加速する。

 

韓国の国花 ムクゲ。 夏の暑さに負けない花。 

よく見る定番のムクゲ(木槿) 鮮やかですね。

八重のムクゲ。

毎日咲いて毎日散る 1日花。 次から次へと咲くので ずぅーと咲いているイメージ。

早朝の定番 白粉花、 暑いので 結構朝早く しぼんできます。

サボテンの花。

いよいよ ヒマワリも本番ですね ! 

香りのある 夾竹桃(きょうちくとう) 白色も清純なイメージできれいです。

高知特産 ? グロリオーサ。 アフリカなど暑い地域の原産。

オオハンゴンソウ。特定外来生物で 生態系に被害をもたらすので 違反は罰金 ?

    

    ダリアではないですね・・?

柳葉ルイラ草。(やなぎばるいらそう) 。 雑草ですが これも外来種の危険リストにある。

夏の朝焼け まだ5時前に陽が昇る。 今日も暑そうです。 暑中お見舞いですね !

 

 

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梅雨の復活 ! 今日は紫陽花特集 !

2025年06月23日 | 自然 花 写真

 

( 高知市の南 太平洋に面して 春野町があります。 そこは紫陽花街道など 紫陽花の名所です。 )

 

アメリカがイランを攻撃した! イスラエルを抑えるどころか 同盟軍としてイランにバンカーバスターを大量に投下した。海からのミサイルも発射したようだ。 完全な参戦・侵略ではないか ? 許されない暴挙です。腰が抜ける程凍りつきました。友人からも第三次大戦を危ぶむ声があった。『 軍事的に見事な成功? 』 と米大統領。日本政府はイスラエルの攻撃を非難していたが 今回のアメリカの軍事作戦に対してはどうなのか ? 

今年も夏至が過ぎました。朝5時前に陽が昇るのも この時期ならではです。12月の冬至から半年 早いですね。アジサイも枝だけだった木にいつか芽が出て 葉が広がり小さなつぼみが出来てきたな~と思っていると 梅雨が来て 紫陽花が彩る季節になりました。今日は高知の紫陽花の名所から様々な紫陽花をお届けします。今年の梅雨は 『 灼熱の梅雨 』とか・・。早くも熱中症患者が出て 救急車も忙しくなっています。農家も1月早い猛暑に 稲が心配と言っています。もう電気代を気にせず 28℃を超えないように 扇風機+エアコンを使いたいと思います。

生物多様性については以前にも述べました。 地球が誕生して45億年、生命が誕生して40億年、その進化の過程で2000万もの生物種が誕生してきたと言われます。一方長い地球の歴史の中で 生物の大絶滅という時期が何回かありました。6600万年前の『 恐竜の絶滅 』などもその典型ですが この時は巨大隕石の衝突によって地球上の全生物の75%が絶滅したと言われています。ところが現在起きている絶滅は この大絶滅のスピードを はるかに上回る速度なのです。1年間に4万種絶滅しています。人間の手による生息地の破壊です。生物が生息する生態系そのものが破壊されて 絶滅して行く動物や植物が 跡を絶たないのです。

NHKの長期の番組『 人体 』が終わりました。私にとっても 生命は大変興味深いテーマです。私たちがこの世に 生を受けたのも親があり 又その親がありで ずぅーと遡ると 人類の起源は700万年前にもなります。しかしその時点はサルとヒトが分かれ 新しい種として誕生した時点で 哺乳類の誕生は そのずうっーと以前です。哺乳類の誕生が2億2千万年前 爬虫類や両生類の誕生は 更にその1億年も前です。

しかしこれらの生物は全て細胞で出来ています。細胞の誕生は はるか40億年前のことです。生命の起源を辿れば わずか1個の細胞 その名をLUCA(ルカ)に行き着くというのです。ですから人類皆兄弟だけでなく 生物皆兄弟なのです。NHKの同じ番組で 最近の医学では豚の腎臓を人間に移植するそうですが それは遺伝子が似ていて 人間の身体が豚の腎臓を拒絶しない ? のです。

全ての生物は 細胞で出来ており 遺伝子(DNA)を備えています。元は宇宙にあった20種のアミノ酸が化学変化で 無機から有機体の最初の生命 LUCA『細胞』が誕生した ! その細胞が分裂を起こし 進化し 様々な生物種が生まれた。元が一つの細胞から変化したもので 細胞兄妹と呼ばれるのです。簡単に信じられない話しですが 人間だけが特別だとは言えず 豚やゴキブリとも近しい関係です。自然という大きな生態系の中に それぞれに変化しつつ 生命をつないでいます。

地球以外ではこれらの生物は今のところ 存在しないのです。ただはやぶさ2が小惑星から採取した砂に アミノ酸(生命の元になるもの)が確認されたという記事があります。宇宙には 生命が誕生する時に必須の素材があることは事実です。

ともあれ 私たちは人体にある40兆の細胞の働きで生きています。そして周りには同じく細胞を持つ多くの動物、植物 微生物がいます。地球という大きな自然(生態系)の共に共に生かされています。40億年という長い時間をかけて 今もこの地球に生きています。それらが神の業なのか 偶然なのか そこに何らかの意思があるのか 科学はまだ証明は出来ませんが これは 宇宙の奇跡 ! と言える事実なのです。

今地球上で 多くの生命が失われています。これは主に人類の活動に依るのです。しかしこの生態系の中で他の生物が死ぬと言う事は 同じ生物である人間にも 危機が迫っているということです。戦争が各地で起こり 多くの命が奪われています。そこには多くの生物も死んでいるのです。温暖化による熱中症で死者も出ていますが それは他の生物にも悪い影響を与えています。コメにもクマにもです・・。

 

様々な色のアジサイです。

農業地域です。 稲穂も力強く成長しています。

繰り返しますが 周りの花のように見えるのはガクで 真ん中の小さな集まりが花です。

紫色も 自然の色で 仲々この色は出せない・・?

額がきれいな輪を作り それが絵になりますね~。

これはこれで 一つの美しい紫陽花ですね ?!

園芸品種と思われますが こんあ桜の花びらのような紫陽花。

ここは神社ですが 紫陽花の栽培は副業 ? 或いは氏子さんが頑張っているのか・・?

こんな黄緑色のアジサイもあります。

アナベルかと思いますが ピンク色が混じっています。

上から見ると 花火のようです。

鮮やかな紅い色です。

水路の多い春野町ですが その紫陽花街道に鉢植えのアジサイもありました。

つるあじさい という変わり種 ?

 

 

 

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  大雨の次は猛暑  いよいよ蒸し暑い日本の夏の到来です ! 

2025年06月16日 | 自然 花 写真

( 久し振りの青空 ! という感じ。 でも朝から30℃を超える暑さになりました。)

 

先週の雨の毎日から 突然30℃を超える夏の暑さに変わりました。 梅雨の中休みだとか・・?

湿度85%という猛烈な蒸し暑さ、 皆さまも 熱中症にはくれぐれも お気を付け下さい。

 

高知でも ようやく備蓄米がスーパーに並ぶようになった。古古米 古古古古米まであって 連日マスコミも

賑わっている。米を買うために 早い時間から並ぶ人々も多い。 ようやく買えて ホッと笑顔の人々を見ると

こちらもうれしいが 同時に哀れにも思う・・。 古古米は味が落ちるという。半年~1年経つと不味くなるらしい。

それが3年~4年となると 果たして美味しいと喜べるのか ? それでも パンやうどんには代えられない・・、

やっぱりご飯が食べたいのが 日本人の食卓だ。 鶏のエサという議員もいる。それでも2000円を切る価格で

買えるなら 腹一杯食べられる・・。 こんなことで一喜一憂する日本人を 政治家はどう見ているのか ? 

