川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

広岡さんが書く「破壊的カルト」は27年前の言葉

2024年08月23日 | 社会・時事など
広岡という、70歳の、反家庭連合の方が書いたフランスとセクトの本で、広岡さんが、セクトを「破壊的カルト」って定義していた。

この「破壊的カルト」って言葉は、有田芳生・脱会屋2人(宮村峻・松永やすとも)たちが書いた『親は何を知るべきか』って本(1997年刊)で、多用されていました。

27年前の本。

オウム真理教事件の直後だから、家庭連合をオウムと同一視したい、という反家庭連合側のあてつけというか悪意から来るのでしょう。

紀藤正樹弁護士が勧める広岡さんの本で、久しぶりに(公刊物ではほとんど27年ぶりに)、この「破壊的カルト」って言葉を目にしたので、備忘のため。
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『鼎談 不正』

2024年08月23日 | 法律・海外法務

 
コロナ前の本なのでやや古いですが。

企業の不正防止には、
  1. ルールベース(規則主義)
  2. プリンシプルベース(原則主義)
の2つがある。1だけじゃだめ、2の原則主義(要はインテグリティ)を取り入れないとね。

ってのは知ってましたが、規則主義⇔原則主義って言葉は私はあまり使わないので、備忘のため。

____________

もうひとつ。

公認不正検査士(ACFE)の親玉みたいな八田進二さんが、

「バイブルに相当するような精神的な支柱に相当するものがないことが、(日本企業の)倫理にも影響しているように思います」

だって。

違和感あまりないですが、こう言っちゃうと、無宗教の人が多い日本には、道徳・倫理教育の負担がめちゃ大きい、ってことになります。

同様のこと(日本は戦後教育で道徳を教えてこなかったこと)を、『新コンプライアンス経営』で、今井祐さんがおっしゃっています。


 
「論語と算盤」の渋沢の価値が、やっぱり上がってくるのかも知れないですねえ。

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渋沢栄一は、パリ以外に、合計6か国を訪れた

2024年08月23日 | 人物
幕末に、幕臣だった渋沢栄一が、フランスの万国博覧会に行った。

ついでに他国も回ってきたが、どの国かは、たしかウィキにも書いていなかった。

以下の本で知りました。



ドイツとスペイン以外の、イギリス、ベルギー、オランダ、スイス、イタリアと、周辺諸国にはきっちり行ってきたんですね。

1868年の、これらフランスを含め6か国を、自分の目で見てきた、渋沢栄一。

やはり、当時の他の日本人と比べて、視座が高かったんでしょうねぇ。

なんでも、足を運んで、自分の目で見ることが、大事ですね。

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洞爺丸遭難で殉教した宣教師

2024年08月23日 | 宗教
洞爺丸遭難で、日本人に救命胴衣を渡し、従容として死に赴いた宣教師がいたんだ。

知らなかった。

以下のリーパー宣教師(34歳)のウィキにもしっかり書いている。 
ディーン・リーパー - Wikipedia

ディーン・リーパー - Wikipedia

 


鈴木エイト氏は「宗教は思考停止」という。

しかし、自分の命を見知らぬ他人に与えるような美しく崇高な行為を、「思考停止」の一言で蔑んでいいわけはあるまい。




我々の命は、こういう、殉教したり、自らを犠牲にして命を捧げた方たちを礎にして、存在している。
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鈴木エイト氏の「変節」

2024年08月23日 | 社会・時事など
鈴木エイト氏の「変節」すなわち

 家庭連合には自民党に影響を与える力はない

発言は、世間を騒がせている。

石戸諭さんも、反応している。こちら

鈴木エイト氏が、この2年、「自民党が家庭連合にマインド・コントロールされていた」とか「ズブズブ」云々は、なんだったのか。

加藤文宏さんとかが、鋭く追及している。こちら

安倍暗殺から2年。鈴木エイト氏は「表に出るたびにボロを出す」ようなので、これからもどんどん鈴木エイト氏との「対話」を続けるべきでしょう。
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「士農工商」の意味

2024年08月23日 | 人物
先日、片田珠美さんが、士農工商の意味をちょっと取り違えていらっしゃったことを指摘しました。


士農工商の身分制度はそんなに「厳然」としていなかったですよ、と。

____________

いい具体例を見つけました。

渋沢栄一です。

彼は「農」民として生まれ、藍を売ったりして(工)、武「士」になって、最後は「商」人として生きました。

士農工商フルコースを一世で体験しました。そんなに士農工商という身分制度が厳然としていたわけではなかったのです。

 
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Y校も渋沢栄一由来

2024年08月23日 | 社会・時事など
神奈川の野球の古豪、Y校(横浜商業高校)。

昔は横浜商業学校。

渋沢栄一が支援したんですね。

あのY校(高校時代&高校野球部監督時代、何度か対戦したことある)も渋沢栄一由来でしたか。


この本にも「渋沢栄一が横浜商業学校の設立に関与」とありました。


 
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人生は坂ダッシュ

2024年08月23日 | 人生
人生は坂ダッシュ。

私の造語。

いろんな意味がある。

  • あえて辛い境遇に身を置け。
  • 迷ったら辛い道を行け。
  • 努力は実らない。圧倒的な努力だけが実る可能性を宿している。
  • 人と同じことをするな。
  • 人と同じことをしては幸せになれない。
  • 流した汗の量は裏切らない。
  • 常に自分の限界に挑戦せよ。

こんな意味を込めている。

実際、私は今でも毎朝、首相官邸脇の坂(結構急な坂)を坂ダッシュしている。歯を食いしばって。

子どもに、こんな私の考えと行動から何かを学んでほしくて、短冊に書きました。
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『七平ガンとかく闘えり』

2024年08月23日 | 
山本七平が、ガンで死ぬ、その闘病記を、妻と息子が綴った。




タイトルがいい。文語調で。

中身もいい。山本七平の人格が分かる。信頼できる人格だと分かる。

これを読んで、私はさらに七平ファンになった。

私の母や、尊敬する知人に、この本を私が買って、贈ったこともある。

私が「知人に送ったことのある本」って、ほとんどこの本だけ。

それくらい、私にはインパクトのある本。

その本を、三浦綾子の夫の三浦光世(愛の塊のような人。西村久蔵のような人。キリストみたいな人)が、激賞している。

嬉しい。

この本が広く読まれ、山本七平が広く読まれ、そして日本の歪(いびつ)な「空気」が攪拌されることを、切に望みます。
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白洋舎の創業者・五十嵐健治はクリスチャン

2024年08月23日 | 人物
クリーニングは溜池交差点脇の最大手・白洋舎に毎回お世話になっている。白スーツ一式をお願いすると5000円(!)もして、高いけど、、、

その白洋舎の創業者・五十嵐健治はクリスチャン。かなり敬虔な方。

路傍伝道を受けて、いきなり「そうか、天地は神が創造されたのか」って悟ったんだって?

三浦綾子の夫の三浦光世の本にそう書いてあった。



ウィキでは、五十嵐さんは、白洋舎社長を辞めて、伝道師になったんですね。戦時中に。

戦時中に伝道師になるって、、、 当時は非国民扱いだったはず。

その苦難の人生を、三浦綾子が伝記にしている。



読まねば。

ーーーーーー

「宗教は思考停止」として宗教アレルギーを持つ鈴木エイト氏なんかは、三浦綾子を読んだりはしないんだろう。

いつか、鈴木エイトさんに名作『塩狩峠』を読んでもらい、その感想を聞かせてもらいたいものである。



塩狩童貞の方は、まずは ↑ の漫画からでも!



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