川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

罪しあらば我を咎めよ

2024年08月18日 | 唄・詩・都々逸
罪しあらば我を咎めよ天津神
 民は我身の生みし子なれば

明治天皇御製

神々よ、国民は私が産んだ子ですから、国民に罪があれば、どうか私をまず咎めてください、の意。

明治時代の天皇と国民の関係を示していますね。

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 なお、以下の本の85頁では引用(冒頭の「罪し…」)が間違っていました。

 
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最高裁も間違える

2024年08月18日 | 法律・海外法務
最高裁も間違える。

人間だから間違える。

ロッキード事件の、「嘱託尋問調書の証拠能力」という論点で。

1976年、最高裁は、全員一致で、嘱託尋問調書を用いることに対し、GOサイン。

しかし19年後、1995(平成7)年2月22日、最高裁は、全員一致で、証拠能力を否定。


「最高裁が、19年後に、結論を正反対にした」ってのもびっくりですが、19年前のGOサインも、19年後の証拠能力否定も、いずれも、「全員一致」ってのも、びっくり。反対意見が一つも出ない、、、

ま、これが、人間の、認知能力の、限界、なんでしょうかね。
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一子出家すれば九族天に生ず

2024年08月18日 | 宗教
一子出家すれば九族天に生ず。

一家から一人が出家して坊さんになれば、高祖父から玄孫まで、一族ならぬ「九族」が救われる。

昔はこういう言葉があった。 こちら


 
知らなかった。

____________

私の何代か前は、愛知の三河でお坊さんをやっていたそうな。

私が恵まれているのは、その祖先の功徳かな、、、
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「ジャーナリスト」の定義

2024年08月18日 | メディア/SNS
自民党総裁選への動きなどを見ていると、ジャーナリストの定義として、

 注目を浴びようとして必死な人

という言葉が降ってきた、、、

____________

ジャーナリストなりの、使命というか目的があってしかるべき。

その目的達成のための「手段」として、有名になる、という選択肢はあっていい。

でも、何事も、だれでも、手段が目的化してしまう、ってことはあるんですよね。

もって他山の石とします。

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世界は広い ー70歳でバク転できる人がいる

2024年08月18日 | 人物
平積みになっている『自分とか、ないから。』っていう軽いタッチの東洋哲学書を読んでいたら、はしがきに、

 70歳でバク転できる名誉教授がいる

って出てきた、、、


世間は広い、、、


 
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戦争を知るスポット

2024年08月18日 | 歴史
子どもに、戦争の悲惨さを教えるスポット、戦争遺産/遺跡を教えたい。

メジャーどころで、

  • 広島・長崎:平和記念資料館や原爆ドーム
  • 鹿児島:知覧特攻記念館
  • 沖縄:ひめゆりの塔
  • サイパン:バンザイクリフ
くらいですかねぇ。

こちら(戦争遺跡)

こう並べると、うちは広島・長崎に行っていない! 早いうちに行かないと、、、

次男の受験が終わったら行きます!

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サイパン島 バンザイクリフの画像

2024年08月18日 | 歴史
サイパン島の、バンザイクリフからの飛び降り自殺画像は、おそらく、この動画のみ。4分。

躊躇なく飛び降りている、、

なお、バンザイクリフのすぐそばには、「スーサイド・クリフ」ってのもあって、景観としては、こちらの方がインパクトあった。

昨年に、中1になった息子と2人で行きました。

「サイパンは、日本から最も近い英語圏」の場所です。

歴史のみならず、お子さんの英語教育にもオススメです。


昭和のカラー映像 08 of 15
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統一教会を貶めようとする悪質ないたずら

2024年08月18日 | 社会・時事など
赤報隊事件(朝日新聞記者殺害)を、統一教会のせいにしようとする人も多い。

だけど、その根拠になった、「とういつきょうかい・・」の手紙は、警視庁が、「悪質ないたずらと断定」したんですね。

これは広く知られるべき事実ですね…



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宇多田ヒカル Deep River』は、遠藤周作『深い河』から

2024年08月18日 | No music, no life.
宇多田ヒカル の”Deep River”は、遠藤周作の『深い河』を歌にした、んですね。

知らなかった。


宇多田ヒカル - Deep River


 

「宗教は基本、思考停止」の鈴木エイトさんなんかは、この曲をどう聴くのだろう。
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芹沢光治良のいう「文学」とは

2024年08月18日 | 
『人間の運命』等で知られる芹沢光治良の父は、光治良が4歳のときに天理教に入信し、無所有の伝道生活に入った。

 
 (↑ 『人間の運命』は長いので1、2巻しか読めてないです、、)