 

私も高知へ来て 農協の准組合員になった。JAの金融機関も使っている。ただJAには色々問題が囁かれて

おり 私も義理で入っていることはないな~と思い出している。 現在の米騒動の根底にある主食の安全保障

という基本問題になると 農協の改革が不可欠と言われている。 現状で農家がどんどん減少している。人口

減少もあって 米の消費量も減り続けている。国も減反政策をとってきた。しかし耕作されず 雑草に覆われる

田を見ると これではよくないな~と思う。棚田を見ていると美しいが 農業の効率化を考えると 大規模経営が

前提になるようだ。

 

今高知のあちこちに水田が広がり 稲穂が力強く成長している。8月末には黄金の実りを迎える。人々がこう

して農耕を続け そこに住む人々に食文化を提供してきた。江戸時代の土佐藩でも人口の3/4は農民だった。

一割程の武士はその生産(石高)に支えられてきたのだから・・。日本で田と言えば水田だが 最近は 乾田

での米栽培もある。手間が大いに省けるようだ。科学技術の発達もあるが 農家が老齢化し 昔ながらの労働

には耐えられなくなっている。 米を『八十八』 と書くのも 作業量が多い為だと 昔聞いた。

 

田んぼといえば日本では水田を 田起こしをし 泥田に田植えをするのが通例だ。早乙女といって美しい風景で

もあった。 昔瀬戸内の島で 昔 水を運び農業を営む映画があった。 きびしいな~と 子供ながら思った。

( 新藤兼人監督 裸の島 1960年 乙羽信子主演 )

 

外国では大規模化、省力化して 米の生産コストを下げている。日本は関税で米農家を守ってきた。今も農水

大臣が米輸入を口にするのがはばかられる状況だ。勿論食料の自給率を上げなくてはならない。特に主食の

米は100%自給が望ましい。美味しい米をいつまでも食べ続けたい これぞ日本人のアイデンティテイだと

思う。同時に旧来のコスト高を下げない限り 消費者は高値の米を買い続けることになる。今流通にも大きな

問題がある。売り控えをして営業利益を上げている卸業者が報じられ それに対する反論もある。俗に農水族

と言われる議員達の抵抗も予測されるという。自民党の票田と言われ JA(農協)もその中心をなしているよう

だ。

 

最近の高知新聞の投書に 一農家からのものがあった。今回の米騒動を通して 日本の農家が抱える問題が

浮き彫りになり うれしい・・とある。 しかし後半に備蓄米放出が混乱を起こしているとも言う。 又米価格が

下がるのでは・・という不安だ。 消費者ばかりでなく 生産者にも顔を向けて欲しいという。 当然なことだ・・。

 

 

 

1年ぶりの擬宝珠(ぎぼうし) 

同じく姫檜扇水仙(ひめひおうぎすいせん)。別名 モントプレチア。川のソバに咲いていました。

ガンビゼンノウ とあります。中国原産で昔日本に渡ってきたと 牧野富太郎博士は言います。 

教会の前庭に咲く アガパンサス。 愛の花(アガペー)と言われ 教会に相応しい。

本宮川 上流で水が止められ 少なくなった水に 大きな鯉も アップアップ !

少なくなった水をチャンスと思うのか 小鷺が小魚を狙っている。

雨風の中でも しっかり咲いている 花菖蒲(はなしょうぶ)

6月中旬になって ようやく白くなり出した 半化粧(はんげしょう)。 緑の葉もこれからです。

クルーズ船が来航して 多くの外国観光客で賑わう 高知城。

世界各地から来ているので 国の名を聞くだけで面白い・・。 追手門で。

近くの緑地公園で 高校生の神楽の演舞。 外国の方にも興味深いと思いますが・・。

お城の中にある漫画館(高知まんがBASE)。 子供達が漫画の落書きをしている。

我が家の朝顔 葉も大きくなり 蔓も伸びています。 先日肥料を与えました。

水田の稲穂も太く 大きくなっています。 

 

 

 

 

 

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 東京滞在 4日間の旅 1 !

2025年06月09日 | 自然 花 写真

( 東京都美術館の入り口に有る 球形のオブジェ??  いかにもお上りさん ? )

 

四国も8日梅雨入りしたようです。長い雨の季節に入ります。バイクに乗れないのが つらいですね~? それでも 

アジサイの季節 ! やはり雨の中の紫陽花は 趣があります。 百合も咲き バラの季節でもあります・・。  私のブログは

週一になりますが 味わいのある 花の写真をお送りしたいと思います。 種から植えた朝顔の成長も お届け出来ると思います。

   

6月4~7日まで 3泊4日で東京へ行きました。毎日真夏日に近い暑さでしたが 好天に恵まれた日々でした。 久し振りの東京・・、 

結論から言うと 田舎の爺さん のようなお上りさんの日々でした。ミロ展、根津美術館、上野の国立科学博物館を見ることが

出来ました。色々な方ともお会いしました。 『大井町』 というほぼ初めての地にある アワーズイン阪急 という大きな

ホテルに 3泊でした。

大井町とは 昔の東海道の宿場町(東海道の脇往還)という古いイメージしかありませんでしたが 高知市を遙かにしのぐ大都会

でした。 新しい建物がドンドン建ち 繁華街や商業施設が多く 朝のラッシュ時など 足早の人の波に圧倒されました。物価の

高さは思った通り、外国人の多さも同様です。  電車内のスマホや無線のイヤフォンの普及もほぼ想定通り・・?  観察すると 

山手線で 前に座る7人の人々は下を向いて 皆スマホを使っていました。  新聞や本を読む人はほとんどありません・・。

 

初日 東京都美術館のミロ展を見ました。家内の希望でもあり 初期から晩年までの回顧展のようで ミロ芸術を知る上では 

空前の規模ということでした。2日目は根津美術館 これは私の希望でも有り 美術品より庭園の散策を優先させました。 よく

手入れされたお庭、お茶室が幾つもあり 所々に像が置かれており ゆっくり散策出来ました。 

 

有名な尾形光琳のカキツバタの屏風は時期がずれて 見る事は出来ませんでしたが 国宝や重要文化財が沢山あり 多方面にわたる

所蔵品の多さに驚きました。 インターネットで予約して 朝10時きっかり中に入ることが出来ました。 やはり二時間くらい 

とっておいて良かったです。 

 

3日目は国立科学博物館 丁度日本人のルーツをDNAで探る特別展をやっていました。常設展の方も見たかったのですが 余り

時間がなく 日本館は次回ということに・・。ともあれ毎日1万歩を歩く強行軍でした。 夜はさすがに膝がガクガクして 痛み

ました。 限られた時間を目一杯にということでしたが 何とか体調も維持され 楽しく過ごせました・・。 日頃5000歩を

目標に歩いて来たのも 効果があった !? と思います。

 

上野公園 近くに幾つも美術館 博物館 動物園などあります。 外人も多い・・。

      

       根津美術館のお庭 緑豊かで 時間をかけて 散策しました。

亀ものんびり 日向ぼっこ ! 

花菖蒲も今が盛り。

久し振りに出会った 梔子(くちなし)の花 甘い香りがします。

      

      お庭のあちこちに  石像などが置かれている。

     

     庭園から 美術館に入ります。実業家 根津嘉一郎の収集品です。

3日目の午後 上野の国立科学博物館に来ました。 

     

     日本人のルーツは ?  南方だけで無く 北方の影響も受けている・・。

     

     複製が多いですが 様々な埋葬品の展示がありました。5000年前縄文時代。

何か 懐かしい感じがします。 見学者はやはり高齢者が多い。 ルーツ探しですね・・?

