へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

ポジティブ・シンキング・・・

2009-09-26 07:40:51 | 日々雑感
 沖縄に来て2ヶ月近くも暮らすと当然、嫌な部分も見えてくる・・・その最たるものが、交通マナー(特にバイク)だ。

 公共交通機関の一つである「ゆいれーる」は、那覇空港と首里を結び、観光客には人気かもしれないが(途中、新都心の「おもろまち」で免税品を買うとか。)、夜間は15分おきという本数の少なさもあり、そこに暮らす者としては一部の住民にしか利便性はない。他の交通機関はバスであるが、必ずしも時間どおりに来ない。よって当然の如くクルマ移動が主流になる。だから渋滞するのは仕方がないが・・・

 クルマを運転していて一番困るのはバイクが右側から出てくることである。通常、バイクは左。右側から来るなんてことは、ほとんど考えられない。(免許取り直して来い!教習所もちゃんと教えなさい。警察官も秋の交通安全運動期間中くらいは取り締まって。)考えられないことが起きるのが沖縄の道路。

 右側から出てきたバイクは信号待ちをし、左折する私は当然、バイクは直進するものと思い、左折・・・しようとすると前にいたバイクが突然左折・・・おいおい・・・もう諦めて「ここは東南アジアなんだ。」と思うことにしよう。

 同様の事象が人対人でも起こる・・・例えばスポーツクラブの風呂のドアを開けると対面に全裸の小太りオバサン。出る側の私が先に出ようとすると「おやおや、どっちが優先かね?」当然、出る方でしょ。電車降りる時だってそうじゃん。違いまっか??もう一度、小学校入り直したら?それとも母親のお腹に入って体内教育か・・

 このことを先日の飲み会の席で、長年沖縄に暮らす人に話すと・・・
 「そこは一歩(私にとっては百歩だが。)譲って・・・年長者優先思考で。」と言われた。つまり、相手より私の方が若い(肌もピチピチしていてキレイ・・・は余計だが。)ということを相手も認めたので年長者として先に通ったんだ、と。

 なるほど。年上の者を敬う・・・最近の私には全く欠落していた思考である。そう考えると沖縄って先祖崇拝(彼らは自殺するのは先祖を敬わないからだ。とも言う。自殺者は一族の墓に入れてもらえないらしい。)といい、年上の者を敬う精神といい・・・どこか儒教的で大陸的思考である。一頃前の日本には当然あった思想が沖縄には脈々と流れているんだなーと考えると何だかほのぼのした気持ちになった。

 あー、それにしても昨日はよく飲み、よく話した。私は一軒の店でずーっと腰を据えて飲むのが好きである。(何件も店を変えたがる人、すぐカラオケに行きたがる人もいるが・・・)ずーっと同じ店にいられるのは、その店の持つ雰囲気、空気が心地よいからである。そんな店が沖縄(特に宮古島)には多いような気がする。
コメント
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