川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

露の世は 露の世ながら さりながら

2024年08月12日 | 唄・詩・都々逸
露の世は 露の世ながら さりながら

小林一茶


いい句ですね。

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今気づきましたが、この句があったから、司馬遼太郎が

人の世は意気こそよけれさりながら
 一期一会のかくも短き

って謳ったのかもですね。
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文鮮明は日本人だった

2024年08月12日 | 人物
1920年に朝鮮半島で生まれた文鮮明は、25歳までは日本人だった。

「日本統治化で生まれた韓国人が日本人になるわけではなかろう」って批判する人がいましたが、当時、文鮮明が旅券を取ったら、日本のパスポートが支給されました。と、先日、文鮮明をよく知る方から聞きました。

ってか、1941年に文鮮明は日本に留学に来ました。そのときにパスポートを取ったんだろうか。日本統治の朝鮮半島から日本の本島に来るのに、パスポートは要らなかったんだろうか。

だから何だ、というわけではありませんが、ネットにないので取り急ぎ。

日本人には日本語で喋ってました。ダジャレが好きだったよう。

そんな「身内」の日本に対し、韓国よりも遥かに先んじて経済発展していることから、「地上天国」を早期に形成しようとして、大きな期待と責任を与えた。

その「焦った」営みが、反家庭連合からの「霊感商法キャンペーン」などにつけ込まれました。
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創氏改名の真実

2024年08月12日 | 歴史
洪思ヨク(こう・しよく)中将は、創氏改名に応じなかった、朝鮮の、日本人になった中将。

 
同様に、崔承喜(さい・しょうき)って舞踏家も、創氏改名に応じなかった。



 
みんないやいや日本風の姓に「改名」させられたわけではないのです。
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幕末・維新都々逸

2024年08月12日 | 唄・詩・都々逸
支倉常長ついでに出した、子ども用の歴史クイズ。

幕末・維新都々逸:

1はみんな知ってますが、2や3はあまり知られていない。

1 ざんぎり頭を叩いてみれば
 文明開化の音がする

2 丁髷頭を叩いてみれば
 因循姑息の音がする

3 総髪頭を叩いてみれば
 王政復古の音がする
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日本人で、初めて、西洋画に描かれた人物

2024年08月12日 | 歴史
日本人で、初めて、西洋画に描かれた人物は?

ヒントは、仙台。

ってクイズを子どもたちに出したら、長男も次男も、すぐ答えを出した!

答えは、支倉常長。

こちら(仙台市所蔵、支倉常長がローマに行ったとき)

最近の小学生はいろいろ知っているんですねぇ、、、
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西洋のことはキリスト教が分からないと分からない

2024年08月12日 | 宗教
キリスト教を知らないと、西洋のことは分からない。

そうだろうと思う。

西洋の美術館に行くと、もう9割くらいが宗教画。

西洋人の名前(Peter, Paul, Mark, Michael, John, Matthewなど)はみんな聖書から。

ーーーーーー

欧州では概して「人権」に対して意識が高いのも、キリスト教的「博愛」の精神からきているのかもしれない。




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ドイツの宗教税

2024年08月12日 | 宗教
ドイツやオーストリアには、「教会税」ってのがある。収入の9%を教会に納める、、、

どの教会に属していない人は、「文化税」と称して、やっぱり9%を国/地方公共団体に納める。

この「9%」ってのは、渡部昇一がドイツ留学していた数十年前の数字かもしれませんが。

先日も、フランスで、オーストリア人と、この教会税の話をしました。

払わないと請求書が来ます。。

こういう、国を挙げて宗教をサポートしている国があるのに、「宗教は思考停止」と断じる鈴木エイト氏は、こういう国も「思考停止」呼ばわりするんだろうか。

ドイツは、国を挙げて、思考停止しているんだろうか。





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天理参考館がヤバい

2024年08月12日 | 宗教
天理参考館ってのがある。

天理教の、博物館。 こちら

世界伝道をしていたときに、世界の文物を集めた。

その規模に、改めて、おったまげた。

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昨日、仙台に行って、青葉城址の、青葉城本丸跡あたりにある、仙台市博物館に行ってきた。