そのため、芹沢光治良は、叔父夫婦と祖父母に育てられたんですね。でも帝大(今の東大)経済学部を出て、農商務省に入った。

立派。

家庭連合の解散を強く求めている鈴木みらいさんは、芹沢光治良の人生をどう捉えるのだろう。

その芹沢光治良の有名な言葉

「文学はもの言わぬ神の意思に文字を与えることである」

 
 
神渡さんも、その覚悟でこの本を書いたらしいです。
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この子、霊骨あり

2024年08月18日 | 歴史
佐久間象山が、弟子の吉田松陰に宛てて、

 之の子、霊骨あり

って言葉を送っていたんですね。こちら

知らなかった。ググってもほとんど出てこない。

気骨ではなく、霊骨、、、

丸山敏秋『朗らかに生きる』から知りました。
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行楽に行かない白川静

2024年08月18日 | 人物
『字通』『字統』『字訓』で知られる白川静さん。

最近、この白川静さんを慕う人に何人か会った。

彼は、研究熱心なあまり、行楽のための旅行にほとんど行かなかったんですね。

研究は一日でも休んだら後退するから。

これは丸山敏秋『朗らかに生きる』より。

私も見習わねば。
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倫理法人会のセブンアクト

2024年08月18日 | 歴史
倫理法人会ってのがある。

今のPL教の人(丸山敏雄)が始めた。


PL教は、かつては「ひとのみち教団」で、戦前の1937年に、政府によって弾圧されて解散させられた。

戦後にPL教として復活。それを頑張ったのが丸山敏雄さん。

神渡良平さんがその辺を書いている。これはまだ読んでない。

 
敏雄の孫の、丸山敏秋さんってのが、倫理法人会の今の3代目。世襲ですね。

倫理法人会の方とちょっと御縁があって、この敏秋さんの『朗らかに生きる』ってのを読んだ。非売品? Amazonで売ってない。

 
倫理法人会は、今は、角が取れて(?)、宗教チックではない、普遍的なことを教えている。

その「セブンアクト」はこちら。挨拶をしよう、掃除をしよう、など。
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「カルト」的な聖書の教え

2024年08月18日 | 古典・漢籍
聖書の中で、最も「カルト的」と批判されるのは、、

マルコ10:29

わたしのため、福音のため、家や兄弟や、姉妹や、母や父や子供や、畑を捨てた者は、だれでも皆、今この時に迫害と共に、家、兄弟、姉妹、母、子、および畑を100倍にして受けない者はなく、また来たるべき時代には永遠の生命を相続するであろう

あたりですかね。要するに:

  • 家族を捨てろ、財産を捨てろ、
  • そうすれば100倍になって返って来るし、
  • 永遠の命を得られるよ

って言っている。

ただ、この福音書の記載をもってキリスト教を「カルト」と批判する人はほとんどいない。

論語に「女子と小人は養いがたし」と書いているからと言って、論語を男尊女卑だと批判する人が少ないのと同じ。

2000年前のだれかが言った(とされる)ことを、額面通り受け取っても。

古典は、つまみ食いすればいい。

そんな軽い気持ちで私は考えています。

 (以上のマルコの一節あたりは、以下の本でも少し指摘されてました)

 
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『ポピュリズムとは何か』 ヤン・ヴェルナー・ミュラー

2024年08月18日 | 政治
現代民主政社会に生きるものにとって、ポピュリズムへの危険性は、常に考えていたい。

以下は2017年の本。

 
民主政(民主主義)とポピュリズムの対比は:

1 民主政では、市民のマジョリティと代表(議員等)の考えが一致するとは限らない
  ポピュリズムでは、市民のマジョリティに政府は異議を唱えることはできない

2 民主政では、民主的な決定(多数決)が常に「道徳的」とは限らない
  ポピュリズムでは、民主的な決定が常に「道徳的」なものとされる

3 民主政では、議会の多数派は「人民」ではなく、「人民」の名において語ることはできない。
  ポピュリズムでは、議会の多数派が「人民」とされ、「人民」の名において語る。

4 民主政は、多元主義。非排他的。
  ポピュリズムは、反多元主義。排他的。

5 民主政では、声の大きい(多数派の)者たちが「自分たちだけが人民を代表する」とは語らない。
  ポピュリズムでは、多数派が「自分たちが、それも自分たちだけが真の人民を代表する」と主張する。こういう「特定の言語を用いる」政治を行う。

____________

要するに、ポピュリズムは、

  1.  反多元主義
  2.  排他的(自分たちだけが人民を代表すると騙る)
  3.  「道徳」的

なんですね。

勉強になりました!
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