intelligence と intellect の違い。
Intelligenceは、能動的。定量的。知識。何を言うか。
Intellectは、受動的。定性的。智慧。品性。品格の裏打ちがある。何を言わぬか。
的なことが、渡部昇一の本に書いていた。
私が敷衍させるとー
Intelligenceは、衒学的。
Intellectは、韜晦的。
若い人はどうしても衒学的になる。自己顕示的。偽善的。昔の私は(特にこのブログ上の私は)たぶんいまよりもバリバリな衒学な下司野郎だったはず。
老成して人はだんだん韜晦的になっていく。自己卑下的。偽悪的。
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こんな言い方ができないだろうか。
若い衒学的態度というのは、Give . 上から目線。俺が衆生に教えちゃる、みたいな。貴様らこの概念を知らんだろう、知っておけ、的な傲慢さ、思い上がりがある。ヒエラルキーの頂点に俺がいるって構図。
一方、老成した韜晦的な態度というのは、Take. アタシはこう考えるけど、みなさんどう思いますかね、アチキが間違っていたら教えて下さいね、的な。世間の叡智を集める、的な。世間に問題提起をする、池に一石を投じる、的な。ヒエラルキーはなく、フラットでホリスティックでホラクラシー的な。
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Intelligence にはハニカミがなく、Intellectにはハニカミがある。
ハニカミのあるintellectを発揮したし。