そこで、天理博物館90周年記念の、大航海時代の、特別展示を、やっている。

マルコポーロ時代の、世界地図とか。


100点以上。

この、点数、規模が、すっごい。

圧倒された。

天理博物館の実力を知った。

天理教の実力を知った。

すっごい宗教なんだな、と。

すっごい高額献金を集めたんだろうな、とも思った(笑)。

天理参考館、恐るべし。

天理教、恐るべし。

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イエス・中山・出口・北村と文鮮明はどう違うか

2024年08月12日 | 宗教
中山みき、出口なお、北村さよ。

名前になにか共通するものを感じる。
漢字二字、下の名前はひらがな2字。
ま、一昔前の日本女性はみんなひらがな2字でしたね。私の祖母も「ハル」と「たゑ」でしたし、、

いずれも女性。
いずれもそれなりの高齢になってから、農婦みたいな職業だったのに、突如として、「神がかった」。
そして一大宗教の教祖になった。

  • 中山みき(天理教)
  • 出口なお(大本教)
  • 北村さよ(天照皇大神宮教)

神がかった年齢(西暦)を挙げると:

  • 中山みき:40歳(1838年)
  • 出口なお:56歳(1892年)
  • 北村さよ:44歳(1944年)

これを更年期と結びつけるのは女性に失礼にあたるだろうか。その神聖を更年期のせいと貶めるつもりはありません。

中山みきが預言者となってからは、天理教信者は延べ1000万人くらいに上る。天理市という市までできた。

既成事実となったから尊重するってわけではありませんが、今さら、中山みきの神聖を完全に否定して「アイツらは思考停止、カルト」と鈴木エイト風に断じるのはよくないだろう。

____________

要は、こういう彼女たちの「神がかり」イベント、憑依イベント、神格化イベントを、そこから200年とか100年経った我々が無下に「否定」することも難しい。

否定するだけのロジックもなければ証拠もない。間接事実もない。

だから、後世の我々は「そういうこともあったのかもしれない」って穏健な態度を取るのがいいのでは。

これはキリスト教その他の宗教に対しても同じ。2000年ちょっと前の、イエスの様々な奇蹟とか磔刑後の復活とかに対しても。

論理的には、死者が復活するとか、ガリラヤ湖の上を歩くとか、あるわけがない。

でも、世界の何十億人の人が、そう信じてきた。

その既成事実からすると、「そういうこともあったのかもしれない」的な、「付かず離れず」の態度を取るのがいいのでは。

「過去の多くの人々が既成事実としてきた事実を尊重する」のが保守の持つべき態度。

だから、保守の態度にシンパシーを感じる方は、中山・出口・北村の「神」化に対しても、「無下に否定しない」のが、大人の態度では。

____________

ここまでがイントロ。

仮に、上記のとおり、イエスや中山・出口・北村の憑依体験、「神」体験、預言体験に、それなりの意味を与え、つまり、その事実と信仰を尊重するべきとする。

そうであれば、イエス・中山・出口・北村と同じように(それぞれ教理が異なるので全く同じではなさそう)、メシアと名乗る文鮮明の神格化、憑依体験、「神」体験、預言体験(ってのがあるのか知りませんが)にも、それなりの尊重を与えるのが、理性的で合理的な態度だ、という帰結になる。

なお、「論理的にはそういう帰結になる」って考えているだけで、私が「文鮮明を神格化せよ」と説いているわけではもちろんありません。

イエス・中山・出口・北村の神格化にある程度の市民権を与え、文のそれに市民権を与えないとすれば、その彼我の違いは何なのか。

そんな問題提起をしてみます。

ここ一週間モヤっと考えている脳内のシナプスを、言語化して、思考実験をしています。
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洗礼を受けていないけどクリスチャン

