たわごと、独り言

テレビ大好き、映画大好き、おしゃべり大好き、あなたは?

ヒューゴの不思議な発明 〈ネタばれあり〉

2012年04月01日 17時50分15秒 | 映画
予告で見たり ま、タイトルもそう思わせる感じだったけど

思っていたファンタジィな展開の映画ではありませんでした

予想を裏切ってくれるお話で レトロな色合い 贅沢なセット 何よりピュアな子どもたちの演技

そしてよもやの映画ファンのためのオマージュ満載映画だったのです


わたし的には3D映画は疲れるだけで好きではなかったのですが

この映画は素晴らしい!!


導入部分から一気に引き込まれる奥行き感 雪のリアル感 駅構内のほこりの臨場感

駅の時計台の裏側といい 3Dってこういうふうに使うと格調高く見られるんだと実感した次第です

〈他の予告映画のこけおどし3D映画って飛び出す絵本感覚なんですもの)

輸入物の上質な絵本を読んでいるようなわくわく感がありました


それにしてもタイトルと予告が中身と違い過ぎるのがまずいですね

ファンタジーを期待して子供と観に行ったら肩すかしを食うでしょうし

映画大好きな少年の心を持った大人のための映画(スコセッシ監督自身そうだと思うけど)だなぁというのが素直な感想です


そんな映画だからか出演者も贅沢極まりない

ジュード・ロウ  ヘレン・マックロリー  クリストファー・リー  サシャ・バロン・コーエン

画面に深みを与えてくれる面々

ついどこかにジョニー・ディップが出ていないか探してしまいましたが 残念



わたしが一番嬉しかったのはジョルジュ・メリエスの名作を見ることが出来たこと


まさかパパジョルジュが ジョルジュ・メリエスだったとは

そしてヒューゴのからくり人形がそこにつながって行くなんて

これだったらタイトルは「パパジョルジュの不思議な発明」じゃありませんか

まあこのタイトルじゃネタばれもいいところですけど


数々の名作の名場面が随所にこの映画のスリリングな場面で出てくるのも嬉しい限り

時計の針にぶら下がったり 列車が構内を暴走したり 


3Dならではの場面が数々出てくるのでぜひ3Dでご覧になることをお勧めします

〈それにしてもあのメガネは重くて疲れるんですよね いっそのことヘルメットみたいにかぶってカチャッて下ろす方がどんだけいいか…)








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