山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

表彰式に出ない

2019-06-28 19:51:31 | ワイン四方山話

日本のワイナリーに星を付ける、日本ワイナリーアワード2019の結果が発表されました。

最高ランクの5つ星に、山梨からは7つのワイナリーが選ばれました。

5つ星ワイナリーは、全国で20ワイナリーです。

この星を付けるイベントは、今年で2年目です。

昨年は、5つ星ワイナリーが全国で10ワイナリー、そのうち山梨は5つでした。

昨年5つ星を獲得した山梨のワイナリーは、今年も5つ星でした。

よって、新たに5つ星になったのは、2つのワイナリー。

機山洋酒工業と(甲州市塩山)と勝沼醸造です。

5つ星を獲得した7つのワイナリーは、すべて山梨を代表するワイナリーですね。

納得です。

山梨日日新聞に記事も大きく載りました。

機山洋酒の土屋さんが居ないようです。

欠席でしょうか。

そう思います。

土屋社長は、コンテストが好きではありません。

ワインを評価するのは、お客様だけで良い、というスタンスですね。

自分の苦労は認められなくて良い。

一緒にワイナリーを営む奥様もそうですが、1年365日仕事をします。

ワインの価格も安い。

よろしくお願いします。

http://hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#kizan


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春鶯囀 夏のなまざけ

2019-06-24 15:23:24 | お酒の話(ワイン以外)

春鶯囀の萬屋で一番有名な日本酒は、立春朝搾りの酒だと思います。

日本名門酒会のPBの日本酒で、立春の2/4の朝、搾ってその日に店頭に並びます。

当店は名門酒会の会員ではないので、売ることが出来ません。

その夏バージョンと言っても良い日本酒が新発売。

純米酒のなまざけ。

甘辛中間です。

要冷蔵なので、ネット販売しませんが、どうしてもという方は、クール便代(1本250円、2本390円)ご負担になりますが、発送できます。

ご希望の方は、info@hamamatsuya.jp までご連絡下さい。

720ml瓶 1443円(税込)です。

 


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八神峰(はっしんぽう) 春鶯囀から

2019-06-22 17:35:42 | お酒の話(ワイン以外)

春鶯囀(しゅんのうてん)の萬屋酒造店(富士川町)から、純米酒「八神峰」(はっしんぽう)が発売です。

 

八神峰とは、富士山のこと。

富士山の頂上には、八つの峰(本当は九つ)があり、御鉢巡りで有名。

目を引く、シンプルなラベルです。

中身の純米酒は、既存の春鶯囀の純米酒と同じで、コクのある中口。

春鶯囀は、与謝野晶子さんが名付けた、由緒ある名前。

囀は難しい字ですが、訓読みでは「さえずる」と読みます。

ウグイスが囀る、良い名前ですね。

最近、春鶯囀は、同じ町内の「はくばく」さんが経営に参加して、元気になってきました。

以前は、新発売や限定品も無かったのですが、はくばくさんが参加してから、「よっちゃんいか」さんとコラボしたお酒や、今回の新商品、さらに近日中には夏の純米酒が発売になります。

春鶯囀のある富士川町と富士山は、直接には関係ありませんが、山梨の日本酒メーカーとして、人気のある富士山に関係する日本酒は欲しかったと思います。

富士山の麓には、甲斐の開運ブランドの井出醸造店があります。

富士山が世界遺産になってから、外国人観光客が増加し、甲斐の開運は随分売れています。

そのおかげで酒質も良くなり、甲斐の開運は山梨を代表する銘柄になりました。

売れると元気になります。

春鶯囀にも益々元気になってもらいたです。

http://www.hamamatsuya.jp/sake-list1.htm#yorozu

上記より購入できます。

 

 


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笹一 夏純米酒

2019-06-20 18:37:19 | お酒の話(ワイン以外)

笹一酒造(大月市)から、夏純米が発売です。

夏らしい瓶です。

令和元年に100周年。

タイミングが良いですね。

山梨にこだわり、山梨産の米と、富士山の伏流水でつくられた、辛口の純米酒。

夏純米は、100周年記念季節酒とあります。

100周年記念酒としては、第3弾ですね。

720mlが1111円、1.8ℓが2222円(どちらも税抜き)。

2~3日後に、HPから販売です。

http://www.hamamatsuya.jp/sake-list1.htm#sasaichi


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久し振りの一升瓶ワインの新商品

2019-06-19 16:52:23 | 新商品インプレッション

錦城葡萄酒(勝沼)から、なま葡萄酒の入荷です。

変わったワインです。

なま、が気になりますが、それ以上にこのワインは品種のブレンドが変わっています。

甲州種(白)45%、マスカットベーリーA種(赤)45%、カベルネソービニヨン(赤)5%、甲斐ノワール(赤)5%。

白赤の比率は、白45%、赤55%。

こんな比率のワインは、ワインを販売して30年、初めてです。

過去にブレンド品種で驚いたワインは、マルサン葡萄酒の若尾葡萄園というロゼ。16種類の葡萄が使われていました。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#marusan

錦城さんの今回発売されたワインに近いのは、牛奥ワインの赤の一升瓶です。

牛奥ワインの赤は、赤70%、白30%の割合です。

牛奥ワインの赤だって、どうして白ワインを30%ブレンドするのか、まったく謎(推測はしますが)です。

牛奥ワインの一升瓶ワインは、よく売れています。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list1.htm#usi

そしてこの錦城ワインです。

一升瓶ワインですから、多少肩の力を抜いて、自由に作られています。

一升瓶ワインの奥深さです。

ラベルに書いてありますが、余ったワインです。

余ったワインで一升瓶ワインを作っているのは、フジッコワイナリーが有名です。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list4.htm#fujikko

 フジッコワイナリーのワインは、すべてのワインがレベル以上なので、その余ったワインでつくる一升瓶ワインは期待しますが、ロットによって味が違うのが意外と曲者で、ドキドキしてしまいます。

さて、錦城のなまワインですが、「なま」はあまり気にしないでください。

「なま」だから、フレッシュなワイン、ということはありません。

飲んで、「なま」だな、ということも判りません。

「昔なつかしい葡萄酒」というのは、最近のきれいなワインとは違う、ということだと思います。

もちろん高価なワインのレベルではありません。

一升瓶ワインで、1728円という価格は売れると思います。

原料の葡萄が勝沼産でこの価格は安いです。

ただ、ラベルの天守閣は誤解されてしまいます。

勝沼に天守閣の城は在りません。山梨全域でも在りません。

錦城という社名は、会社所在地が勝沼町小佐手(おさで)で、中世の豪族小佐手氏の館が、錦城(きんじょう)と呼ばれていたことに由来します。

このワインは、社長の高野よしみさんのアイディアでしょうか。

最近の錦城さんは、いろいろ出してきておもしろいです。

http://www.hamamatsuya.jp/wine-list2.htm#kinjo

 よろしくお願いいたします。


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