不祥事のほとんどは、「知らんぷり」から起きる。
分かっていたけど、知らんぷり。
(危険・予兆を)黙っちゃいけないことはわかっていたんだけど、それに気付かぬふり。つまり知らんぷり。
国貞さんも、「不祥事のほとんどは<知りながら害をなす>ことにより生じる」という。
ドラッカーが説いたのも、要するに、知りながら害をなすな。
プロが一番やっちゃいけないのは、知りながら害をなすこと。
そうドラッカーが言っている。
お医者さんがみんな叩き込む「ヒポクラテスの誓い」の4つ目にも、
害と知る治療法を決して選択しない。
とある。知りながら害をなすなってこと。
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危険に気付いた時に、しっかり予知してその危険のタネを摘む人は案外少ない。
周りの誰かがやってくれるだろうと甘えて、知らんぷりをする人が、結構多い。
知らんぷりをしないで、Speak up(言挙げ)するってのは、コンプライアンスからは導きにくい。
だからインテグリティを私は使っています。