生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

飛梅の言葉

2019-01-08 14:45:18 | 日々の暮らし

家のそばに梅で有名な天満宮があります。
元旦にお詣りしてきました。
梅を見るたびに思い出す句があります。

「東風(こち)吹かば

においおこせよ

梅の花

主(あるじ)なしとて

春な忘れそ(春を忘れるな)」

(菅原道真)

東風とは、東方から吹いてくるやや荒い風。

春を告げる風。

この歌は菅原道真が

太宰府に左遷された時

邸宅の庭の梅に、別れを惜しんで詠んだといいます。

何かホロッとしますね。


この句には、続きがあります。

太宰府に行った菅原道真の後を追って、この梅は一晩で太宰府まで飛んで来たといいます。

今も太宰府天満宮に御神木として残っています。

飛梅(とびうめ)と

呼ばれているのです。


これが飛梅伝説です。


素敵な話ですね。

私も飛梅のように皆様の心に響く言葉を掛けたいと思っております。

合掌



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良い言葉を摘む

2019-01-08 14:45:18 | 日々の暮らし
花摘(はなつみ)の上手な人は、美しい花だけを摘んでいくものです。

賢い人は「よい言葉」のみを、自分のものとします。  

「悪い言葉」を拾い集める必要はありません。

(お釈迦様)


花摘の上手な人は、見頃の花、色あせた花、これから咲く花を見分けて、一番美しい花だけを摘むように、

「よい言葉」だけを聞くように心がけることが大切ですと述べています。


愚痴や悪口、ネガティブな話題が聞こえて、

「悪い言葉」に同調してしまえば、進歩もなく、将来の不安が湧いてくるものです。


「感謝を知らない気の毒な人だ」と無視することです。

前向きでポジティブな

「よい言葉」には、

「そうですね」


「私もそう思います」

と積極的に同調して受け入れましょう。

お釈迦様は

『悪口は毒蛇だから、

受け取るな。


受け取らなければ

投げた人に戻るだけ』

と述べています。

幸せを喜ぶ言葉、感謝の言葉、明るい未来を
信じる言葉を摘みましょう。

明るい言葉だけを口にして、会話に美しい花を咲かせましょう。
        合掌
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