山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

入荷しました。矢作洋酒の新酒ワイン

2011-11-26 11:41:28 | ワイン四方山話

読めない社名で有名な(?)矢作(やはぎ)洋酒、また全国にファンがいるワイナリーとしても有名です。

毎年のことですが、矢作ワインのワインは、必ず品切れになります。

ワイナリーは、大きく広げようという意志はないので、適正規模のワインの量を作って終わり。

量より質を追うワイナリーです。

販売現場の私どもは、お客様に謝るのみ。

今年の新酒(白、甲州種、やや甘口)がいよいよ入荷しました。

まず、720mlサイズです。

山梨の甲州種は、山梨ヌーボーとして11/3一斉発売をしていますが、ワイナリーの方針として、11/3発売をしていない所もあります。

矢作洋酒もその一つ。

矢作洋酒は、発売日を設定しないで、ぶどうの出来を見て収穫、そして醸造に入るので、発売日は毎年違います。

今年は、完熟まで待っていたら、2つの台風の影響を受け、収穫量が少なくなってしまいました。

そのため、年内は720mlのみの発売。

矢作洋酒の一升瓶(白)は、年明け、ワインが余ったら、詰めるそうです。

一升瓶をお待ちの方は、もうしばらくお待ちください。

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ワインツーリズムに参加しました。

2011-11-18 13:15:41 | 朝気店

先日の5(土)、6(日)と山梨ではワインツーリズムが開催されました。

なんと、延べ3000人もの方が参加されたようです。

私もワインを勉強する良い機会だと言う事で参加してきました。

ただし、お店(朝気店)の都合で遅くも4時には戻らないという厳しい状況でしたが・・・

1番最初にたずねたのは、甲州市勝沼町にあるダイヤモンド酒造さん。

ここはマネージャーより「絶対に行くべき!」と言われていました。

醸造家の方がとてもアツイ方(ワイン造りに)なので、ぜひお話を伺いたいと思っていました。

しかし・・着いた時にはすでにお客様とお話中・・・・・残念。

ダイヤモンド酒造さんでは試飲をするグラスを200円で買います。(といっても、売上の一部は震災の義援金になります。 )

数種類のワインが試飲として用意されていました。

個人的の感想ですが、どのワインもしっかりと味の特徴があるように感じました。

同じ甲州種ワイン(白)でも辛口と甘口では全く違います。

どのワインにも醸造家の方のこだわりを感じました。

僕の1番のおススメは「シャンテYAアマリージョ」。

ぜひ一度飲んでいただきたい1本です。

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五味葡萄酒 巨峰ワイン 入荷

2011-11-12 17:46:15 | 朝気店

今年の春から品切れで、新酒が待ち遠しかった、五味葡萄酒(甲州市塩山)の巨峰ワインの一升瓶が、ついに入荷です。

生食用の高級品種である巨峰は、ロゼワインにすると、豊かな果実風味や鮮やかなピンクの色が大変好評。味も、やや甘口で飲みやすく、これぞ日本のロゼワイン、という感じです。

ただし、葡萄が高いので、ワインも安くはありません。

720mlサイズで、1500円が定番です。

五味葡萄酒の一升瓶は、2200円。かなり割安です。

例年通り、1年間商品を供給できません。

特に今年は、葡萄の出来が良く、そのため生食用で葡萄が高く売れるので、醸造用には葡萄が回ってこなかった、との事です。

ワイナリーとしては悔しい気持ちで一杯だと思います。

新酒を待っていた方、大変お待たせいたしました。

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新巻葡萄酒へ新酒を取りに行ってきました。

2011-11-03 13:42:58 | ワイナリー訪問記

昨日、新巻葡萄酒(山梨県笛吹市一宮町)へ、新酒ワインを取りに行ってきました。

新巻葡萄酒のワインは、昨年、発売後すぐ完売、ほぼ1年間ワインが無い状況でした。

山梨ヌーボーを明日に控えた11月2日、甲州種ワインの新酒を持ちにいきました。

今年のラベルは、2011と年号(ビンテージ)が入っています。

新巻ワインは、前年のワインとブレンドすることはない(ワイナリーに残っているワインが全く無い)ので、ビンテージを入れることにしたそうです。

新巻ワインのブランドは、「ゴールドワイン」と言います。

でも、新巻葡萄酒の名前も、ゴールドワインのブランドも、山梨では無名です。

なぜなら、新巻さんのほとんどのワインが、東京の某高級スーパーに納品されてしまうからです。

山梨では、ワイナリーの近所の方が買いに行くだけです。

私共は、伝手で販売させてもらってから、すでに4年経ちますが、毎年、ワインは売り切れてしまいます。今年こそ、半年間は売りたいと、仕入のタイミングを考えていきます。

ワインの種類は、デラウエア(すでに完売)、甲州種と、12月に発売されるマスカットベリーA種の3種類のみ。

720mlもワイナリーは販売していますが、私共は一升瓶を主に販売します。

720mlも一升瓶も中身が同じワインなので、一升瓶はかなり割安です。

中村社長の感想では、今年の甲州種は、酸があって上出来だそうです。

11/3、社長は東京、日比谷公園で、山梨ヌーボーのイベントに行くのですが、自社のワインは売らないとのこと。

「役員だから、手伝いにいくだけだよう」。

人がいい社長です。

今年から、ワインツーリズムにも参加しているので、是非訪問したいワイナリーです。

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