生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

厄払い

2023-03-02 00:59:01 | 日々の暮らし

日本の諺に「熱火(あつび)を子に払う」があります。
子供と二人で並んでたき火にあたっている。火の中の木がパチパチはねたはずみに火の粉が飛んで来て、親の体の胸のあたりにくっつきました。
慌てた母親は火の粉を手で払う。
その火の粉が隣にいた子供にあたり火傷をおってしまうという意味です。
我が身にふりかかった災難を慌てて振り払い自分が守ってやらなければならない者に移してしまう事。
熱火(あつび)は払うのではなく自らの手で消す事が大事です。
災難や厄もそうです。「厄払い」するというよりも「厄を浄化」することが大事と私は考えています。
自らの力で厄を消す。そんな力を持って頂きたいと思います。
自然の力や神仏の力を借りたり、ここで生きる力が湧く言葉を身につけることが厄払いになるからです。

コメント
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