科学博物館の常設コーナー。 恐竜の骨とか こういうのを見たかったのです。

新装なった? 渋谷駅 ! 余りにも巨大で 何度も行ったり 来たり・・。

高知へ帰る日は 羽田空港の展望デッキへ。 航空機の離陸を眺めていました。

帰宅して喜んだのは 朝顔が枯れずに ちゃんと水を吸い 葉が4~5枚に広がっていたこと・・。

 

 

 

 

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  梅雨のような日々です。 寒冷渦(かんれいうず)の影響だとか ?

2025年05月30日 | 自然 花 写真

( 朝顔の双葉は どんどん大きくなり 次の芽も出て来ています。 ) 

 

5月ももう終わりですね・・。3月=5月と週に2回ブログを更新してきました。花が多く咲く春の季節だから 私も頑張りましたが 

6月からは従来の週に1回にします。それと見てくださる方はお気づきだと思いますが gooブログがこの秋で閉鎖になります。私も

新しいブログの発表場所を探さなくてはいけません。今までのブログが消えてしまう・・、特に多くUPした写真が消えてしまうのは

大変残念ですが この世っていうのは そういうものだ・・と思うことにしています。

 

最近 朝顔の種を植え 3日くらいで芽が出て ドンドン成長する その姿を見ると たいへんうれしい・・。反対に朝元気だった

イチゴの葉が 水不足か太陽の暑さで 夕方しなびている姿を見ると ガッカリする。しかしこれも『 マイナスの感動 』かも知

れない・・。 植物を通して 悲喜こもごもの日々を送っているます・・、 二枚葉が大きくなり 次の葉の新芽が出てきています。

 

前回元気な高齢者を 『 快老 』 と呼ぶと書きました。 快感、感動を楽しむ高齢者 という意味です。一日何回感動してますか? 

という質問があった。百歳になった女性が 『 私は今でも一日10回は感動している~』 と書いてあった。 感動は感情に現れ 身体

も自然に動いていく。 綺麗な花とか 素晴らしい夕日とか ウグイスのさえずり・・に感動する。 そうであれば 1日10回もそう

難しくない。 『 ボォーと生きてんじゃねーよ ! 』 と私は自分に言い聞かせている。 確かにそれでは 一日がもったいない。 

もう長くない人生を 喜びもなく 何の快感・感動も無く 愚痴っぽく生きていては 全く無意味だと・・・。

 

私たち日本人は今 世界一の長寿国になっている。でも長寿と健康とは必ずしも一致しない。 結構寝たきりの高齢者が多いのだ。

寝たきりでなくても どこか体調が不備があって 自分の思うように生きていけない人が多い、 なんとか健康寿命を長くしようと

政府や自治体も力を入れている。 今日の放送では 『 100才迄健康寿命で生きられる研究が進んでいる。』 という。 老化を防ぐ

研究だが 完成までには ちょっと間に合わない・・?

 

私たちが今できることは 老化を予防すること。 生活五原則というのがあるようだ。 1,食を含めて規則正しい生活をする。 

2,睡眠をきちんととる。  3,よく手足を動かす。  4,趣味を持つ。  5、積極的に世の中に関わる など 生活習慣病を

予防するには このような 良い生活をおくることのようだ。

 

私の知っている人でも 高齢になっても頭も身体も冴えているな~と思える人が何人もいる。たとえ体の具合が悪くっても 頭が元気

で好奇心があって 色々考え 感動があって 楽しんでいる、 そういう姿も見る。何処に違いがあるのか・・? 私も脳トレゲーム

をやって 50代前後なのを喜んでいる。一方身体は よくて60代 多分70代で 血管年齢を計ったら 78才と出た !? 自立ギリ

ギリのラインだ。 1日5000歩、プールに週2回など自分に課しているが もう グランドゴルフも卓球も無理、 山登りも200m弱の

筆山辺りが限度だろう・・・。 来週は東京へ出かけるので 多分そこからの更新になるでしょう。 

 

仲々鮮やかな 紫御殿(むらさきごてん)。パープルハート と英語では言うようです。

ワイルドスタージャスミン。 どうも横文字が多いです。

勢いのある 野朝顔(のあさがお)。いよいよ彼らの出番です。

庭藤(にわふじ) 別名 いわふじ。 緑の葉の中に 鮮やかなピンクの花。

ガーベラ。 何処ででも見る。園芸植物です。 

     

姫檜扇(ひめひおうぎ)の白。    

以前紹介した ワトソニア。

秋桜(コスモス)は秋というイメージですが 夏から イヤ 年中咲いている感があります。

八重のクレマチス。すごいですね・・。

ポピー。 長実雛芥子(ながみひなげし)  風に揺れています。

車輪梅(シャリンバイ) 或いはモッコク。公園の周りに 境界のように植えられています。

風車のような 定家葛(テイカカズラ)  長い付き合いのように感じます。

矢車菊(やぐるまぎく)(一般には 矢車草) が静かに咲いています。

サツキのの下で咲くムラサキカタバミ。 オキザリスの品種。 葉はクローバーのよう。

 

 

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    5月も最後の週に。 梅雨を前に 大気は不安定です。

2025年05月26日 | 自然 花 写真

( サツキも満開に。 花は ほとんどツツジと変わりません。)

 

朝のモーニングショーで 早くも 熱中症 のことを報じていました。まだ5月なのにもう猛暑日が出て 真夏日や夏日の地域も

多くあります。場所によっては湿度も低く アイスクリームやかき氷が美味しい季節かもしれませんが 今年の暑さは 『 二季化

熱中症 』と呼ばれ 特別なものと専門家は言っています。 夏冬が長く 春秋が短い・・ということでしょう。 私にとっては

蒸し暑い長い夏がやって来る・・ということです。

 

先日は久し振りに大雨でした。一時間に20mmもの雨は強烈です。 そしてこれから梅雨がやって来て その後も蒸し暑い夜が続き

そうです。暑さもそうですが 湿気も 高齢者には厳しいなあ~と思っています。大雨の時は 70%もありました。汗がダラダ

ラ噴き出すような暑さも ジトジトするような湿気も御免です。 私には去年の暑さが思い出されてきます。 夏が長くなる予想は 

既に実感しています。救急車の音を聞く度に 熱中症かな~と余分な心配をしています。 長い夏を乗り切るには 『 躊躇すること

なく エアコンをつけなさい! 』 とのアドバイスもあります。私にはこれがなかなか決断できず 『 まずは扇風機で! 』 と

思っています。

 

バイクで走っていると 緑の穂が揃って伸びる稲田を見ます。今 米騒動で大臣が交代する事件?が起こっていますが 今年の収穫を

見込んで 早田買いをする流通業者も話題になっています。私たちの主食である米が高止まりするし 更に米不足が心配され 日本の

米行政の転換が迫られる事態になっています。ニュースでは米を買わず パンやパスタにしている人々も多いよう。私は全く生産など

出来ないので オロオロその成り行きを見ていますが 近くの田で稲穂を見ると 昔水田でカエルの鳴き声が盛んに聞かれたな~と

いう思い出が甦ります。小川で ザリガニやイモリ 蛙などを捕まえた思い出です。

 

そういうと 新聞の投書に 『 カエル どこへ行った ? 』 という記事がありました。紫陽花がきれいな花を揃える今 梅雨空に

相応しいアマガエル(雨蛙)を見ないのは どこか片手落ちです。可愛い緑のアマガエルやイモリ時には ゲンゴロウ タガメなどが

いました。 アカハライモリなどは遊び相手でした。 ところが今 水田の小動物を見る機会がめっきり減りました。ネットで見ると 

世界的にカエル等が減少しています。彼らが住む環境が失われているのです。カエル特有の菌(カビ)で 機能障害を起こすことも

あるといいます。 それだけではなく セミも鳥も少なくなっています。 夏の暑さが彼らの体力を奪っているのでしょうか ?

