禅の達人 山岡鉄舟 は結跏趺坐のまま死んだ

山岡鉄舟は、剣と禅の達人として知られる。幕末三舟の一人。三舟でも一番人気だろう。

幕末の三舟: 海舟・鉄舟・泥舟の生きかた (講談社選書メチエ 89) 松本 健一 講談社

 

鉄舟は、「浄穢不二（＝きれいも汚いもない、という意）」という禅の修行をして、巷に吐かれていた他人のゲロを食べた（ほんとか？）。

それに触発されて、私も浄穢不二の禅の修行をしようと思って、１０年前、コロンボ＠スリランカに行ったとき、巷に落ちている死んだゴキブリを拾って食べた。ドン引きされるでしょうが、鉄舟にはそんな人を惹きつける？魅力がある。

ピロリ菌が怖いのでもうしません（笑）

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その鉄舟の「死に様」は、伝説的。こんなに見事な死に方をする人は、空前絶後。

胃がんで、死期を悟り、白装束をして、知人に別れを告げ、自ら布団を離れ、皇城に向かって結跏趺坐し、右手に団扇を持ったまま、逝った。

結跏趺坐して、右手に団扇を持ったまま。。

辞世が

　腹張って苦しき中に明烏

よほど胃がんで腹が痛かったんだろう。

それでも結跏趺坐。

禅者列伝　僧侶と武士、栄西から西郷隆盛まで 宇井伯寿 書肆心水

 

私も負けん気では誰にも負けないくらいと自負しますが、そんな私も、死ぬときに、「結跏趺坐したまま死ぬ」ことはできそうにないし、やろうとも思わない、、、

偉大なり、鉄舟。

道徳の３分類

道徳は、３つの分類がされる。

１　自主性（Autonomy） 

２　共同性（Community）

３　神性（Divinity）

リチャード・シュウェーダーによる。　こちら

３の神性ってのは、礼儀正しさ、上品さ、純潔、禁欲さのことを指す。

アダム・スミス　共感の経済学 ジェシー ノーマン 早川書房

 

この本からアダム・スミス『道徳感情論』のエッセンスが読み取れるかと思ったけど、結構重い本で、簡単には読み通せない、、、

子育て備忘録

最近の子育てを備忘のため：

■　長男

中２長男は、野球と将棋と英語を頑張っている。

野球では、「お父さん、アウトローの打ち方教えて」って自分から訊いてきたりする。今夏は２回、バッティングセンターに連れて行った。

将棋教室では初段取ったりして、学校代表で将棋の試合に出たりしている。たまに休日には、千駄木の将棋会館本部に行って、見知らぬ人と将棋を終日打ったりしている。

二学期からは、自分で「お父さん、一緒に英語やろう」って言って、私との３０分の英語レッスンを求めてきたりする。

■　次男

小６次男は、本ばっかり読んでいる。近視だけど、私ばりに速読？をしている。

冒頭画像の、３３０頁の『キャプテン』なんか、夏休みの宿題用に、一日で読み終えたらしい。

小６だけど、玄関に帰ってきた私に飛んできて、私がだっこすることもある。

少年野球は行けていないけど、たまに気分転換に自宅前で素振りをしている。今日は夏期講習が終わったので、長男とキャッチボールをしていた。

■　長女

一番下だから甘くなるのか、そのせいなのか、塾の成績は兄ほどではない。でもいいぞ、Every dog has his day、別に人生のピークを小学生で持ってこなくてもいい。

