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生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

聖書の言葉

2016-03-17 03:49:38 | 日記
今日は聖書を読んでいます。
幾つか感銘した言葉を紹介します。

「愛が欠けた人は無にひとしい」

信仰を持っていても愛が欠けているのならば、
その人は無にひとしい。

あらゆる財産を与え、この体さえ与えても、

人を愛さなければ無にひとしい。

愛は多くを赦(ゆる)し、慈悲に満ちている。
愛があるなら、ねたみはない。

誇ることもなく、礼を失しない。

自己の利益を求めず、怒らず、不正を喜ばない。

すべてを信じ、たえず希望に充ち、

いっさいに耐え忍ぶ。

このような愛が絶えることはない。

偉大なる愛。

「すべては言葉から始まった」

この世界の最初に存在したものは何か。

それは言葉であった。

言葉は神とともにあった。

この言葉が神自身であった。

この言葉によって、いっさいのものが創造されたのである。

創造されたもので、

何一つとして言葉以外によってつくられたものはない。

この言葉には生命があった。

人の光となる生命である。

この光は闇の中で輝いていた。


「口から出た言葉が人をけがす」

口から入るものは腹に入り、しまいには便所に落ちる。

では、人の口から出るものは何か。

言葉だ。

口から出る言葉は、

心から出たものだ。

口から出たその言葉が人をけがす。

悪だくみ、殺し、淫行、盗み、いつわり、罵倒や暴言。

これらは心から口に出て、人をけがしてしまうのだ。

「神が憂える人生の不条理と堕落」

次の二つのことが、

神の心を痛めてやまない。

勇士がみじめな晩年を

送らなければならないこと。

思慮分別のある人、

理解されずに軽蔑されていること。

しかし、次のことは神を怒らせる。

人がいつしか正義から罪の悪に移り染まっていくこと。

「神は必要なことはすべて与えてくださる」

おまえの主人は誰か。

おまえは誰を愛するのか。

金を愛するのか。

神を愛するのか。

いずれにしても、

人は二人の主人に仕えることはできない。

今の手元の金を惜しむから、

神を捨てるのか。

それほど金がだいじなのか。

明日やあさってに用いる金の心配で苦労しているのか。

しかし、いらぬ心配をするな。


神は、おまえに必要なことはすべて与えてくださるではないか。


心に染みる聖書の言葉


皆様にも届きますように。



合掌
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四人の旅人

2016-03-16 01:36:09 | 日記
インド昔話に四人の旅人があります。
 
四人は荒野を旅していました。


すると、ライオンの骨が散らばっているのを発見しました。

すると、第一の旅人は、それを拾い集めてライオンの骨格を作り上げました。


それを見た第二の旅人は、骨格に肉をつけ皮をつけました。

すると第三の旅人は、

よおし、わしが命を吹き込んでやろうといいました。


それを聞いた第四の旅人は、あわてて思いとどまらせようとしたのですが、

三人は互いに腕を競いあっているので聞き入れてくれません。

やむを得ず第四の旅人は高い木に登って難を避けざるを得ませんでした。

生き返ったライオンは三人を食い殺してしまいました。

というお話です。


今の話しに置き換えると、
核開発の様ではありませんか。

腕を競いあい、最後には核を使いたくなる。

人類滅亡の時を予言しているようです。

この危機を突破するのは、第四の旅人です。

それはその恐怖をしっている日本とか国連でしょうか。

核を持って競い会う国々へ思いとどませる叡知が必要とされています。

そのお話には、お釈迦様の教えがあります。

「国境の城は

内も外も共に

かたく守らる

かくのごとく
 
己をまもるべし

瞬間(またたき)もゆるがせにせざれ

さなくば

うれい悲しまん」

(法句経・地獄)

ライオン(核兵器)と四人の旅人の昔話は

まるで神からの預言のようでは、ありませんか。

愚かな人間に耳を傾けさせ、気づかせ


自然を神とする、

あらゆる宗教の教えの大切さを感じました。

叡知ある第四の旅人に

ならねば


合掌
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楽に生きる

2016-03-15 03:24:10 | 日記
昨晩の帰宅時の雨は、冷たく底冷えして体が震えて来ました。

さて、今日は楽に生きるための方法について述べたいと思います。

同僚の女性がよく物を落とすようで、

先日は半年分の定期を落としたと落胆していました。

さぞやショックな事でしょう。


私もスマホを落としたり、財布落としたりスリにあったりしますので。


最近は鈴や伸びる紐を付けています。

私の身体中からは、


鈴の音が絶えません。



年をとると耳も目も悪くなるし、


注意力も散漫になるので気をつけましょう。

「他人から被った損害

、予期せぬ損害を忘れ

、こだわらない

心をもちましょう」

(曹洞宗正山寺住職)