 

私は定期的に鏡川の土手を歩きますが ウグイスの声や 時にウシガエルと思われる グーグーという低音を聞き 感動する時が

あります。日々見ている雑草を含む植生にはホントスゴいな~と思う。繁殖力がです! それを年中繰り返している。人類は負ける

な~と時々思う。花が咲くと昆虫が花粉を媒介し 花が萎れても そこに種が残り  それも小鳥などによって いつか無くなる。

或いは地中に留まって 芽を吹く機会を待ってい・・。いつか その仲間を増やそうとしているのだ。 

 

そんな野原に咲く野草も 低温を求めて 山の上へ上へと移動しているという。お米だって 暑さに強い品種がどんどん増えているし

北海道石狩平野などは亜熱帯の稲など栽培出来なかった亜寒帯地域の筈が 今は一面水田が広がっています。 10年単位で観察すると

その変化が分かるという。もっとダイナミックに花粉や種を遠く飛ばすために 風や 渡り鳥 渡り蝶(海を渡る蝶をご存じでしょう

か ?) を利用するかも知れない。環境の変化に負けているだけの彼らではない・・。経済性しか考えない人類は彼らの戦略に負け

るのでは・・と思ったりする。

 

それでも 学者の発表ではこの50年で生物多様性が73%低下しています。気候変動だけでなく自然環境破壊によって多くの生物が

生きる生態系が失われている、 日本の原風景が失われています。みなさんはホタルやトンボ ツバメやスズメが居ない自然を 想像

出来ますか ? 花粉を媒介する昆虫が居なくなったら 受粉システムを失ったら 農業被害は世界で84兆円になると 言います。

お金だけでなく 82億人の人類の生存危機とも言えるのです。 このまま放置することは出来ない問題です。

 

一時間当たり 20mmの大雨の時、 写真には大雨の感じが写りません・・。 

苗が太くなり しっかり根付いたのが分かります。水田の中に どんな生き物がいるのやら・・?

芋根の星朝顔(いもねのほしあさがお) 毎年地中から顔を出します。

柳葉ルイラ草(やなぎば)。似ていますが 違いますね。

ニオイバンマツリもあちこちにさいています。 生け垣用です・・。

黄文目(きあやめ) 雨を強く受けたようです。

      

      小さな花の集まり ランタナ 又は七変化(しちへんげ) 鏡川の主 ?

紅い立葵(たちあおい)。暑い季節によう合います。

大きなクレマチス。 テッセン という呼び名もあるようです。

枯れ木に咲くランの花。 自然になったか 人の手で 植えられたか ?

     

     ユッカラン。 君が代蘭(きみがよらん)とも。

公孫樹(いちょう)も緑が深まってきました。 城西公園で。

高知城の元藤並神社の境内。 憩うのに うって付けのベンチ。

上と同じ。 散歩にもってこいの場所。近くに 文学館や公文館があります。 

大雨の後の朝焼け。  太陽の位置も相当 北東にずれてきています。

 

 

 

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    初夏の花も数が多い !!  高齢者も暑さに負けず 頑張ろう !

2025年05月23日 | 自然 花 写真

( 今年はビワ(枇杷)の当たり年 ! 鈴なりの実がなっています。 )

 

高齢者を『 幸齢者 』 と言ったりします。 快老という言葉もあります。 同じ高齢者としてはちょっと面はゆく そんな高齢者が

何人いるのかな~と思ったりします。 ただその一人一人が 日々健康で 楽しく 充実して生きたい! と思って生きていることは

事実だと思います。 思えば80年 私も戦中に生まれ 敗戦以降 昭和を生き 平成、令和と年を紡いできています。 身体のあち

こちに 痛みや不具合を感じながらも 未だ元気 まだ一人でやっていけると 自画自賛しながら 頑張っています。

 

『 物質文明 享楽文明が発達するほど 文明人 都市人 知識人は 無内容になり 皆何ほどか 肉体的 精神的に病的になる 』

 これは明治の思想家の予言です。 一方で食生活が良くなり 医療が進歩発達し 日本人は長寿になり いわゆる健康寿命が伸び

 [元気な高齢者]が増えてきました。昭和百年ですから 昭和、平成を全うしている高齢者が増えたということです。間に戦争が

あり 生活困難の時代もあって 苦労の時代もあったということです。 今『 あんぱん 』 が描いている世界です。今昭和10年代

戦争の時代に入り この朝ドラは まともにこの戦争の時代の人々を描こうとしているようです。 94才迄生きた 遅咲きのやなせ

たかしさんが再評価されています。 。『 何の為に生まれて 何をして生きるのか 分からないまま終わる そんなのはイヤだ。 

( アンパンマンのマーチから)

 

前回の川柳も 私にとっては良い教師です。 [ 明日はない だって起きれば今日だもの ] という句をどう感じますか 五七五の

短い文句からその真意をくみ取るのは難しいですが 余り先のことを心配せず 与えられた今日一日を元気に生きようと言う 思いを

述べていると 私は受け取りました。 そんな意味から又川柳を 少し選んで これからのあり方を考えてみたいと思います。

 

おばさんになると思わぬ 女子高生  訃報欄 見て余命など計算し  万柳は一行だけの私小説

午前中 三科受診の達成感   菓子袋 ハサミで切って 敗北感   死ぬようになって 生き方 読んでます。 

血と尿を取られた上に 金払う   張り無くし 若気のタツー淋しそう  万歩計ないと歩いた気がしない

譲られた席に感謝の八十路坂   川柳を詠んでる内に 知る自分   職止めぬ 立って靴下 はける内

膝痛む 左かばえば 右すねる   幼なじみに デイサービスに 誘われた  (  太字は私も同感 !)

 

数が多いせいか 少し小ぶりですが 色づき出して 美味しそうに見えます。

あっという間に 立葵(たちあおい)の世界になってしまいました。

金糸梅(きんしばい) この時期の常連が 今年も咲いて来ました。

未央柳(びょうやなぎ)も同じ オトギリソウの仲間で  同時期に咲きます。

白いホタルブクロ(蛍袋)。 英語ではベルフラワー ラテン語ではカンパニュラ(小さな鐘)

     

     この花も馴染み。 私がサルビア・グアラニチカとよんでいます。

雑草なのに ムラサキゴテン(紫御殿) 少し風変わりな花です。

花水木の後 山法師(やまほうし)の登場も毎年同じです。

野朝顔(のあさがお) ヒルガオ系とありますが 繁殖力がとても強い。

朝顔も咲き出し 昼顔も負けていない・・そんな感じで 咲き出しました。

紫陽花(あじさい)も徐々に 色合いが出てきました。

雑草のクレソンが 遂に川を占領しました。 花は小粒ですが 茎は結構太いです。

我が家の5番目の朝顔。 少し遅めの登場で もう無理かと あきらめかけていました・・。

 

 

 

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   季節は早い、速い~~。 春が初夏へ そして梅雨もやってきます。

2025年05月20日 | 自然 花 写真

( もうバラの季節 ? 早いな~と思います。 紫陽花も咲き 梅雨もやって来そう・・)

 

5月の中旬 春から初夏へ 良い季節です。 今年はもう梅雨がやってきそうです。新しい一週間は曇りや雨の日が多いようです。

蒸し暑い夏日が続くようです。こんな時 川柳はいかがですか? クスッと笑わせるのや 結構大笑いするのがあります。大体が

高齢者による作品のようです。私は図書館などで『 毎日新聞の川柳欄 万能川柳を]よく見ます。時々高知新聞ですが・・、

今日は私なりの 勝手な選りすぐりの川柳を紹介します。 蒸し暑さを吹き飛ばしていただけたら 幸いです。

 

