山梨のワインのブログ

山梨の酒屋の4代目が、ワインを中心に、山梨の酒を、愛を込めて書き溜めます。

くらむぼんワイン 七俵地カベルネソービニヨン

2015-07-18 15:46:39 | 新商品インプレッション

くらむぼんワイン(勝沼)から、七俵地カベルネソービニヨンが発売。

5000円(税込)です。

七俵地は、「しちひょうち」と読み、くらむぼんワインの敷地に隣接した畑の字からネーミング。

このワイン、久しぶりの一般発売です。

2007年、国産ワインコンクールの欧州系赤ワイン品種部門で金賞を受賞した時は、衝撃的でした。

その時は、3675円でした。

当時、国産のヨーロッパ品種の赤ワインでは、シャトーメルシャン桔梗ヶ原メルローがトップでした。

海外の有名ワインコンテストで入賞を繰り返し、メルシャンの技術の高さが際立っていました。

シャトーメルシャンは1万円。

品質は高かったが、価格も高かった。

そこに3675円の地元の小さなワイナリーが金賞を受賞して、驚いたのです。

金賞受賞は4本あって、第1位が五一ワインのメルロー、第2位が七俵地、3位がシャトーメルシャンでした。

ワインを作った野沢たかひこ氏はまだ若く、天才出現だなあ、と感じました。

その天才が、その後、七俵地のカベルネの樹を切ってしまい、それも衝撃的でした。

味は良いのだが、色が出なくなったとの事でした。

そして、植え替えて、見事復活です。

酵母は、蔵付きの天然酵母、熱処理しないで、無濾過瓶詰、挑戦的なワインです。

気に入らないと、また樹を切ってしまいそうなので、気になる方、是非今購入をおすすめします。

くらむぼんワインは、以前「山梨ワイン」という社名でした。

宮沢賢治のやまなしの詩のなかの「くらむぼんは笑ったよ」から新しい社名が来ています。


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丸藤 ルバイヤート 限定ワイン2つ

2015-07-15 11:32:50 | 新商品インプレッション

左が、ソービニヨンブラン2700円、1627本限定。

右が、シャルドネのスパークリング、エチュード3024円、1589本。

さすが丸藤葡萄酒、ルバイヤートだなあ、というレベルです。


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山県大弐の焼酎 一升瓶登場

2015-07-14 13:40:03 | 新商品インプレッション

山梨県甲斐市出身の江戸末期に処刑された学者「山県大弐」の名前が付いた芋焼酎です。

甲斐市の耕作放棄農地対策として、甲斐市は色々な作物を作っていますが、芋焼酎の原料の黄金千貫を栽培しました。

それを原料に、長野県佐久市の芙蓉酒造に製造を依頼して完成。

全国酒類コンクール第3位(複数の酒が受賞)を2年連続受賞しています。

720mlが先行発売。

甲斐市の方が贈答品にも使われるため、発売即完売が続いています。

今回、一升瓶が新たに登場。限定800本ですので、完売は間近でしょうか。

720ML1400円、一升瓶3300円税込。

専用の箱は、720ml150円、一升瓶はありません。

耕作放棄農地解消のためにも、是非よろしくお願い申し上げます。

 


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シャトージュンの一升瓶ワイン

2015-07-11 16:12:58 | ワイナリー訪問記

シャトージュンは、アパレルメーカー「JUN」が所有するワイナリー。

アパレルメーカーがワイナリーを所有するのは、日本ではJUNだけですが、世界では普通です。

フェラガモは、イタリアに大規模なワイナリーを所有し、ルイヴィトンは、モエ・エ・シャンドンやブーブクリコ、CHディケム、コニャックのヘネシーも所有しています。

世界では、ブランドイメージとして、ワイナリーを所有したり、アパレルに限らず、富豪のステータスとして、所有することが普通にあります。

世界的な大富豪のロスチャイルド家は、ボルドーの五大シャトーのラフィットとムートンを所有(別々のロスチャイルド家ですが)しています。

話は大きくなりましたが、シャトージュンは、ブランドイメージの目的もありますが、地元に根付いたワイナリーです。

その証拠に、山梨のワイン文化の象徴である一升瓶ワインがあります。

上記のワインは試験瓶ではありません。シャトージュンの一升瓶ワインの白(左)と赤(右)です。

シャトージュンでは、一升瓶ワインはイレギュラーワインで、HP等では公表していません。

葡萄栽培農家の委託醸造で一升瓶ワインを製造して、諸事情で多少余るそうです。

それを分けてもらえることになったのですが、1年のうち、半年くらいは欠品になりそうです。

そういう訳で、ラベルはありません。

また、農家の持ち込まれる葡萄によって、品質に若干のバラつきが出ます。

こちらの方が、責任者の仁林(にばやし)さん。

珍しい名前の由来は、岐阜が発祥で、全国に100人もいないのでは、とのこと。

ご本人は群馬の出身で、公務員からの転身。

同じ勝沼町内の原茂(ハラモ)ワインで4年務めた後、シャトージュンで10年のキャリア。

栽培も醸造も販売もするスペシャリスト。

今は瓶詰めに忙しい時期で、ワイナリーの前には、瓶詰め前の瓶やコンテナがたくさん。

店内には、ワインの他、JUNブランドの服なども販売しています。

勝沼ぶどうの丘センターの中腹にあります。

 

 


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八代様作品 妙法寺のあじさい

2015-07-05 18:39:08 | 八代様作品

立体切り写真作家の八代様の新作、富士川町の妙法寺の紫陽花です。

リアルすぎるので、この作品を上から見ると、

こんな感じです。

階段のリアルさを出す為に、いくつか試作品を作っての完成です。


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