生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心の扉

2016-10-06 02:45:20 | 日々の暮らし
昨日のシニア会は台風の影響もなく無事お寺参りができました。

自由ヶ丘の隣の駅にある浄土宗九品仏(くほんぶつ)浄真寺の広大な敷地にある九体の阿弥陀如来像に感動しました。

三体ずつ三つの御堂に
安置されているには訳がありました。

あの世にお迎えにくる阿弥陀如来様は

上品、中品、下品に別れていて、

真ん中の御堂にある三体は、この世で優れた生き方をした人を

お迎えに来る上品仏の阿弥陀如来。

手の合わせ方(印の結び)が違う。

右側の御堂の三体は中品仏の阿弥陀如来。

一番左側の御堂にある阿弥陀如来が下品仏。

お迎えに来た阿弥陀如来の手を見れば自分はどれかが分かるのです。

上品は五つの欲を全て捨て去った人。

中品は一つの欲ができなかった人。

下品は欲を捨てることができなかった人で、

南無阿弥陀佛と唱えた人。

それから、他力本願と言われたのです。

そんな話だった。

(私は浮かばれないで、さ迷っている霊を見たときは、阿弥陀如来の字を書いて合掌してたら、皆さん成仏してくれました)

自然に気づいたことなので、お参りして確信しました。

五つの欲の内には、酒を飲むべからずがあるので、

私はもう駄目だから

下品のランクの阿弥陀如来がお迎えに来るのですね。

さて、シニアの仲間たちと話していて、気づいたことは

道に迷えば道を覚える。


いつの間にか、同道する人が集まってくるものだ。

感動する心を開いていないと永遠に幸福になれない。

幸福とは感じとるものだから。

明日とは明るい日と書くのだから

今日を精一杯生きよう。


「よく見れば

なずな(ペンペン草)

花咲く

垣根かな」
(芭蕉)

道ばたに咲くペンペン草など見落としてしまうもの

よく見れば可愛い花をさかせているのに気づく。

世の中がよく

見えるのは

心の扉を開いて


いるからだ。


そんな事を感じた一日でした。




今日の気づきになれば


合掌
コメント
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