この言葉を彼女や同じ

く落胆している人に

贈りたいと思います。

許せないことや見逃すこと、

大目にみることが


できないことがあります。

しかし、そのこだわり

を捨てると

楽になるものです。

嫌なことは忘れましょう。

これも巡り合わせです。

いいことが、やってくると

信じれば気も楽になるものです。

さて、夜中に目覚めて

久しぶりに大好きな

ニーチェの言葉を読んでいます。


幾つか紹介します。

「人間的な善と悪」

悪とは何か。

人をはずかしめることだ。

最も人間的なこととは何か。

どんな人にも恥ずかしい思いをさせないことだ。

そして、人が得る自由とは何か。

どんな行為をしても、

自分に恥じない状態になることだ。


「理想や夢を捨てない」

理想を捨てるな。

自分の魂の中にいる英雄を捨てるな。

理想や夢は過去のことだったと、

青春の頃だったと、

なつかしむようになってはいけない。

今でも自分を高くすることをあきらめてはならない。

理想や夢を口にする

若者を嘲笑する心根を

持つようになってしまう。


よく生きるために、

理想や夢を決して忘れてはならない。

「本能という知性が命

を救う」

食事をしないと、体が弱り、やがて死ぬ。

睡眠が足りないと、
4日程度で糖尿病と変わらない状態になる。

まったく眠らないでいると、三日目から幻覚をみるようになる。


知性は私たちが生きていくのを助けてくれるが、


私たちは知性を悪用することもできる。

そして私たちは、

本能を動物的なもの、

野蛮のものとみなしがちだが、

本能は確実に私たちの生命を救う働きだけをする。

本能は大いなる救済の

知性であり、

誰にでも備わっているものだ。

だから、本能こそ知性の頂点に立ち、


最も知性的なものだと言えるだろう。

私は若いときから、

自由奔放に生きて来たから、

本能のままに生きていると言われてました。



あまりいい響きでない

イメージを抱いていました。

しかし、ニーチェの

言葉に救われた、

理解された気持ちになったものです。

食べたいものを食べ、

行きたい所に行き、

楽しみたいものを楽しむ。

まさに本能は生きるための知性だと思います。

私の本能は小さな可愛いものです。

人生楽に生きましょう。

合掌

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孔子の言葉

2016-03-14 03:05:12 | 日記
今日は孔子の言葉をお借りしたいと思います。

「どこにいっても重宝

される人間になる方法」

おごる気持ちを捨て、いつも謙虚であること。

仕事は慎重に、かつ丁寧にたずさわり、人との交わりでは真摯(しんし・真面目で熱心なこと)であること。

このような生き方をしていれば、


どんな所へ行こうとも、その土地で必ず重宝される人になるだろう。

毎月たくさんの人が辞めて行きます。

旅立つ人に、この言葉を贈ります。


「人に認めてもらえな

いと嘆くより努力せよ」

地位を得ることができないと、くよくよしているのか。

その地位にふさわしい実力が本当に備わっているのか

考えたことはないのか。
誰も自分を認めてくれないと嘆くのか。

嘆くよりも努力せよ。

誰の目にもはっきりわかる実績が、

現れるよう努め励め。


地位を得ても実力がないと苦労します。

私も孔子の言葉に賛成です。

まずは実力、実績が備わるよう努力することが一番だと思います。

今日も善き日になりますように。

合掌
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利行は一法なり

2016-03-13 17:01:26 | 日記
アメリカでの話。
満員のバスに一人の婦人が重そうな荷物を持って乗りましたが、座席がないので立っておりました。

頑丈な紳士や元気な学生達も、誰一人として席を譲ろうとしません。

運転手は、バックミラーをのぞいていました。

たまりかねて、「奥さん、席がなくてお困りでしょう。
僕が立ちますから、ここへおかけください」

と言って、さらに乗客に向かって、

「みなさん、僕が席を離れるとバスはいつまでも動きませんよ」と言いましたので、

乗客は驚いて、あちこちで席を譲ろうと立ち上がりました。

運転手はそれを見て、

「奥さん、おかけください。

皆さん、御協力ありがとうございます」と

言って運転を続けたといいます。

(リーダーズ・ダイジェスト)


他人に席を譲れば自分が損をするとでも思って誰も立たないでいると、

社会の動きが止まってしまいます。

「利行は一法なり」


自らを生かそうとするならば、他と共に生きることである。

他を生かさずして自らを生かすことはできないという禅語。

時には自らの利益を度外視して、社会に奉仕することで、生き甲斐を感ずるものです。


それにしても、バスの運転手の勇気に感銘しました。


見習いたいものです。


合掌
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