この１年は、私とのスキンシップを嫌がらなくなった。照れくさくなくなった？その理由は分からない。

人間的な成長とは？

コーチングで私が使う質問：

１　人間的な成長を何で実感しますか？

　例：私の場合は、読書。

２　「人間的な成長」とは？

　例：智（知性）

　　　仁（思いやり、品性）

　　　勇（勇気、リーダーシップ）

アドラー心理学 カウンセラー養成講座

カウンセラー資格を取るために、アドラー心理学を学び直しています。

テキストで特に刺さったこと。取り急ぎの抜書きですが。

▪️ 人は自分を環境や運命の犠牲者だと思い込んでいるだけであって、実際には犠牲者ではあり得ません。

　自分を犠牲者だと主張する人は、そうすることで自分と他人とを欺いて、責任回避をしているに過ぎません。

▪️ 健全な人は、相手を変えることよりも、自分が変わることを考えます。

　不健全な人は、自分のことは棚に上げて、相手を操作しようと考えます。

▪️ 人間の不完全さを受け入れること。絶対的な真理はありません。

　たとえあったとしても知り得ません。そのことを謙虚に認めた上で、少しずつでも人類全体が良い方向に向かうように努力すること、それしかありません。

▪️ 絶対的な真理は不可知である。そのことを自覚することからのみ、相互の寛容に基づく民主政が成立しうる

　ハンス・ケルゼン

▪️アドラー心理学は、体系化された常識である

▪️ アドラー心理学は、科学ではなく、理論。理学ではなく、工学。

日本の地政学的位置づけ

日本列島は、ソ連・中国から見ると、太平洋に進出する際の、目の上のたんこぶ。

だから、地政学的に、とても重要な位置。

日露戦争とか大東亜戦争とか、その後の朝鮮戦争も、そんな帝国主義・共産圏との戦い、という地政学的な意味があった。

５０～６０年前は、共産主義が一番華やかなりしころ。世界の３分の１が赤い国だった。

当時、日本のその地政学的な重要性を、

　裸の女が、３人の男の前に寝ている

と表現されていた。３人の男ってのは、アメリカ、ソ連、中国。

そんな時代がありました。

人事の責任

最新の日経ビジネス２７頁で、樋口晴彦さんが、

権限と責任はセットのはずだが、

問題が起きても人事は責任を負わない

と皮肉っている。

たしかに。

人事が「聖域化」している多くの日本企業の構造に、問題ありかもですね！

稲盛和夫 ６つの精進

稲盛和夫さんに、「６つの精進」ってのがある。

１　誰にも負けない努力をする

２　謙虚にして驕らず

３　反省のある毎日を送る

４　生きていることに感謝する

５　善行、利他行を積む

６　感性的な悩みをしない

こちら

要するに、自責して、常に謙虚に、感謝せよ、ってこと。

ポイントは、感謝と謙虚、ですかねえ。

今日も、感謝と謙虚な一日を送ります。

午後から１９時まで、アドラー心理学カウンセラー養成講座を受けてきます！

稲盛和夫の論語 皆木 和義 あさ出版

 

Being right is not enough. Be righteous.

Being right is not enough. Be righteous. 

「正しい」だけでは不十分。「正義」を顕せ。

正しさは歪む。色褪せる。

日本の大手企業の不祥事も、みんな、「正しい」行為。

組織不正はいつも正しい ソーシャル・アバランチを防ぐには (光文社新書 1311) 中原 翔 光文社

 

世間の価値観と会社の価値観がズレちゃう。

でも、美しさは、歪まない。カッコよさは、色褪せない。

だから、「正しさ」（Right）だけでは、不十分。

誰も見てなくても、俯仰天地に恥じず、１００年後も１０００年後も正しいような、正義（Righteous）。それを求めるべき。

西郷が「人を相手にせず、天を相手にせよ」と言ったのは、そういう意味。

南洲手抄言志録 01 詠詩 勝 海舟

 

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具体的には、仕事で、細かいミスを、いちいちクライアントに言う必要はない。例えば、弁護士が作成する裁判書面の、句読点の位置の修正とかを、逐一、クライアントに報告する必要はない。

仮にそういう細かいところでミスっても、弁護士事務所内で訂正しておき、クライアントには「ミスがない」ということにしておけば足りる。

でもより大きなミス（期限を徒過したために権利を失った）とかは、ちゃんとクライアントに報告しないといけない。

要するに、何をクライアントに報告すべきで、何を報告する必要がないかは、「万が一バレたときに、シャレになるか」が基準。

句読点の位置とかを、クライアントに報告せずに訂正しても、それがクライアントに知れた場合に、シャレになる。「あ、すみません、報告してませんでしたが、直しておきました」って言える。

一方、権利義務に関わる期限の徒過などは、クライアントにバレた場合、シャレにならない。嘘ついてたんですね、ごまかしたんですね、ってなる。

この、「万一、クライアントとか社会にバレた場合に、シャレになるか」ってのが、「正しさ」の基準になる。

つまり、小さなミスは、それを逐一OPENにしなくても、「正しい」。

しかし、大きなミスは、それはOPENにしないと、「正しくない」。

こういうことではないでしょうか。

【総裁選】民主主義の危殆、マスコミ、青山氏の排除なぜ

ここで若狭勝弁護士も語っていますが、青山繁晴さん（元ジャーナリスト、シンクタンク、参議院議員２期、７２歳くらい）が、自民党総裁選に出馬表明しているのに、マスメディアは一切報じない。

