( 浪花茨(なにわいばら) 5月を先取りして 今一斉に咲いています。 大阪発祥 ? )
誰もが知っていますが 地球には多くの生き物がいます。およそ870万種と推定されています。動植物がこの自然環境の中で 私達
と同様に生きています。セキツイ動物は哺乳類 鳥類 爬虫類 両生類 魚類に分類され 無セキツイ動物は 昆虫類 甲殻類 クモ
類 多足類などの節足動物に分類され さらに軟体動物などに分類されます。 昆虫類ではカブト虫、コガネ虫等の仲間が38万種
次に蝶 ハエ ハチなど 正に多種多様です。ミミズ オケラ アメンボなどもこの中に入るのです・・。皆さんは彼らを友だちと
思いますか ?
『 ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな生きているんだ 友だちなんだ~~♬ 』
60年前に やなせたかしさんは生物多様性の大切さを 歌(手のひらを太陽に)にして 訴えていました。私たちは地球に生まれて
地球に死んでいく生き物です。聖書にも 『 あなたは 顔に汗して働いて糧を得,土に帰る。 』とあります。最近散骨を希望する人
が増えていますが 土であれ 海であれ 最後は地球に帰るのです。他の生き物も同じです。ただ私は 神が与えた霊(いのちの息)
は 再び神の世界に戻っていくのだと思っています・・。 その意味では私たちは永遠に生きるのです。
今 昆虫の仲間の数が急速に減少しています。ヨーロッパの研究では 草原の蝶の仲間が1990年以降 ヨーロッパの16ヶ国で39%
も減っています。ドイツの調査では 昆虫の量が27間で76%も減少したと報告されています。日本ではそういう長期的な調査は無いの
ですが 東京ではゲンゴロウやタガメが絶滅しているのです。これらは水田の生き物ですが 水田環境の変化やアメリカザリガニなど
外来種の侵入によって生息地が悪化したと考えられます。前回書いた『送粉者』の花蜂も減少しているという報告が上がっています。
WWF(世界自然保護基金)の発表では 過去50年で自然環境の損失や気候変動により 生物多様性が過去50年で 73%低下したと
いうことです。ところで生物多様性とは何でしょうか? この地球という自然環境の中に 多種多様な生き物が互いにつながった関係
で生きているということ、そういう自然界の物質と循環をまとめて生態系と言います。 今 環境破壊によって急速に生物が減少し
生態系が失われているのが 大きな問題なのです。これがもし人類が 73%の人口減少していたなら 大問題になるところです。
このまま 生物多様性が失われると 生態系は回復不可能な状態になる・・。
ある新聞記事で 都会の生態系を見直し 多種多様な生き物が生きていける環境を造ろうという機運が少しづつ高まっているという
内容でした。虫や鳥が回遊する経路を考慮し見合った植樹をする取り組みが 都心部の再開発で試みられているとのこと。私の高知は
地方都市ですが 周りに多くの自然が配置されている感じがします。 何処に鳩や鳶、ムクドリがいて サギや鴨の類ならここ ハク
セキレイはここと 大体予想がつく。この間は燕の巣を見つけ 喜んだりした。(続く)
これはノイバラ。似ていますが・・、 普通 野バラと言ったりします。
スパキキシス。アヤメの種類だそうです。 日本ではスイセンアヤメとか ?
久し振りに見る 野アザミ。 初夏から夏場に 咲きます。
紫蘭(しらん) 初夏の花ですが 群生して咲いてきます。 紫というよりピンクです。
一般にアヤメと呼んでいますが イチハツかも知れません。 アヤメも色々な名前があります。
ちなみに これはコアヤメ とか ? 背が低いので こう呼ばれるようです。
黄ショウブと出て来ますが 黄色なので 全てこう呼ばれる ?
これも黄色い ユリオプスデージー。 最初の頃覚えたので 馴染みがあります。
これまた黄色の 木香薔薇(もっっこうばら) 初夏も黄色い花が多いですね・・。
いつも名前に違和感がある アマリリス。 彼岸花科と聞いて これも驚きです。
前回の十二単(じゅうにひとえ)とは色が違い 青紫色です。
私の好きな藤の花。 棚の横木が大きすぎる感があります。
『わんぱくこーち』にこんな張り札がありました。 鳥を守る為に 人は入らないで ! とは?
最後に 我が家のムスカリですが その横に自然発生的に ? ハナニラが咲きました ??
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