◎ 人生の半分 スマホ見て終わる    古都訪ね 外国人に囲まれる  賽銭箱 挟んで 神とご対面

◎ 肩幅のスペースで飯食う 都会    事実より 多数決だね SNS  ヤシの実じゃなく プラゴミが流れ着く

  [アメリカ]

◎ 憧れの国がこんなになっちゃった   一票の怖さ教えたトランプ氏  ライオンが兎の意見聞くかい  

  [ 老後 ]

◎ 生きている間は いつも今が旬    ジャングルに分け入るような老いの日々  保険では ここまでですと言われても

 

◎ 提灯はやめて 言いそな 桜の木   それぞれに心臓もあるしらす干し

◎ 万柳は笑わせながら ホント言う   万柳の音読日課 医者いらず 

    ※『万能川柳』なので 『 万柳 』と 仲間内で言う様です。

 

  お後がよろしいようで 今日はこの辺で・・。

 

ジャーマンアイリス。 鏡川の土手にきれいに咲いています。

カンパニュラ・アルペンブルーというそうです。 小さなブルーの花が広がっています。

オオキンケイギク。 外来種として日本に定着、 現在は栽培が禁止されている。 

サフランモドキ。 モドキという名は ちょっと可哀想・・。 

柏葉紫陽花(かしわばあじさい)の登場です。 紫陽花の季節に移りつつあります。

紫陽花がもう咲き出した ! と言っていいですね~。  さすが高知は早い~~です。

あるお宅のバラ園で 特別撮影させてもらいました。 土田さんのお庭を思い出しました。

見ている私たちはきれいだな~と思うだけですが このようにするには やはり大変なのでしょう・・。

肥料も 消毒も大変ですが 最近は色々な薬剤もあって 比較的簡単になったとか・・。

松葉菊(まつばぎく)もあっという間に 満開。 八王子の風景を突然思い出すなど不思議です。

サツキの花も色々あります。 これは白にピンクの縁取りがきれいです。

盛んに咲いていた 桜センダン(栴檀)も初夏の風に 散り始めています。

 

 

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  薔薇(バラ)は花の女王 ! 今輝きを増しています。 やなせたかしさん特集。

2025年05月16日 | 自然 花 写真

( きれいですね !!  私の周りでも バラがあちこちで 咲いて来ました。 バラ特集です。)

 

朝ドラ 『 あんぱん 』の人気も徐々に上昇しているようです。当初高知ではトータルで43%という高視聴率でしたが 全国では

なぜか前作を下回るという結果で私も心配しましたが 脚本の良さや俳優陣の頑張りで確実に人気が上がっているようです。お蔭で

高知に対する人々の関心も高まっているようで ゴールデンウィークの観光客が増え 夏休みも高知に行ってみようというという

『 あんぱん 』効果もあるようです。昨年の県外観光客収入も増えた! という報道もありました。

 

高知では やなせたかしさんの自叙伝はじめ様々な作品が本屋さんに並んでいます。私も立ち読みしたり 図書館で伝記を借りたり

して読んでいます。 もちろんドラマですから 伝記と同じというわけではありませんが なるほど ここは同じだね!? と思い

つつ読んでいます。 東京の方はあまり関心がないかもしれませんが これから9月末まで朝ドラが続きますので 少し宣伝を兼ねて

 今日は たかしたかしさん特集です。  いつものことですが 写真と文章は直接関係ありません・・。

 

ドラマでは よく御免与(ごめんよ)駅というのが出てきます。私が高知に来た時も『 ごめん 』という名前を聞いて おかしな

名前だな~と感じました。 また年に1回 『ハガキでごめんなさい!』 コンクールも行っており、直接聖地で ごめんを叫ぶ 『

 ごめんな祭 』もある。 後免(ごめん)駅は高知から室戸へ行く くろしお鉄道の出発点でもあり 私もたびたび行きました。

 

やなせさんは1919年(大正8年)生まれで 昭和を生きた人です。戦争も体験しています。彼の人生哲学となる『 ひっくり

返らない正義』 という思いも 戦争体験から来ています。中国の人々のために戦ったのに 負けると逆に嫌われ 悪者扱いされる

・・、正義とは一体何だろうと 考えることになりました。正義を振りかざして悪い奴をやっつけるのが正しいのでなく 飢えて

いる人々にわが身を差し出して 飢えを癒やしてくれるのが 本当の正義なんだという考えが残りました。 それがアンパンマンに

結びつきます。

 

戦後高知に戻ったやなせさんは高知市内が アメリカ軍の爆撃で焼け野が原になっている風景を見ました。お城の天守がポツンと

焼け残っている風景です。工芸学校で学んだデザインの仕事を生かして 高知新聞社編集部に就職 カットを書いたり デザインを

書いたり何でもやったようです。その時 運命の人に出会います。のぶさんです。高知には『ハチキン』という言葉があります。

女性ではきはきして 前向きに行動する活発な人 という意味です。坂本龍馬の乙女ねえさんのような人です。

 

のぶさんは高知を離れ 東京に行ってしまいました。やなせさんは彼女の後を追って東京に行く決心をし 高知新聞社に辞表を出し

東京で小さなデザイン会社に就職、のぶさんに結婚を申し込みますが 結婚式も ウエデイングドレスも無い結婚で 友人の家に

下宿してのスタートでした。高いビルも無く 東京から富士山がはっきり見える時代でした。 その後三越デパートに就職 仕事の

合間に 漫画を描く生活が始まりました。 

 

やなせさんと言えばアンパンマンですが これも歴史的な変遷があるようです。考え方は変わりませんが 50才の時 最初のアン

パンマンが登場しますが おじさんが空を飛んで 困っている人にあんぱんを配るという発想でした。又アンパンマンが登場しても

 やっつける相手は人間だった・・、そんな感じで 当初は評判を呼ばなかったようです。まぁ 試行錯誤というのか バイキンマン

が登場し 他のキャラクターも生み出されていく中で 子供達が大変喜んで その絵本を何度も親に読むようにせがんだ そんな話

からどんどん話題が広がって 『 それいけ! アンパンマン』 が出版 あの大ヒットにつながったようです。遅咲きの花が開いた

のです。 

 

私の好きな歌 『 手のひらを太陽に 』 も 『 アンパンマン・マーチ 』 と思想は同じです。『 そうだ うれしんだ 生きる

喜び 何の為に生まれて 何をして生きるのか こたえられないなんて そんなのは いやだ !』 『 ぼくらはみんな 生きている

生きているからうれしんだ。 ぼくらはみんな生きている 生きているから悲しんだ 』 ホントに子供達に分かるのかと思いました。 

いや私も やなせさんの出会いと別れの人生を知って どうやらこの詩の意味が分かってきた感じでした。 『 何のために生まれて

 何をして生きるのか 』 などはまさに哲学的命題ですね!?

 

白に薄いクリーム色が入る 天然の技ですね~。

高知市内にある喫茶店のお庭です。5月の始めから咲き出して 今盛りのようです。

一体 何枚の花びらがあるのか ? どうしてこんな技が出来るのか 全く不思議です。

ただ手入れは大変なようです。 肥料を与え 消毒は欠かさず 虫と病気の予防が必要 !