青山さんは、自由民主党・党員獲得数3年連続1位（2021年度、2022年度、2023年度）なのに。

昔から大手メディアは青山繁晴さんを完全無視だそうです。

青山繁晴さんって、サイトとか　こちら　を見る限り、とっても博学な方のようです。

【総裁選】民主主義の危殆、マスコミ、青山氏の排除なぜ

今日いち-2024年8月24日

今日の置き手紙

大江益夫『妄想録』の妄想

アル中気味らしい、大江益夫という元家庭連合信者の『懺悔録』が、妄想録だと話題。

虚偽に満ちた〝妄想の懺悔録〟 世界平和統一家庭連合 教理研究院 光言社

実際、大江さんは「イスラムはキリスト教の2倍いる」っておっしゃっていますが、、、

今年時点で、

　キリスト教　25億人（31％）

　イスラム教　20億人（26％）

まだまだキリスト教の方が多いです、、、　

世界の宗教人口　The world’s religious population

40ー80年後に、ムスリムがクリスチャンを逆転するらしいですが。

大江さん、、、

その妄想を載せちゃう樋口さん、、、

「献金による破産」というデマ

暗殺犯母が「献金によって破産」したというのは、デマです。間違いです。法律的に。

破産要件は「債務」の支払不能ですから。

献金で債務は負いません。だから「献金以外の何かの債務」によって破産した、と言うのが正解です。

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元首相暗殺から2年、その「何か」は誰も追及しようとしない。

大江・樋口『懺悔録』でもデマ拡散、、　

そりゃあ家庭連合からすぐ反論されるわけだ、、、

虚偽に満ちた〝妄想の懺悔録〟 世界平和統一家庭連合 教理研究院 光言社

大江某が言う「クーデター計画」の眉唾

元国際勝共連合の大江某が、「クーデター計画があった」と『懺悔録』で書いている。

しかし、その内容は「それほど具体的なものではありませんでした」しか書いていない、、

いつ、誰が、どのように「計画」したのか、ひとっつも書いてない。

これでは、大江某の「脳内クーデター計画」にすぎなかったのではなかろうか。

インタビュアーの樋田剛も、この「計画」の内容について具体的に聞かないと。

大江・樋田がタッグを組んでデマを撒き散らしているようだ。

旧統一教会　大江益夫・元広報部長懺悔録 (光文社新書) 樋田 毅 光文社

お、家庭連合側が、早速、「妄想の懺悔録」で反論しているんですね。

虚偽に満ちた〝妄想の懺悔録〟 世界平和統一家庭連合 教理研究院 光言社

大江／樋田の『懺悔録』が残念

元家庭連合の広報部長大江某氏（75歳）が、『懺悔録』を、元朝日新聞記者の樋田毅氏に書いてもらっている。

大江氏はアル中気味のようで、自分で書けないから、樋田さんに書いてもらったのかな。

樋田さんも、勤務先の朝日新聞から「最低限のモラルも守れない」と攻撃された人物。

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まだ全部読み終わっていませんが、気になったのが、家庭連合の内紛の副島襲撃事件。

世界日報社長の副島氏を、追い出した。物理的に、世界日報を、乗っ取ったらしい。

加害者側・乗っ取り側にいた、大江氏。外で見守っていた。当事者じゃないか。

それなのに、その後に起こった副島襲撃事件については、家庭連合の関与を

　わかりません

と逃げている。

それはいい。

しかし、それなのに、関与が分からないのに、加害者不明なのに、客観的に襲撃が起こる状況だったからといって、

　懺悔の対象です

と言っている。

え？

対立相手への加害の有無は分からないけど、加害の事実が起きるような対立状況にあったから、懺悔の対象です、って言っている。

これは「過剰な」懺悔。

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殺人未遂事件が起きて、かろうじて生き延びた被害者が、「こうなる状況を作ったのは私です」「それが懺悔の対象です」って言っている。

まあ殊勝ではあるが、「懺悔」するほどのものか、、、

世の民事訴訟で原告が被告を訴えて、被告がお礼参りで原告をタコ殴りにしたら、原告が「タコ殴りにされる状況を作ったのは私です」って言って懺悔することはない。

一つでも、こういう「過剰な懺悔」があると、他の懺悔についても、信用性が落ちるんですよね。

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もう一つ残念な点。

大江は、副島襲撃事件への家庭連合の関与を、「答えにくい問題です」って逃げている。意味深に。

その意味深な発言を突っ込まない樋田毅の甘さがもどかしい。というか、意図的に、突っ込んでいない。

ま、樋田・大江の「チームプレー」で、家庭連合に悪いレッテルを貼ろうとしているんだな、って感じですね。

旧統一教会　大江益夫・元広報部長懺悔録 (光文社新書) 樋田 毅 光文社

虚偽に満ちた〝妄想の懺悔録〟 世界平和統一家庭連合 教理研究院 光言社