山梨県北杜市にある江井ヶ嶋酒造のシャルマンワインの一升瓶が入荷です。
シャルマンの一升瓶は、「山梨のわいん」から「シャルマンワイン」に名称変更になりました。
これは、「山梨」が地理的表示の保護で、山梨のぶどう100%使用などの条件をクリアしないと使えなくなったからです。
シャルマンワインの一升瓶は、輸入ワインがブレンドされているので、山梨は使えません。
シャルマン以外のワイナリーも、表示変更したワイナリーはたくさんあります。
輸入ワインがブレンドされているからといって、味が落ちることはありません。
むしろ美味しくなって、安くなると言っても良いと思います。
輸入ワインは安くて旨い、というのはチリワインで証明されています。
ただ、山梨は葡萄の産地なので、ワインの原料も山梨の葡萄を100%使う、という考えもあります。
ワイナリーによっては、720mlサイズは県産葡萄100%、一升瓶は輸入ワインのブレンドとしているところもあります。
大和葡萄酒や麻屋葡萄酒、アルプスワイン、白百合醸造など、たくさんあります。
さて、シャルマンワインの一升瓶ですが、白ワインは主に自社の甲州種と少しの自社のセミヨン、シャルドネ種で55%、主にアルゼンチン産の葡萄果汁を自社でワインにしたものが45%。甘辛中間です。
赤ワインは、自社の主にマスカットベイリA種と少しの自社のカベルネフラン8%、主にチリ産葡萄果汁を自社でワインにしたもの50%、主にチリ産赤ワイン42%です。程よい渋さのミディアムボディです。
シャルマンの山本醸造責任者が言うには、ワインのブレンドで、ワインの完成度を高めるのが難しく、やりがいがある、との事。
山本氏が誇るワインの醸造とブレンド技術をお楽しみください。
シャルマンの一升瓶の赤ワインは、地元のスーパーで、ワイン部門売上1位だそうです。
http://www.hamamatsuya.jp/wine-list1.htm#eigasima