2月22日 町内会長のコンクラーベ

我が町内の役員は組単位で人選されます。

たとえば 2 の組から町内会長をだすと、

次は 3 の組から出さなければなりません。

私はこの 3 の組におり、その町内会長を選らばないといけないのです。


明日 8 時から常会があります。

新旧の役員さんが集まり引き継ぎが行われます。

3 の組の寿司屋のおかみさんが 1 月から率先して

会長擁立を図っていますが決定打がありません。


今朝 9 時過ぎチャイムがなり

寿司屋のおかみさんが「難航しているので、

決まらなければじゃいけんかくじになります。」

と、おっしゃいました。

「仕方ないですねえ。」


9 時半過ぎまたチャイム。

今度はお隣の奥さん。

「 3 の組の A 様がおられるので至急寿司屋さんに集合。」


集まったのは 5 人。

3 の組は家は 11 軒ありますが、町内に加入していない家や

病気で娘さんの家に転居・末期がん・100 歳のお宅など

どう考えても無理な家をのぞくと役立ちそうな人は 5 人。


ここでローマ法王のコンクラーベが始まりました。

皆さまご家庭の事情を話されました。

すんなりと決まりそうもなく、

一人が孫のお迎えがあるのでと帰られました。

ここで決まらねば帰られそうもなく、

A 様に押しつけました。

「できないときは会議に代わって行くから。」

な～んて調子のいいこと言って。

A 様は「帰って主人に相談します。」

良かった。


夜 6 時過ぎ、寿司屋のおかみさんがピンポン。

「 A様のご主人が来られ家内が皆様から脅されて・・・

一応町内会長を引き受けます。と言ってくれました。」

「よかったねえ。あなたのお陰。ありがとうございます。」

「いいえ。」

それから他の組の役員人選まで話がありました。

「いやあ、ありがとう。よかった、よかった。」


寿司屋のおかみさんは少しお節介屋さんです。

でもこんな時本当に助かります。