最近いいなあと感じている幕末の歌人に、
「橘曙覧(たちばなあけみ)」がいます。
たのしみは、から始まる52首の歌があります。
平成6年天皇、皇后両陛下が訪米した時、
クリントン大統領が歓迎のレセプションで詠んだことから注目された歌人です。
「たのしみは
朝おきいでて
昨日まで
無かりし花の
咲ける見る時」
新たなる日米親善によって、昨日まで無かった花を咲かせようとの気持ちを込めて披露したといいます。
他に私が好きな歌は
「たのしみは
心をおかぬ
友どちと
笑ひかたりて
腹をよるとき」
「たのしみは
意(こころ)にかなふ
山水(さんすい)の
あたりしづかに
見てありくとき」
「たのしみは
とぼしきままに
人集め
酒飲め物を
食へといふ時」
橘曙覧より半世紀早く生きた良寛は、
長岡藩主から五合庵を出て城下の大きな寺の住職にと勧められた時、
「焚(た)くほどは
風がもて来る
落ち葉かな」
と詠んで辞退した。
橘曙覧と良寛は生きる姿勢が共通していると言われています。
本当の幸せとは何かを教えてくれた歌人といいます。
幕末の無名の歌人に
出会えたことに感謝しています。
導きに
合掌
「橘曙覧(たちばなあけみ)」がいます。
たのしみは、から始まる52首の歌があります。
平成6年天皇、皇后両陛下が訪米した時、
クリントン大統領が歓迎のレセプションで詠んだことから注目された歌人です。
「たのしみは
朝おきいでて
昨日まで
無かりし花の
咲ける見る時」
新たなる日米親善によって、昨日まで無かった花を咲かせようとの気持ちを込めて披露したといいます。
他に私が好きな歌は
「たのしみは
心をおかぬ
友どちと
笑ひかたりて
腹をよるとき」
「たのしみは
意(こころ)にかなふ
山水(さんすい)の
あたりしづかに
見てありくとき」
「たのしみは
とぼしきままに
人集め
酒飲め物を
食へといふ時」
橘曙覧より半世紀早く生きた良寛は、
長岡藩主から五合庵を出て城下の大きな寺の住職にと勧められた時、
「焚(た)くほどは
風がもて来る
落ち葉かな」
と詠んで辞退した。
橘曙覧と良寛は生きる姿勢が共通していると言われています。
本当の幸せとは何かを教えてくれた歌人といいます。
幕末の無名の歌人に
出会えたことに感謝しています。
導きに
合掌