山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

コエドブルワリー試飲

2006-12-09 13:43:27 | 新商品インプレッション
日本には多くの地ビールメーカーがありますが、缶製品を出しているメーカーは以外に少ないです。
銀河高原ビール、ヤッホーブルーイング、エチゴビール、独歩ビール、飛騨高山麦酒など。
圧倒的に瓶ビールが多いです。
なかには、瓶も缶も無く、その場で飲んでもらうだけの地ビールメーカーもあります。
地ビールは、そこに行って飲めることが売りなので、それでもいいのですが、酒の小売を生業とする僕としては困ります。
ビールは、味云々は別にして、瓶より缶のほうが、圧倒的に売れるのです。
そこで、地ビールも缶製品です。

コエドブルワリー。
埼玉の地ビールメーカー。
山梨では無名でも、首都圏ではある程度有名らしい。
このメーカー、発泡酒の缶も出していてなかなか意欲的。

うちも、このメーカーの商品はいくつもやってきました。「伝説のビール」「川越№1」など。お客様にはなかなか好評のビールです。
今回飲んだのは、新商品の「キャラ」と「ルリ」。
キャラは茶色、ルリは青色のパッケージ。よく目立ちます。

まずはキャラ。グラスに注ぎます。
色は褐色色。濃いです。
香りはあまりしません。淡いです。
それでは一口。
麦芽を焦がした味です。スモーキー。
炭酸が弱く濃厚です。味わって飲むビールです。
アルコールは5度。
原材料は麦芽とホップのみ。
黒ビールが好きな方には、かなり良いと思います。

次にルリ。
香りが良いです。ホップの香り。
新鮮で甘い感じが香りからします。
色は、黄金色。透明感があります。
味わいは、炭酸が弱いですが、キレがあります。
プレミアムビールです。のどの渇きを癒すよりは、時間をかけて飲むビール。
ルリの方が、料理にあわせ易いです。
アルコール5度、麦芽、ホップのみで造られています。

価格は両方とも250円くらい。
地ビールは、規模が小さい為、価格も高いのが普通ですが、キャラ、ルリとも、大手ビールと価格が同じくらいです。
立派です。造り手の頑張りが感じられます。
皆さんも、どこかで、コエドブルワリーのビールに出会ったら、買ってください。
損はさせないビールと思います。



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