1期目の花で噴水の周りを飾ります。 ヨーロッパの庭園を思い出します。

書斎にも こんな感じで薔薇を生ける 雰囲気があって 心が落ち着きます。

別の家庭の庭です。 つるバラは枝を長く伸ばして アーチを飾ることが出来ます。

薔薇は1年に何回も咲いてくれるんですね。咲かせるテクニックが必要でしょう・・。

もう梅雨前線が日本にやってきています。 雨に濡れるバラも味わいがあります。

もちろん 陽に映えるバラもいいです。英国ではバラ戦争がありましたが 昔から愛されていました。

新緑から深緑へ。 木々も目一杯葉を広げています。 

稲も力強く 成長しています。 この秋にはお米の値段も下がるといいですね~~。

5月13日の早朝 西の空に沈む前の赤い月 ブラッドムーン とも。? 血のように赤い !?

 

 

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   高知の5月 もう初夏の装い。

2025年05月12日 | 自然 花 写真

 

(水辺に咲く 杜若(かきつばた)?  5月も半ば 気温は25℃を超える時も・・。) 

 

今年はカツオ漁がようやく不漁から抜け出す ? と期待されている。赤身の新鮮なカツオの刺身やたたきがスーパーや

マーケットに並ぶ。 新聞には 『 ぴかぴかのカツオ、待ちよった ! 』と カツオ漁本番の記事が出ていた。 

 

ゴールデンウィークには沢山の観光客が高知に来た。朝ドラ 『 あんぱん 』 の効果もあって 高知への関心が高まっている。

昨年の県外客の消費が最高だったと新聞記事にあった。( ただ昨年の観光客数は23年を27万人下回り 445万人だった。)

私もお城ガイドを通して 多くの観光客の姿を見た。クルーズ船が来たときなど 高知城へ来る外国人の数はスゴイ。 日本の歴史や

文化としてのお城を見て貰うのはすごくうれしい。その後 『 ひろめ市場』でランチというのが定番だ。日本人も外国人も カツオ

のたたきに挑戦する。ニンニクや薬味、タレや塩をかけて表面を焼いた新鮮なカツオを食べてもらう。皆 美味しいといってくれる。

それが実感だと こちらもうれしい !

 

ただ先日 『 悲しいカツオのたたき 』 という新聞投書があった。高知といえば 『鰹のタタキ』と言われるぐらい PRも進んで

いる。確かに高知はカツオの消費日本一で 私もよく食べるひとりである。ただこの記事では 切口のどす黒い鰹のタタキが何度か

出されて 高知県民であるこの方は 『 高知でこんなもんを出してたまるか、なんというものを出すんだ!』 という驚きがあった

と出ていた。

 

県の公式観光ウェブサイトから検索できる有名店らしい。めったに県外からやって来ないお客様に 『 あんなどす黒い鰹のタタキが

提供されることがあるのかと思うとゾッとした。悪い評判は瞬く間にネットを通じて広がる。取り返しのつかないことになる。高知県

の観光全体に直結するかもしれない・・。』 そんな記事だった。私も同感だ。店でも スーパーでも黒いカツオを出されて ガッカリ

したことがある。最近はスーパーやひろめ市場で 新鮮さをよく見てから 買うことにしているが・・。

 

実は今年の1~4月のカツオの水揚げは平年を下回り 関係者が気をもんでいた。土佐沖の低水温が影響したようだが ようやく水温

も上昇して 3~4トンの水揚げがあり 品薄で出荷の遅れていた発送にも目処がついたよう。一本釣りのカツオの藁焼きたたきが

思いっきり食べられる 中土佐町久礼の漁協の名物 『 かつお祭り 』 も 賑わいを見せるだろう。 既に本祭チケットは売り切れ

とのこと。是非獲れたての新鮮なカツオを食べて欲しい。

 

こんな魚(肴)があれば 当然酒も付いてくる。高知は名だたる酒どころでもある。土佐鶴や司牡丹という大きな日本酒メーカーに

加えて 酔鯨や亀泉など銘酒もある。私が日常頂いているのは 土佐町の桂月(けいげつ)だ。吉野川の源流にあるメーカーで 土佐

酒造 その代表銘柄が 桂月である。 高級酒から大衆向けまで酒米は地元産、棚田で育ったもの。世界にも輸出している。 最近

行った嶺北地域( 高知市の北にあたる山間地域 ) 各県に水を提供する早明浦ダムに近い 山又山の中にある町だ。 

 

高知の皿鉢(さわち)料理に合う日本酒、 山や海 川に恵まれた高知ならではの食文化。 『 こじゃんとうまい! 』 (大変美味し

い!)  『 たまるか~』 (おどろいた!)という方言も 相当知られるようになった。 

皿鉢とは食べ物の名前ではなく 大きな皿に盛られた料理を言う。お正月など どうしても女性は台所に立ち 皆で楽しむ機会が

少ないが 高知県は 自由民権運動の盛んだった地域、女性の権利もしっかり認めて 男女とも宴会で盛り上がろうという思いで 

予め作った料理を肉、魚、揚げ物 野菜など一つに盛り上げて 食べて飲むそんな食習慣が出来上がった。 高知ならではである。

 

アヤメ科のニグリカンス? 別名ブラックアイリス。 ヨルダンの国花とか。

これもアヤメ科のワトソニア。 これも湿地に咲く。

姫空木(ひめうつぎ)。 アジサイ科の花 卯の花とも言います。アジサイの季節も近い。

オオベニウツギとか。ウツギの種類も多い。

これも大紅空木(おおべにうつぎ)? 紅色が際立ってますね・・。

きいちご。白い花の後 小さなイチゴ状の実がなる。柔らかく食べられそうです。

ソラナム・ラントネッテイ。 覚えにくい名前です。 ナスの花に似ている? ナス科なんです。

蛍光色の万年草。 山の中で張り付くように群生する。 小さな星形の花の集まり。

ドクダミがポピュラーになってきました。 十薬とも言い 昔は毒を止める薬だった。

今年初めてか 石榴(ざくろ)の花。 赤い実が出来つつありますね~。

バハ・フエアリー・ダスター (妖精の塵払い)という意味か ? 赤いちりとりですね。

立てばシャクヤク という美人の形容に使われます。 ちなみに 芍とは 味がよいという意味。

追っかけをしている桜栴檀(さくらせんだん) 大分白くなってきました。

この地域では 銘木になると思います。 地域の自慢の木という意味です。

 

 

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   雑草と言う名の草は無い。 (牧野富太郎博士) 『雑草』特集 !

2025年05月09日 | 自然 花 写真

( 空き家になった家に ツタが浸食 ? 屋根から2階まで完全に覆っています。)

 

季節は確実に過ぎていきますね。 5日は立夏でもありました。いよいよ夏です。木々も緑の葉を大きく広げ 深緑の季節と変わって

いきます。ツツジもサツキに変わり 花水木も山法師へ 藤の花もウツギやバラの花にチェンジです。 6月のアジサイもつぼみを

大きくしています。 本当に次から次へと花が咲きます。 花の追かっけとしてはうれしい季節です。

 

4月は週2回ブログを更新してきました。それだけ多くの花が開花し 私も追っかけて沢山写真を撮ることが出来ました。回数が多い

分 文章に少々苦労しましたが 新聞の切り抜きなど整理していると もっともっと伝えたいものがあるということに気付きます。

私は余り 行動半径の広くない高齢者ですので 新聞やネット 本から得る情報を出来るだけ分かり安く伝えたい。今は物価値上げ

の記事が多いですが 反面ほとんど伝えられない温暖化による自然の変化にも目を向けたいし 高知の人口減少による地方の困難な

事象についても もっと伝えたいと思うのです。

 

