へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

猫を通じて…わが身の存在意義と価値を知る🥰

2023-04-25 20:58:02 | 山と猫


【駅前ロータリーで】
 終日、冷たい雨の降り続いた昨日…
 見ると植え込みに一本のビニル傘☔が差し込まれていた🙄
 この植え込みには2ヶ月ほど前から一匹の猫が住み着いている🙄

 タクシーの運転手さんたちが、猫のコトを思って雨よけにさしてくれたのだろう…
 ありがとう❤




【家で】
 猫は"気分屋"である🙄
 その日によって甘え方が違う😅

 昨日は、よく甘えた。
 長い時間、家を空けてたせいかもしれない🙄

 ワタシの横にピタリと張り付いて😅
 お尻を高く持ち上げ、"撫でろ""尻トントン"のポーズ😅

 撫でると、そのまま横にコロン😁

 今度は、アゴへの要求😁

 いったん落ち着くと…
 腹ばいになって前足(両手)をのばして毛布でフミフミ😍


 コレが、飼い猫ひらりニャンの一般的なルーティンだが…
 昨日はコレに次の動作が加わった😁

 ワタシの周りを何度も徘徊し😅
 おデコをスリスリ😁
 ほっぺたをスリスリ😁

 「あたいのモノ」と匂いつけ?😅

 う〜ん、飼い主冥利に尽きますな〜😁
 ん、実はワタシのほうが…飼われてる?😅



 でも…
 こうして猫からマタタビのように親密に?されると…
 あらためて自分自身の存在意義と価値を認識し…  
 肯定的な気分になれる、へんないきものであった😁

 人間ではなく、猫を通じて自身の存在意義と価値を感じるのがちと悲しいけど😅
 猫好きだから…ま、いっか😁
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花と龍❤

2023-04-25 05:06:02 | 本・映画・音楽


【この世の理不尽と闘い続けた男女の物語】
 故郷を終われ、北九州の若松に流れ着いた男と女…
 彼らはその港で最下層の仕事とされる沖仲仕(おきなかし)の仕事に就く。

 現在、「沖仲仕」という言葉は"差別用語"とされ、港湾労働者という呼称で一括(ひとくくり)にされている🙄※ワタシが「沖仲仕」というコトバを最初に知ったのは故・安部譲二をモデルにしたとされる三島由紀夫の小説「不思議な彼」である。

 主人公・玉井金吾郎と妻のマンは、労働組合を結成してストライキをしながら、この世の理不尽と闘っていく…のちに金吾郎は渡世人から若松の市会議員になっている😮

 どんなに理不尽で裏切りや屈辱を受け底辺に置かれたとしても…
 人としての品格を失わず「困っている人が居たら助ける」という玉井家の教えは最終的に孫の代で故・中村哲氏によって結集される…


 ちなみに、原作者の火野葦平は…
 玉井金吾郎の長男、哲氏は玉井金吾郎の次女の息子である🙄




【今こそ、読むべき小説】
 別にヤクザ社会を美化するワケではないが🙄
 ワタシ個人としては、「花と龍」は今こそ読むべき小説ではないか?と思うのである。

 「花と龍」は明治から昭和の戦後、ちょうどエネルギーが石炭から石油に変わる頃を舞台に描かれているが🙄

 そんな昔の話…
 ではなく…

 今がまさに、それに相応しい時代だと個人的に思うからである🙄
 ナニが相応しいのか?というと…

 今や日本国民の半数以上が、理不尽な働き方を強いられ🙄
 1億総中流時代から底が見える下層に突き落とされている🙄
 そう感じるから…である。
 
 
 日本の近代化を支えた石炭👍
 その石炭は坑夫や沖仲仕たちの過酷な労働で支えられている🙄
 共に最下層…とされる労働者の人々だ🙄
 しかし…
 その労働者たちが居なければ… 
 近代日本は成立しなかった🙄


 どんなに底辺にあっても、人としての品格を失うな👍
 玉井金吾郎の姿は、敗戦ですべてを失い、ゼロからのスタートで立ち上がっていく戦後の日本の姿と重なって見える🙄


 今日は帰りに図書館へ寄って…
 火野葦平の「花と龍」を探してみよう♪
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