山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

榊正宗の空瓶が

2020-02-29 10:34:50 | お酒の話(ワイン以外)

お客様より、榊正宗の空瓶を頂きました。

榊正宗の日本酒は、現在も流通しています。

ただ、裏ラベルにある通り、造っているのは太冠酒造です。

榊正宗の横内酒造は、10年以上前、製造を中止しました。

その後、甲府市若松町で製造していた太冠酒造が、横内酒造跡で、製造をしています。

太冠酒造、横内酒造とも、住所が同じです。

太冠酒造は、甲府市では水の濾過に苦労したそうなので、横内酒造跡に移って、水に恵まれているとのことです。

横内酒造の発売されている日本酒は、太冠酒造と共通なので、どちらかを飲めば同じですね。

たまに横内酒造の酒が欲しいというお客様がいらっしゃいます。

その場合、事情を説明するのですが、中身より、外見が大切、とする方もいらっしゃいます。

空瓶を持ってきてくれたお客様は、飲食店を経営していて、横内酒造では、業務店には配達する、という情報をもらいました。

いつか榊正宗も、店頭に並ぶかもしれません。

 


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山梨県産米の日本酒と言えば

2020-02-28 11:37:34 | お酒の話(ワイン以外)

笹一酒造(大月市)の、山梨県産米で造られた日本酒の新シリーズが発売されましたが、太冠酒造(南アルプス市)では、山梨産の山田錦が使われています。

純米吟醸酒です。2890円(税込)。

純米酒。2376円。

特別純米酒。2628円。

それぞれ、720㎖もあります。

太冠酒造の山田錦の栽培は、2010年頃から始まり、当初は「山梨県初の山田錦栽培」ということで、昭和町の田んぼで、地元の幼稚園児が田植えをしていました。

今でも、幼稚園児の田植え行事は、続いていると思います。

ところで、紫龍(しりゅう)、紅龍の裏ラベルには、仕込み水として、π(パイ)ウォーターと記載されています。

馴染みのない言葉です。

太冠酒造のHPのπウォーターの説明文はこちら。

http://www.taikan-y.co.jp/product/future/paiwater.html

人の体内の水分に、最も近い水とのこと。

太冠酒造では、πウォーターを使った、紫龍、紅龍、青龍の龍シリーズを、未来酒としています。

龍シリーズは、何年も販売していますが、うっかりしていました。

今後は、語ります。

太冠酒造の日本酒は、下記で購入できます。

http://hamamatsuya.jp/sake-list1.htm#taikan


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蒼龍 あじろん 今シーズン終売です。

2020-02-27 12:37:18 | ワイン四方山話

蒼龍葡萄酒(勝沼)のあじろんが、今シーズン分、終売です。

蒼龍さんのあじろん初しぼりは、人気ワインです。

毎年、新酒ワインが、9月後半に発売され、発売時には、12本入れの箱買いの方が、何十人といらっしゃいます。

箱買いの方は、毎年購入されています。

あじろんは、葡萄の品種で、アジロンダックという赤ワイン品種。

香りがキャンディのような甘く、味わいは辛口~甘口まであります。

蒼龍のあじろんは甘口です。

毎年、9月後半に発売され、翌年5月頃まで販売されるのですが、今年は1月終わりには、メーカー終売になりました。

当店の在庫も本日で終わりです。

アジロンダックのワインは、他のワイナリーでも発売されています。

蒼龍と同じくらい有名なのは、これ。

原茂(ハラモ)ワイン(勝沼)の、アジロンロゼ(甘口)とアジロン(辛口)。

原茂は、一般販売の赤ワインは、アジロンのみという珍しいワイナリーです。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#haramo

左は、マルサン葡萄酒(勝沼)のアジロン百。

百は、百姓の百と地元の葡萄100%の意味。

http://hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#marusan

右は、岩崎醸造(勝沼)のアジロン。

中口の甘すぎないアジロンです。

http://hamamatsuya.jp/wine-list1.htm#iwasaki

スパークリングワインのアジロンもあります。

左がアルプスワイン(一宮)、右はくらむぼんワイン(勝沼)です。

アルプスのスパークリングワインは、ハーフサイズもあります。

http://hamamatsuya.jp/sparkling-list.html

さらに、一升瓶ワインもあります。

左のニュー山梨ワインは、メーカー終売なので、当店も在庫のみになります。

笛吹ワイン(笛吹市御坂町)は、包装されているため、他のワインと外見は同じです。

http://hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#fuefuki

いろいろあります。

よろしくお願い申し上げます。

 

 


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マルスワイン 穂坂収穫甲州 安いのに凄い

2020-02-26 11:15:33 | ワイン四方山話

昨年秋に行われた、ジャパンワインチャレンジ2019年の表彰式が最近開催され、地元の新聞に掲載されました。

マルスワインの穂坂収穫・甲州が、応募のあった白ワイン部門のトロフィ(部門賞)に輝きました。

ジャパンワインチャレンジ(1998年~)は、歴史あるワインコンテストで、日本ワインコンクール(2003年~)が開催されるまでは、日本で最も大きなコンテストでした。

今でも、日本ワインコンクールに次いで、権威あるワインコンテストと思います。

こちらが、出品された白ワイン全体で、トロフィー(部門賞)に輝いたワイン。

1815円(税込)です。

国産ワインの価格が上昇する中、この価格でトロフィは凄いな、と素直に思います。

また、白ワイン全体での部門では、世界中から持ち込まれたシャルドネやソービニヨンブランなどもあり、その中で甲州種がトップになったことに、誇りを持ちたいですね。

穂坂収穫の穂坂は、韮崎市穂坂地区のことで、良質な葡萄が栽培されています。

マルスワインは、2017年に穂坂ワイナリーを立ち上げ、地元の葡萄でワインを作っています。

穂坂収穫は、赤も有名で、穂坂収穫メルローベリーAは、日本ワインコンクール2019で、銅賞(部門第2位)になっています。

ジャパンワインチャレンジ2019では、同じマルスワインの甲州ヴェルディーニョも金賞に入っています。

1628円。

写真はありませんが、白根シュール・リーも金賞です。1738円。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#honbo

表彰式で、本坊酒造の社長が、葡萄栽培農家に感謝のコメントが述べていますが、嬉しいですね。


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マルサン葡萄酒 一升瓶ワインの価格が

2020-02-25 12:33:49 | ワイン四方山話

マルサン葡萄酒(勝沼)のMIWAKUBOです。

メルローとプチベルドのブレンド。

どちらもフランス原産の葡萄品種で、日本で栽培しています。

MIWAKUBOは、マルサン葡萄酒の自社畑の地名です。

この720mlワインは、2200円ですが、一升瓶は3780円。

容量が2.5倍ですが、価格は1.7倍強。

価格の付け方が、おかしいですよね。

一升瓶ワインは、大変お得な価格です。

さらに、この一升瓶ワインは、若尾社長が気ままに瓶詰めするため、不定期販売です。

見かけたらゲットすべきワイン。

メルローとプチベルドの一升瓶ワインも、このワインのみです。

メルローは、世界中で作られているので、皆さん飲んでことがあると思いますが、山梨のメルローも是非楽しんでください。

みりんや醤油を使った料理によく合います。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#marusan


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