この間 生物多様性について何回か 紹介しましたが 私たちの周りにいた生き物が数を減らし このままでは 絶滅してしまうと

いう現実に 空恐ろしいものを感じています。一方春の暖かさもあって 植物の繁茂の勢いについて驚きがあります。普段 雑草と

いわれる植物が 異様な?繁殖力を見せているのです。人類は植物に征服されるそんな恐怖も感じます。一方で防草シートを一面に

貼ったり 除草剤を使う事例も多いです。 花の手入れの多くは雑草の芽を摘むことだという毎日手入れをしてくれる女性の言葉も

聞いたりします。

 

自然は生存競争の中にあり 結局 環境に合わせた生き物が生き残るのかも知れません・・。

雑草は自らの繁殖の為 他の生育を妨害します。農家でも野菜や米の生育の為に 草刈りは欠かせません。ところが彼らも生き残る

為に 多くの種子をつくり 風や虫によって 時に自力で子孫繁栄を図ります。多年草になると 根が太く 長く ほんの一部から

でも 又元通りの復活が出来ます。その繁殖力は恐ろしい程です。春先など1月も見ない間に 草がこんもりして 二重に三三重にも

草がはびこっている姿を見ます。1年草は冬には枯れるように見えますが 種が広く地に残り 翌年春には新しい芽を出してきます。

 

私たちが日常見る カタバミや昼顔 猫じゃらしやオオイヌノフグリなど一見可愛い花を付ける草花も 雑草と呼ばれ その繁殖力は

すごいです。私などが期待する土筆(つくし)もスギナの胞子茎ですが スギナは雑草ランキングの一位だそうです。すぐ生える 

沢山増える 仲々抜けないなど駆除は至難の業だそうです。毎日草抜きをしないと繁殖に追いつけないと言います。ドクダミも咲く

季節になりました。白い十字の花は何となく可愛いですが 確かに群生して咲いています。地下茎で伸びるので 上の草を取っても

すぐ又生えてきます。人間には出来ない技ですね。

 

カタバミも見た目に可愛い黄色い花(ピンクもある)ですが 生命力も強く 芝生が負けてしまうそうです。エノコロ草(猫じゃら

し) 私は春の緑色から秋の金色に変わる時まで 結構意識して見る草ですが その穂は種の集まりです。オオイヌノフグリが大好き

という人がいます。確かにライトブルーの澄んだ青い花は きれいだと思いますが これも雑草でかつ繁殖力が強いときくと ヤレ

ヤレと思います。勝手に雑草などと呼んでくれるな~と草は言いたいでしょうね。牧野富太郎博士も雑草という名の植物はないと

言っています。でも野菜を育ててている人には 迷惑な存在で 除草剤など使って 早めに処分したい気持ちになるでしょうね。

 

ノゲシ 道端に見られる雑草 ? 高さは1mほどにもなる。小さな黄色い花が咲く。

ペラペラヨメナ(嫁菜)。花の色は白や赤があるが すこしづつへんかするらしい。 

メヒシバ。 稲科の植物。 去年もその生命力にビックリしました。何処までも伸びていきます。

クレソンだと思うのですが その成長力の速さに驚いています。半年目に完全に刈り取っていた・・?

ツタバウンラン。サギゴケにも似ているのですが・・。 すごく小さいです。 

ヘビイチゴの実。 余りに多くきれいにさいているので 写真に撮りました。 

ヘビイチゴの花です。 花とは全くイメージが違います。

ムラサキカタバミ。 江戸時代末期にやってきた 環境省の要注意外来生物になっています。

庭セキショウ。 北アメリカ原産 明治時代に渡来。 これが雑草なのか よく分からない・・。

チガヤ これが綿毛のように広がる。河原や草原に群生して風になびいています。

こんな感じです。 

スイバ。少し枯れて 種が成熟しているのが分かります。 雄と雌の花がある。別名はスカンポ。

年中花が咲いている 姫蔓蕎麦(ひめづるそば)。ヒマラヤ原産 雑草扱いされるある・・。

ドクダミ。毒痛みと書く。 別名十薬(じゅうやく) 名前の通り毒を止める効能。 

 

 

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 GWの真っ只中の子供の日。  生物多様性の続きです。

2025年05月05日 | 自然 花 写真

( 今日はこどもの日。 昔は男子の成長を願う 端午の節句でした。 立夏でもあります。 )

 

人体はおよそ40兆個の細胞を持つ生き物だそうです。体の中も 不思議な世界が広がっています。単なる物質の集まりなのに、動き

合体し、協力し合う“細胞内キャラクター”たち、命のない部品が集まって、命を営む。ファンタジックな世界だと NHKのドキュメン

タリー『 人体 』で言っていました。



他の生物も全て細胞で成り立っている。地球上で38億年前 深海で生命(単細胞)が誕生して以来 様々な生き物に進化してきた。

2000万種の生物が誕生してきた中で 人類は圧倒的に遅く 数百万年に誕生した新参者に過ぎない。そんな新参者が82億と急激に

数を増やす反面 1年間に4万種の生き物が地球から姿を消しており 生物多様性は、現在、深刻な危機に直面しています。

両生類41%、哺乳類27%、針葉樹34%、鳥類12%、サメ・エイ類37%、造礁サンゴ類44%が絶滅の危機にあります。日本にも絶滅危惧

種に指定されている動物はたくさんいます。 有名な絶滅危惧種には、以下のものがあります。


- ニホンウナギ:  乱獲や生息環境の悪化により、数が激減しています。
- トキ:      一時は絶滅したと考えられていましたが、保護活動によって個体数が増加しています。
- シマヤマネコ:  長崎県の対馬島にしか生息していない希少な動物です。
- イリオモテヤマネコ: 沖縄県の西表島にしか生息していない希少な動物です。
- オオサンショウウオ: 世界最大の両生類で、生息環境の悪化が深刻です。

さらに環境省が定める絶滅危惧種の判定基準は「1年間で減少率が3.5%以上」ですが、スズメの減少率は1年間で3.6%。判定基準に

匹敵する程 年々減っています。絶滅危惧種が増えているのは、人間の活動が原因です。人間が他の生き物を死に追いやっています。


人間の活動による影響
1. 生息地の破壊: 森林伐採、開発、農業、都市化などにより、多くの種の生息地が失われています。
2. 乱獲:     食料や薬用、装飾品などとして、動物が乱獲されています。
3. 環境汚染:   農薬や化学物質などの環境汚染は、生物の生育を阻害します。
4. 気候変動:   地球温暖化による気候変動は、種の生息環境に影響を与えます。
これらの要因が複合的に作用することで、多くの種が絶滅の危機に瀕しているのです。

 

このような危機に対して、国連生物多様性条約(CBD)では「2030年までに、人と地球のために、生物多様性の損失を止め、反転させ

回復の道筋に載せる(Nature Positive for people and planet)」という野心的な目標とそのための行動(昆明モントリオール生物多様性

世界枠組み)を示しています。196の国が約束し、あらゆる政府、あらゆる関係者に行動を呼びかけています。具体的な対策は 知り

Recognize)、守り(Retain)、回復させ(Restore)、そのことに 人・技術・資金を集め(Resource)、なにより、人と自然をつなぎ

直す(Re-connect)ことが必要です。

- 生息地の保全:  森林や湿地などの重要な生息地を保護し、再生する必要があります。
- 持続可能な利用: 資源の利用を管理し、生物多様性に影響を与えないようにする必要があります。
- 外来種の侵入防止: 外来種の侵入を防ぐために、適切な対策を講じる必要があります。
- 環境汚染の削減: 大気汚染、水質汚染、土壌汚染などを削減する必要があります。
- 気候変動対策:  地球温暖化対策に取り組み、生物多様性への影響を軽減する必要があります。

 

昆虫が植物にとって不可欠な存在であるように 生物多様性の保全は、人類の生存にとって不可欠です。地球上の生物の多様さと

自然の営みを営みの豊かさを示す生物多様性が失われることは 近い将来 人類にまでその危険が及ぶということです。

 

青空の下 爽やかな風に泳ぐ鯉のぼり。 季節感を感じますが 仲々見つけるのが難しかった・・?

