山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

休肝日を作るぞ!!

2011-04-27 09:47:52 | 朝気店

「ある物」を飲んだのをキッカケに休肝日を作ることにしました。

「おおげさだなぁ~」と思う方もいるかと思いますが、店長はこの8年間でお酒を飲まなかった日は数えるくらいしかありません。

しかも飲まなかった日は、病気で薬を飲まなくてはならなかったです。「そんな人がお酒飲まないのは可能なの?」と思っていると思います。当然です、本人が1番驚いてますから。

「ある物」を飲むキッカケになったのは仕事中、喉がカラカラになってビール飲みたくなったんですよ。(アルコール中毒ではありません)でも、仕事中ですから我慢です。コーラでも飲もうかなと思ったら、マネージャーより「試飲をしろ」と言われたノンアルコールビールを冷蔵庫に冷やしてあるのを思いだして飲んだんですよ。

先に言っておきますが、店長はノンアルコールビール否定はでした。

味はそれなりだとは思うのですが、価格が気に入らない。酒税がかかっていないのに「第三のビール」より高い!!ありえない!!いくら開発費がかかっているとはいえ・・・

店長が飲んだのはドイツから輸入されている「ピュアフリー」価格も88円。(店長は日本の物もこのくらいで売れるのではないかと内心思っています。)

これを飲んで気付いたのは日本のものは原料が複雑。これは、モルトとホップのみ。結構旨いです。1番の魅力は安いですが!!

今年こそ「休肝日」を週2日作りたい!!切に思っています。。。。

そしてお腹回りスッキリです!!これも理由です( 一一)

 

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巨峰のワインはロゼワイン

2011-04-22 13:09:12 | ワイン四方山話

甲府盆地は今、桃の花が満開で

盆地全体がうっすらピンク色に染まっています。

 

ピンク色といえばロゼワイン、国産のロゼワインは

白ワインに赤ワインを少しだけブレンドして

色を付けているものが多いようです。

 

しかし、本来は赤ワイン用の黒ぶどうの皮から

赤い色素をワインがピンク色になるぐらいしか

抽出しないで造るものなのです。

 

ワイン用のぶどうは粒が小さく、果汁に対して

皮が多いので、赤い色素が多く、そのままでは

赤ワインになってしまいます。

 

巨峰ぶどうは黒ぶどうですが生食用のため、

粒が大きく果汁に対して赤い色素が少ない!赤ワインにならない!

だから、ロゼワインにぴったり、というかロゼワインの

ためのぶどうと言っても過言じゃない!?

 

巨峰はぶどうの王様と言われるくらいで高級ぶどうです。

だからなのか、巨峰ワインを造っているワイナリーも少なく、

現在店頭で購入できるのは、モンデ酒造巨峰と

イケダワイナリー巨峰の各720ml、

五味葡萄酒巨峰の一升瓶です。

 

貴重なロゼワイン、飲んでみませんか。

 

 

 

 

 

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五一わいん(林農園)の一升瓶

2011-04-16 11:56:03 | ワイン四方山話

長野県塩尻市の林農園(五一わいん)の、一升瓶ワインが入荷しました。

前回は3アイテムでしたが、今回は全アイテムの6種類。

ロゼがブームなので、ロゼの一升瓶も2種類入荷です。

塩尻は、桔梗ヶ原メルローで有名ですよね。

桔梗ヶ原メルローは、塩尻のワイナリー8社の多くが作っていて、それぞれが特徴あり、素晴らしいのですが、そのメルローは林農園が始まりです。

甘味果実酒(現在のサントリー赤玉スイートワインのようなもの)が全盛の昭和50年代前半まで、塩尻は甘味果実酒(赤はコンコード種、白はナイアガラ種)の生産拠点でした。

だから、サントリーとメルシャンがあるのですね。

しかし、甘味果実酒の消費が減り、このままでは産地として生き残れないと、大手も含めて話し合いが行われました。

今後、どのような品種を栽培していくか。

その時、いろいろな葡萄品種を栽培していた林農園から、メルローが最も塩尻に合っているのでは、という事で、メルローの栽培が始まったそうです。

林農園のいろいろ試す姿勢は創業以来の伝統で、ブランド名になっている創業者の林五一氏が、塩尻に入植して、様々な果実を栽培したり、最も早くワインを醸造したり、林農園の貢献は非常に大きいものがあるようです。

現在では、道をはさんだ前にある井筒ワインも有名で、大手も含め塩尻全体として盛り上がっています。

その林農園の一升瓶ワイン、楽しみです。

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山梨以外の一升瓶ワイン

2011-04-11 20:13:22 | ワイン四方山話

 今回は県外の一升瓶ワインのご紹介です。

 一升瓶瓶ワインは山梨の特産ですが、県外でも生産されています。山梨以外では、長野、山形、埼玉、大阪、鳥取で一升瓶ワインが生産されています。埼玉(秩父ワイン)、鳥取(北条ワイン)は各1社だけですが、長野、山形、大阪では、複数のワイナリーが一升瓶ワインを作っています。
 

 写真右は、長野・塩尻の井筒ワインです。昨年の国産ワインコンクールの赤ワイン部門で第1位に輝いたワイナリーですので、一升瓶ワインも人気です。長野・塩尻では、五一わいんの林農園、信濃ワイン、JA塩尻(農協もワインを作っています)にも一升瓶ワインがあります。塩尻以外でも、大和葡萄酒・四賀ワイナリーが長野県限定販売の一升瓶を生産しています。ただ、長野の一升瓶ワインの白は甘口が多く、ちょっと残念。
 

 写真中央は、山形の佐藤ぶどう酒の金渓(きんけい)ワインです。山形の白ワインはデラウエアが主流ですが、甲州種もあります。山梨以外で甲州種のワインを見かけると嬉しいですね。ガンバレ、県外の甲州種!。山形には11社のワイナリーがあり、その多くのワイナリーで一升瓶ワインがあります。山形には一升瓶ワインの文化が、山梨同様根付いています。ワイナリーの数も、山梨の約80社、長野の34社、北海道17社に続き4番目の多さです。
 

 写真左は、大阪の河内ワインです。え、大阪にワイナリー?意外にも大阪には5社もワイナリーがあります。さらに大阪のワインの歴史は古く、大正から昭和初期にかけて勃興、昭和初期には葡萄とワインの生産が日本一になったこともあるそうです。一升瓶ワインは3社(河内ワインの他、カモシタワイン、飛鳥ワイン)で生産しています。大阪の白ワインの主流はなんと甲州種。山梨産とは一味違うだろう大阪産甲州種ワインはいかがでしょうか(写真の一升瓶はデラウエア種100%)。

 大阪の一升瓶ワインはこちらでは無名ですが、大阪ではちょっと有名らしい。阪神タイガースが優勝した折には、カーネルサンダースではなく、一升瓶ワインを抱いて道頓堀へ飛び込んでほしい?、いやいや禁止です。


 

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