先日、テレビで「プチぜいたく」をする人が増えてきた・・・というニュースがあった。長引く不況の中、少しでもハッピー感を得ようと、ほんの少しだけのぜいたく、それが「プチぜいたく」である。
「自分をほめてあげたい」というコトバを発したのは、オリンピックメダリストの女性ランナーであるが、以来、「自分で自分をほめる」ということは、ごく自然で当たり前のことになった。
報道の中で、キャスターが、「たまには「プチぜいたく」じゃなくて、本当のぜいたくをすれば経済も活性化されるんでしょうがね・・・」なんてコメントを残していた。確かにそうだ。でも、バブル崩壊前の日本はディズニーランドのようだった。クリスマスになれば湾岸のホテルは予約で一杯、ヤングエグゼクティブなるものがアルマーニのスーツを着て、片手に高級革のバインダー手帳・・・
あれはそもそも何だったのだろう・・・そう、中身のない幻影・・・
今、この国は貧しいが、それゆえに人と人との結びつき、あるいは自分の内面を見つめ直すコトの大切さ・・・いわゆるお金で買えないものの大切さを身をもって知った。失業中の方には失礼だが、私には今の時代がいい。
残念ながら経済の成長とココロの成長は比例しない。
今、北欧では村上春樹ブームだそうだ。「ノルウェイの森」なる自国の国名がタイトルになっているからではない。経済成長の結果、人間関係が希薄になり、特に若者がこぞってハルキ本を求めるようになったのだ。
村上春樹といえば、先日、久々にジュンク堂書店に行って、書籍を1万5千円分買い込んだ。(読書家、というより、書店のウィンドー・ショッピングが好きなのかも・・・)
上半期の売り上げナンバー1の「1Q84・BOOK3」が発売されて4ヶ月・・・そろそろ出ても・・・と思っていたら、あった!その名も「1Q84 BOOK3大研究」・・・
そろそろ読書の秋・・・まだまだ暑いですな。だったら、海辺で、いや、木陰で読書といきましょうか。
「自分をほめてあげたい」というコトバを発したのは、オリンピックメダリストの女性ランナーであるが、以来、「自分で自分をほめる」ということは、ごく自然で当たり前のことになった。
報道の中で、キャスターが、「たまには「プチぜいたく」じゃなくて、本当のぜいたくをすれば経済も活性化されるんでしょうがね・・・」なんてコメントを残していた。確かにそうだ。でも、バブル崩壊前の日本はディズニーランドのようだった。クリスマスになれば湾岸のホテルは予約で一杯、ヤングエグゼクティブなるものがアルマーニのスーツを着て、片手に高級革のバインダー手帳・・・
あれはそもそも何だったのだろう・・・そう、中身のない幻影・・・
今、この国は貧しいが、それゆえに人と人との結びつき、あるいは自分の内面を見つめ直すコトの大切さ・・・いわゆるお金で買えないものの大切さを身をもって知った。失業中の方には失礼だが、私には今の時代がいい。
残念ながら経済の成長とココロの成長は比例しない。
今、北欧では村上春樹ブームだそうだ。「ノルウェイの森」なる自国の国名がタイトルになっているからではない。経済成長の結果、人間関係が希薄になり、特に若者がこぞってハルキ本を求めるようになったのだ。
村上春樹といえば、先日、久々にジュンク堂書店に行って、書籍を1万5千円分買い込んだ。(読書家、というより、書店のウィンドー・ショッピングが好きなのかも・・・)
上半期の売り上げナンバー1の「1Q84・BOOK3」が発売されて4ヶ月・・・そろそろ出ても・・・と思っていたら、あった!その名も「1Q84 BOOK3大研究」・・・
そろそろ読書の秋・・・まだまだ暑いですな。だったら、海辺で、いや、木陰で読書といきましょうか。