2024年08月12日 | 宗教
「洗礼を受けていないけど、ほとんどクリスチャン」と呼べる人を集めている。

西郷隆盛もそれに入れることができる。
横浜で洗礼を受けたとか(証拠なし)、聖書を後輩に勧めていたとか、いろんなエピソードもある。

むしろ、鹿児島/沖永良部/クリスチャン/敬愛学園@千葉界隈では、「西郷はクリスチャンだった」というのはほとんど定説となっている。

 洗礼を受けていないけどクリスチャン(2023)

並べると:
  • 西郷隆盛
  • 田中正造
  • 正木ひろし
  • 神谷美恵子(ほぼクリスチャン)
  • ガンディ(ちょっと強引)
くらいですかね。

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ま、正造と正木の2名いれば足りる。

この2人でそれぞれ100人力くらいのインパクトありますから、、、
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前原誠司さんも『峠』ファン

2024年08月12日 | 
私の愛読書司馬遼太郎『峠』を前原誠司さんも好きだったか!

嬉しい。

昨日の日経ヴェリタス。




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渡部昇一『青春の読書』

2024年08月12日 | 
614頁の鈍器本。

読み通して、自信になりました。

紀藤正樹先生、鈴木エイト、鈴木みらいらの反家庭連合諸氏も、こういう本を読んでいただければ。




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intelligence と intellect の違い

2024年08月12日 | English/language
intelligence と intellect の違い。

Intelligenceは、能動的。定量的。知識。何を言うか。

Intellectは、受動的。定性的。智慧。品性。品格の裏打ちがある。何を言わぬか。

的なことが、渡部昇一の本に書いていた。


 

私が敷衍させるとー

Intelligenceは、衒学的。
Intellectは、韜晦的。

若い人はどうしても衒学的になる。自己顕示的。偽善的。昔の私は(特にこのブログ上の私は)たぶんいまよりもバリバリな衒学な下司野郎だったはず。

老成して人はだんだん韜晦的になっていく。自己卑下的。偽悪的。

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こんな言い方ができないだろうか。

若い衒学的態度というのは、Give . 上から目線。俺が衆生に教えちゃる、みたいな。貴様らこの概念を知らんだろう、知っておけ、的な傲慢さ、思い上がりがある。ヒエラルキーの頂点に俺がいるって構図。

一方、老成した韜晦的な態度というのは、Take. アタシはこう考えるけど、みなさんどう思いますかね、アチキが間違っていたら教えて下さいね、的な。世間の叡智を集める、的な。世間に問題提起をする、池に一石を投じる、的な。ヒエラルキーはなく、フラットでホリスティックでホラクラシー的な。

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Intelligence にはハニカミがなく、Intellectにはハニカミがある。

ハニカミのあるintellectを発揮したし。
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漢学の素養がない者はダメ

2024年08月12日 | 古典・漢籍
中村敬宇(正直、『自助論』訳者)が言っていた:

欧州で留学して帰ってきた人を観るに、漢学の素養がないものは、単なる語学屋に成り下がっている。

一方、漢学の素養があって、海外に言った者は、みな立派になっている。

まさに、和魂洋才。士魂商才。

バックボーンとなる、古典ないし漢籍の素養がないと。

中国の古典を愛する私には嬉しい述懐。


 
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2000年続くもの

2024年08月12日 | 歴史
2000年続くものって、何がありますかね、、、

カトリック教会と、天皇制/皇室。

この2つだけだ。

と、渡部昇一が言っている。

本当にこの2つだけかは、未確認ですが、一理ある。

なぜこれらが永く続いたのか。

そんな知的好奇心を持つのが大事。

「宗教は思考停止」と考える鈴木エイトさんにも、願わくば、こういう知的好奇心があれば。


 
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