山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

北野呂醸造 アジロン新酒 720ml 入荷

2019-10-30 13:32:29 | 新商品インプレッション

北野呂醸造(笛吹市一宮町)から、アジロンダックの720mlサイズが入荷です。

一升瓶ワインのアジロンダックの新酒はすでに発売中。

一升瓶を販売していたところ、お客様より、720mlは無いか、と言われました。

今まで、一升瓶ワインしか販売していなかった(当店は一升瓶ワインバカ、なので)ので、ワイナリーに問い合わしたところ、720mlもある、ということで販売させていただきます。

一升瓶では飲み切れない、一升瓶ではプレッシャーがある、というお客様にはお勧めです。

北野呂醸造のアジロンは、甘い香りですが甘くないワイン。

県外の自然派ワインのお店で、このワインが採用されていたのは、大変嬉しかったです。

その店は、外国のワインに精通している飲食店。

国産ワインはほとんどやっていないのに、北野呂醸造のアジロンだけは採用。

販売の励みになります。

こちらは、お得な一升瓶ワインです。

http://www.hamamatsuya.jp/shinsyu-list.html

 


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旭洋酒 新ビンテージワイン 入荷

2019-10-26 17:09:51 | 新商品インプレッション

新酒を発売しない旭洋酒(山梨市)は、この時期、1年熟成したワインが発売されます。

まずは千野甲州。香る甲州ですね。千野は畑のある地名。

旭洋酒の契約畑では、一級畑に位置する畑からの甲州種。

新樽が25%、樽発酵と樽熟成6ヶ月。

無濾過生詰め。

葡萄の良さを、醸造家鈴木さんが最大限引き出しています。辛口。

グルペット・ブラン2018。

葡萄の名前かと、初めて聞くなあ、と思ったら、農園の名前でした。

ソービニヨン・ブラン主体のワイン。

ソービニヨンブランは、フランス原産で世界共通品種のスーパースター。

しかし、山梨には甲州という地元品種があるので、ヨーロッパ品種のワインは作りづらいですよね。

山梨で、あえてソービニヨンブラン。

さらに植えてから12年。一番美味しいころでは。

呑んでみたいですね。さわやかな辛口。

ピノノワールです。

旭洋酒のメインワイン。人気ワインです。

原産は、フランス・ブルゴーニュ。

偉大なワイン品種です。

日本では、栽培が難しいとされ、先人は失敗の連続でした。

旭洋酒の自社畑100%.

旭洋酒でも試行錯誤があったと思います。

トピネ・ルージュ。トピネの由来は不明です。

甲斐ノワールをメインに、3割がメルロー。

甲斐ノワールは、在来品種のマスカットベイリAとカベルネソービニヨンの改良品種。

日本とフランスの融合。

旭洋酒のワインは、独歩です。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list6.htm#soreil

是非よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 


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機山洋酒 マグナムボトル 白 休売

2019-10-24 19:54:22 | ワイン四方山話

機山洋酒工業(甲州市塩山)のマグナムボトル(1.5ℓ)の白ワインが、ワイナリー品切れになり、来年3月頃まで、休売になります。

当店の10月白ワイン売上、第2位のワインです。

大変残念です。

10月白ワイン売上の第1位も、現在休売です。

第1位の北野呂醸造の黒ラベルは、多分11月下旬には再発売になると思いますが、キザンワインの白ワインは、熟成を経ての来年3月頃の発売になります。

お客様には大変ご迷惑をお掛けしますが、しばらくお待ちください。


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こっちも吹きます。駒園ヴィンヤード 

2019-10-23 14:47:08 | 新商品インプレッション

駒園ヴィンヤード(甲州市塩山、旧五味葡萄酒)から、新酒のスパークリングが2種類入荷。

巨峰とデラウェアのスパークリングワイン。

綺麗な色ですね。

開栓すると、瓶底のオリが拡散され、もっと色が濃くなります。

瓶内2次発酵ですが、無濾過ですので、瓶底に酵母や酒石酸が沈んでいます。

開栓すると、そのオリから炭酸が次から次へとでてきます。

開栓時に吹きますので、下が濡れても良い、台所のシンク内などで、栓を抜いてください。

ラベルのUBUは、生まれたての意味。

醸造家の近藤さんは、オリも処理した瓶内2次発酵のワインにしたかったそうですが、本社より目立つワインを、という意向を汲んで、このカタチになりました。

近藤さんは、醸造に、葡萄栽培に、営業に、販売にと、1人で何役もこなし、ほとんど休まない強者。

駒園ヴィンヤードは、五味葡萄酒が東京の酒問屋を営む会社に買収され、ワイナリーは近藤さんに任されています。

今も大変ですが、今後も近藤さんの活躍を期待しています。

http://www.hamamatsuya.jp/shinsyu-list.html


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奥様駄目出しワイン 三養醸造

2019-10-21 17:49:06 | 新商品インプレッション

三養醸造(山梨市牧丘町)から、ルージュが入荷。

三養醸造の伝統のラベルです。

いかりは、その土地にしっかり根付く、という意味ですね。

鬼才山田氏は、確か4代目ということなので、ラベルの意味に合っていますね。

このワインの中身は、メルロー40%、シラー30%、山ソービニヨン30%のブレンドです。

一見良いブレンドだと思うのですが、山ソービニヨンの風味が強すぎて、他の風味が感じられないワインになりました。

よって、山ソービニヨンが好きな方にはお薦めです。

ただ、山ソービニヨンが好き、という方にはまだ会ったことがありません。

山ソービニヨンは、山梨大学の山川先生が交配させた、日本固有の山ぶどうとフランス・ボルドー品種・カベルネソービニヨンの交配品種です。

最近、山ソーのワインを見ますが、まだまだ数は少ないですね。

ところで、山ソーは強いらしい。他の品種を圧倒するくらい。

ブレンドされたメルローもシラーも決して弱い品種ではありませんが、山ソーには負けてしまうとの事。

山ソー、すごいですね。

山ソーは飲んだことが無いが、新しい品種のワインは飲んでみたい、という進歩的な方にもお薦めです。

鬼才山田氏は、「チャレンジャーにお薦め」と言っていました。

鬼才山田氏の奥様には、「美味しくない」と言われたそうです。

メルローもシラーも美味しいはずなので、単品種ワインで発売すべきだったと私は思うのですが、それはこのワインが誕生したから言えることですね。

チャレンジャーの方、是非買ってください。

そのうち、下記から購入できるようになります。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#sanyo


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