山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

モンデ 一升瓶ワイン 値上げ

2019-08-20 18:09:01 | ワイン四方山話

モンデ酒造(笛吹市石和町)の一升瓶ワインが値上げです。

左が値上げ後の新ワイン、右が値上げ前の旧ワイン。

約170円の値上げです。

今年の日本ワインコンクールでは、新ラベルが銅賞に入賞しました。

一升瓶ワインで、入賞するのは珍しい、高レベルのワインです。

(コンテストには720㎖で出品です)

ただいま、切り替えの時期なので、新旧入り乱れています。

旧ラベルワインもありますので、HPで購入される場合、一旦新ラベルを選択していただき、備考欄に旧ラベル希望としてください。

なお、旧ラベルの在庫は、突然無くなりますので、売切れの時はご容赦ください。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list5.htm#monde

 


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中央葡萄酒 ヤマナシ ド グレイス

2019-08-14 10:49:42 | 新商品インプレッション

5つ星ワイナリーの中央葡萄酒(勝沼)から、新しい赤ワイン、ヤマナシ ド グレイスが入荷。

日本在来品種のマスカットベーリーAをメインに、欧州系のカベルネソービニヨンとメルローで、味に厚みを出しています。

葡萄栽培地は、中央葡萄酒のメイン農場の北杜市明野。

ひまわり畑が有名なところです。

中央葡萄酒には、茅が岳というワインがありますが、茅が岳の赤が終売、このワインが後継です。

ワイナリーでは、山梨への強い思いから、名前の変更に至ったとの事。

キャップも、コルクから、手で回せるスクリューキャップに変更です。

中央葡萄酒の新しいワインに期待です。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list3.htm#chuo

 

 


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一升瓶ワイン 7月売上ランキング

2019-08-12 13:41:05 | ワイン四方山話

今日はもう12日ですが、先月7月の一升瓶ワインのランキングです。

まず白ワイン。

写真右から、1位です。

1位 北野呂醸造 黒ラベル 1080円。

不動です。

一升瓶なのに、1080円という価格は奇跡です。

さらに国産ブドウ100%。

他のワイナリーが真似できません。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#kitanoro

2位 蒼龍 契約ワイン。今季販売終了しました。

よって、写真では、2位のところが少し空いています。

3位 シャトー勝沼 甘口 1131円。

去年まで、辛口もあり、辛口の方がたくさん売れていましたが、辛口が終売になり、甘口の売れ上げが伸びてきました。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#syatokatu

4位 大和葡萄酒 大和葡萄園 ゴールド 1724円。

数年前、値上げにより、販売数が大幅減になりましたが、売り上げが復活しつつあります。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list5.htm#yamato

5位 機山洋酒 キザンワイン 1.5ℓ 1851円。

1.5ℓですが、一升瓶ワインのランキングに入れています。

甲州種100%。品質に比べ、安すぎる声を多くいただいています。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#kizan

次に赤ワイン。

写真右から1位です。

1位は同数で2つあります。

1位 ルミエール プチルミエール 2102円。

プチルミエールの750mlサイズは、山梨の飲食店の採用率がトップと思うほど、飲食店で採用されています。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list6.htm#lumiere

1位 麻屋葡萄酒 サンデーワイン 1080円。

不動の1位ですが、先月はプチルミエールに並ばれました。

山の日の祝日の今日も、麻屋葡萄酒の会長自ら配達していただきました。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list1.htm#asaya

3位 矢作洋酒 2160円。

やはぎ、と読みます。白ワインとラベルが同じため、購入する時、キャップの色で識別をお願いします。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list5.htm#yahagi

4位 麻屋葡萄酒 スペシャルワイン 1580円。

国産ブドウ100%。

蒼龍葡萄酒にも、同名のワインがあるので、購入する時に、気を付けてください。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list1.htm#asaya

5位 蒼龍葡萄酒 赤わいん 1152円。

ラベルに富士山が描かれていますが、勝沼から富士山は見えません。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list3.htm#soryu

720mlサイズのランキングも、いつか発表したいと思います。

 

 

 


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日本ワインコンクール 金賞受賞ワイン

2019-08-04 13:36:59 | ワイン四方山話

7月29日に、日本ワインコンクールの結果が発表されました。

今年で17回目を迎えた日本ワインコンクールは、日本で行われるワインコンクールでは、最も権威あると思います。

参加ワイナリーは107社。

現在、日本のワイナリーは300社以上ですが、同コンクールに出品できる規模のワイナリーは、300以下と思いますので、参加しているワイナリーは多いと思います。

山梨で開催しているので、もう少し山梨のワイナリーも参加してほしいと感じます。

さて、全12部門に788のワインが出品され、金賞は21点。

金賞を受賞したワインで、最も驚いたのは、このワイン。

甲州種(白ワイン)部門で金賞の、まるき葡萄酒(勝沼)の「まるき甲州2018」。

当店価格は、1,699円(税込、メーカー価格はオープン)。

このワイン、まるき葡萄酒のHPには未掲載。

量販店専門ワインとして、まるき葡萄酒のHPでは案内もなく、販売もしていません。

受賞したまるき葡萄酒も驚いたと思います。

推測すると、量販用のこのワインの出来が、予想以上に良かったため、出品したら金賞になった、というところでしょうか。

ワインは農作物なので、こういうことはよくあります。

ワインは、ビンテージによって、味は変わります。

甲州種葡萄は、奈良時代に日本に伝来し、日本の風土に合い、生き残り、栽培され続けられた続けられた品種。

ヨーロッパ系品種を遺伝子にもつ、ワインにして美味しい、日本固有品種。

名前の通り、山梨で主に栽培されていますが、日本の白ワイン品種で、唯一国際機関(OIV)に登録されているので、山梨以外でも、もっと栽培されて欲しい品種。

山梨以外でも、少しづつ栽培され、今年の甲州種の金賞では、第1位が島根ワイナリー、第2位が秩父ワインでした。

しかし、それ以外の他県の甲州種ワインの入賞は、栃木のマルキヨーと、岡山のサッポロワイナリー(栽培、醸造ともは山梨)のみだったので、さらに他県で栽培されて欲しいですね。

甲州種のワインの良い点は、価格が抑えられている点です。

720mlサイズで、1000円台が、最も多いのが特徴です。

これは、山梨で甲州種ワインの競争が激しいことが原因です。

競争が激しいので、価格を抑えて、品質向上が進んでいます。

価格が低いと、栽培農家やワイナリーが大変、という点もありますが、消費者としてはありがたいですよね。

金賞を受賞した、まるき甲州2018は、少数ですが入荷していますので、よろしくお願い致します。

実店舗のみの販売です。


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