この保育園も 去年は鯉のぼりが上がっていたのに 今年はポールだけ 淋しそうでした・・。

ネモフイラ。 相変わらずきれいです。涼しげなライトブルーですね。

オルラヤ(オルレア) 。トルコ原産 本来は多年草ですが 日本の暑さを越えられず1年草に ?

矢車菊(ヤグルマギク) 鯉のぼりの竿の先で廻る ヤグルマに似ているので・・。 

金魚草(きんぎょそう) 公園や花壇に多く植えられる1年草。 これも原産地では多年草だが・・。

紫蘭(しらん)。群生して咲きます。 白いのもあります。

ガザニア。 日本では勲章菊というらしい。 私が行く 体育館の脇に毎年咲きます。

少し変わり種の カランコエ(コダカラベンケイ)。 病院の花壇に咲く 貴重品 ?

名前はカラーでも色は白い。 里芋科だそうです。 茎や葉はそうい感じです。

我が家のブーゲンビリアのハチに毎年咲く 姫檜扇(ひめひおうぎ) 鮮やかです。

     

     ヒヤシンデラ というそうです。 これも我が家の鉢に出現 !?

小さな小川にやってきたアオサギ。近づいても逃げません。 相当人に慣れてきているようです。

咲き出した桜せんだん。 花が先に咲くので見応えがありあます。 これから白く咲きます。

 

 

 

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  季節はどんどん進み 週2回のブログ発信も間に合わない程・・。

2025年04月30日 | 自然 花 写真

( 燕の巣作り。 こんな燕をみるのも 久し振り。 里山ならではの風景 ? )

 

今回は写真だけアップローです。 

 

先日行った高知の山間部 前述の早明浦ダムの上流 瀬戸川渓谷にツツジなど見に行きました。

嶺北地域と言っている 本山町 土佐町 大川村 大豊町の地域。多くが山の中です。     

稲叢山(いなむらやま) 標高1100m 遅咲きのサクラが見られて 大満足 !

 

市内に戻って鏡川。 水面のカモと 水中の鯉。 時々見られる風景です。

遅ればせ・・という感じですが クレマチスが見頃を迎えています。

この風景もちょっと 後出しになりましたが 早期米の田植えが始まっています。

桜が散ったと思ったら もう赤いサクランボがなって来ました、 驚き !

     

     植えた積もりは無い ? のに 毎年咲いてくれる 姫檜扇(ひめひおうぎ)

驚きと言えば もうアジサイが咲いている ?? 去年のものではないと思いますが ?

高知にはうれしい驚き ! クルーズ船が今年100隻 高知に来る ! ガイドも忙しい !

 

 

 

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 GWに入りました。 TVであちこち見ています。 万博もTV見学です。

2025年04月28日 | 自然 花 写真

( 23日 高知 嶺北(れいほく)地域に行きました。 シャクナゲとツツジを見るバスツアー。)

 

GWに入りました。といって特別な予定はありません。人が多く出る時は  家で静かに過ごすのが当たり前になっています。相変

わらず 花を追っかけて バイクであちこち・・とは思っていますが 遠出はもう無理かな~~と消極的です。これが高齢者家族の

姿です。 天気はよさそうなので 青空に泳ぐ鯉のぼりの追っかけでも・・と思っています。

 

高知新聞に 『 高知市の水道水はうまい 』という投書が載っていた。かつて全国美味しい水 上位32都市に選ばれたことも

ある。水量の豊かな水源(河川)に恵まれ 水不足も聞かない。一般的に 世の水道水は消毒、浄化の為 臭気が有り 美味しく

ないと言われている。 投稿された方は どこそこの銘水など買って飲んだことが無いそうで 私も試しに高知城の蛇口にある水を

飲んでみたが 確かに不味い感じはなかった。私は時々プールで口をすすぐことはあっても 最近水道水は飲んだことは無かった。

何時頃から水を買って飲むようになったか,外国で炭酸水など飲んで ゲップをしたことはあったが 20年前ぐらいまで 水は

タダ !という印象だった。 確かに水を買うなんて 『いらざる出費』と思っていた。

 

実は高知市の水道事業は今年で100年になる。『 安全で美味しい水 』に取り組んできた皆さんに敬意を表したい気持ちです。

先日行ったツアーで 高知県の山の中にある早明浦ダムの水が他県に分配するだけでなく トンネルで鏡湖ダムへ送られ 市民の

水道水になっていることを知った。他県との取水協定もあり 過去に困難な政治決着の事例もあるらしい。私たちは知らないで 

恩恵に与っている・・。

 

高知の川は 今よみがえりつつある。水質がこの40年で劇的に改善した。戦後の生活用水や工場廃液で汚れた県内の河川でBOD

(生物化学的酸素要求量)が大きく下がった。下水道の普及などの環境対策の効果が現れ かつて腐敗水と化した水域が通常の浄化

で飲める 『 きれいな水 』 にまで再生している。豊かな自然が財産の高知県とって 未来への希望につながると 以前高知

新聞が伝えていた。ちなみに近くを流れる鏡川も水質が3倍もよくなり 人々の憩いの地域になっている。

 

4月20日は 穀雨だった。穀物を潤す雨が降る頃を意味する。少し郊外に出るともう田植えがあちこちで行われていた。まだヒョロ

ヒョロの若苗だが 高知は早稲の地である。値段が上がり続ける米 先ほどのツアーで私たちも5kgで1000円位安い米を買って

きた。これで一安心という気持ちと同時に 米無くして 水田無くしては生きていけない 私たちの生活を思い知る機会にもなった。

8月末にはもう稲刈りだという。その早場米を買い占めする動きも聞いた。又大衆温泉できれいな湯があふれ出る光景を見て ありが

たいな~と思う。こうして1年が過ぎて行く季節の流れを感じています。

 

今日は生物多様性について書くつもりが新聞記事に影響され 生物多様性は大切な問題なので 水に流すつもりはありません・・?

 

思いがけなく 満開の桜を見ました。 標高1100mの高地故 今が満開でした。

ある女性が 人生をかけて 山地に多くの桜の木を植えたそうです。 すばらしいですね・・。

空木(うつぎ) 卯の花の方が知られているかも ? 

『 卯の花を かざしに関の 晴れ着かな 』 (河合曾良) 芭蕉と奥の細道を旅して詠んだ。

羽衣ジャスミン。多くの花が付きます。 よい香りがあるそうですが 私には匂わなかった ?

羽衣(はごろも)ジャスミン。 去年もよく見ました。  テイカカズラにも似ています。

今 新緑もきれいです。 モミジも今は黄緑色です。

多分 クスノキ(楠) 高知の街中には多いです。 常緑樹で年中緑ですが 今は若葉です。

      

      銀杏だと思って撮りましたが 今はちょっと疑問 ? 

      

      この木は 間違いなく 銀杏(いちょう)。 公孫樹(いちょう)とも書くようです。

高知 『 わんぱくこーち 』に行きました。 ここには沢山のフラミンゴがいます。

小さな動物園。 GWには多くの家族連れで賑わう。若いスマトラ虎が来たので 話題に。

ひさし振りの ホットリップス。 チェリーセージとも。 サルビアの種。

ツブラジー ブナ科シイ属の常緑高木。 俗に椎の木。ドングリのような実がなります。

久し振りに真っ赤に燃えた朝の空。 日の出は5時半頃。 もう5時台で明るいです。

 

 

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