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宅建・行政書士受験講座と資格勉強法
(主催:武井アカデミー)

【問49】 土地の形質

2013-01-22 21:57:27 | Weblog
【問49】 土地の形質に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 地表面の傾斜は、等高線の密度で読み取ることができ、等高線の密度が高い所は傾斜が急である。

2 扇状地は山地から平野部の出口で、勾配が急に緩やかになる所に見られ、等高線が同心円状になるのが特徴的である。

3 等高線が山頂に向かって低い方に弧を描いている部分は尾根で、山頂から見て標高の高い方に弧を描いている部分は谷である。

4 等高線の間隔の小さい河口付近では、河川の氾濫により河川より離れた場所でも浸水する可能性が高くなる。



<回答>
4
<解説>
地形図の見方に関する問題。
等高線の密度については、密度が高いところ(等高線の間隔が狭い)は傾斜が急で、等高線の密度が疎(等高線の間隔が広い)のところは傾斜がゆるやかになっている。
扇状地は山地から平野部の出口で、勾配が急に緩やかになるところに見られ、傾斜の緩い扁平な円錐形状の地形を形成している。等高線は、山地から平野部への出口を頂点とする同心円状で表される。
尾根と谷の等高線の違いは、3の文章の通り。
河口付近というのは、傾斜が小さく等高線の間隔は大きくなるので、等高線の間隔の小さい河口付近という言葉がおかしいので、4は誤り。
よって、1、2、3は正しく、4が誤り。解は4となる。










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